2022年10月13日にNetflixで独占配信されたドラマ『ザ・ウォッチャー』についての解説です。
「アメリカン・ホラー」のライアン・マーフィーと「ダーマー」のイアン・ブレナンが共同脚本を務めました。
物語のベースは実話を基にしていたのです。どんな事件だったのでしょうか。
ドラマのあらすじ、キャスト、ネット上の感想を調査してみました。
『ザ・ウォッチャー』あらすじ
郊外の一軒家に引っ越してきたブラノック家。
理想のマイホームを手に入れ、これから幸せな日々を過ごすはずだった。
そんなある日、差出人不明の脅迫めいたてがみを受け取ります。
自らを「ウォッチャー」と名乗るその人物は「常に監視をしている」と語ってきます。
ディーンは探偵を雇い差出人の調査を始めます。
調査を進めるうちに、「ウォッチャー」からの手紙が次第に子どもたちへ向けられた内容になっていくのでした。
果たして、ブラノック一家が購入した家には何があったのでしょうか。
『ザ・ウォッチャー』のキャスト
ドラマ『ザ・ウォッチャー』のキャストについてみていきましょう。
ノラ・ブラノック役 ナオミ・ワッツ
ノラを演じるのは、女優のナオミ・ワッツです。
1986年に女優デビューをしました。
ブレイクのきっかけは、2001年に公開の『マルホランド・ドライブ』に出演をしたことでした。
その後、日本の映画『リング』のアメリカ版リメイク作品『ザ・リング』に出演をして注目を集めます。
代表作としては、2003年に公開の『21グラム』や2005年に公開の『キング・コング』などがあります。
ディーン・ブラノック役 ボビー・カナヴェイル
ディーンを演じるのは、俳優のボビー・カナヴェイルです。
1999年に放送の『サード・ウォッチ』で俳優デビューをしました。
ブレイクのきっかけは、2004年に放送の『ふたりは友達? ウィル&グレイス』に出演をしたことでした。
このドラマでプライムタイム・エミー賞でゲスト俳優賞を受賞しました。
代表作としては、2015年に公開の『アントマン』シリーズや2017年に公開の『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』などがあります。
エリー・ブラノック役 イザベル・グラヴィット
エリーを演じるのは、女優のイザベル・グラヴィットです。
2013年に公開の『House Call』で女優デビューをしました。
その後、2016年に放送の『アメリカン・ハウスワイフ』に出演をします。
代表作としては、2017年に公開の『フェリーニに恋して』や2020年に放送の『リトル・ファイアー〜彼女たちの秘密』などがあります。
テオドラ役 ノーマ・ドゥメズウェニ
テオドラを演じるのは、女優のノーマ・ドゥメズウェニです。
2001年に舞台女優として芸能界入りをします。
2005年には「ローレンスオリヴィ賞」を受賞するなど、舞台を中心に活動をしていました。
ブレイクのきっかけは、2015年の舞台『ハリー・ポッターと呪われた子供』でハーマイオニー役を演じたことでした。
代表作としては、2018年に放送の『ブラック・アース・ライジング』や2021年に放送の『メイド・フォー・ラブ 』などがあります。
ジョン・グラフ役 ジョー・マンテロ
ジョンを演じるのは、俳優のジョー・マンテロです。
1989年に芸能界入りをします。
その後、2003年に監督した『テイク・ミー・アウト』ではトニー賞演劇演出賞を受賞しています。
俳優としては、2014年に放送の『ノーマル・ハート』や2020年に放送の『ハリウッド』などに出演をしています。
パール役 ミア・ファロー
パールを演じるのは、女優のミア・ファローです。
1959年に芸能界入りをします。
ブレイクのきっかけは、1968年に公開の『ローズマリーの赤ちゃん』 に出演をしたことでした。
この映画でゴールデン・グローブ賞で主演女優賞にノミネートされます。
代表作としては、1978年に公開の『ナイル殺人事件』や1986年に公開の『ハンナとその姉妹』などがあります。
ジャスパー役 テリー・キニー
ジャスパーを演じるのは、俳優のテリー・キニーです。
1985年に芸能界入りをします。
ブレイクのきっかけは、1997年に放送の『OZ/オズ』にメインキャストとして出演をしたことでした。
代表作としては、2016年に放送の『グッド・ビヘイビア』や2019年に公開の『テッド・バンディ』などがあります。
『ザ・ウォッチャー』の注目ポイント
ドラマ『ザ・ウォッチャー』の注目ポイントやネット上の感想についてみていきましょう。
『ザ・ウォッチャー』は衝撃の実話だった
Netflixドラマのザ・ウォッチャー、かなりミステリアスな終わり方をしててかなり真相が気になってる
現在も未解決のままでニュージャージーにあるウォッチャーハウスの実話に基づいたドラマらしい..現在も未解決.. pic.twitter.com/bPwVlRzhdS— て̲ぃ̲え̲ぴ̲ 🐶🦇 (@_th1610ff_) October 23, 2022
ドラマ『ザ・ウォッチャー』は実話を基に製作をされています。
2018年にニューヨークタイムズ紙に掲載された『The Haunting of a Dream House』という記事に掲載された実際に起こった未解決事件だったのです。
2014年6月にマリアとデレク・ブローダスは、ニュージャージー州ウェストフィールドの657番地に一軒家を購入しました。
購入して暫くして、一通の手紙が届いたのです。
差出人には「ウォッチャー」という匿名のみがあり『長年に渡ってこの家を見守り続けてきた』という内容だったそうです。
次第に、ブローダス一家に届く手紙は敵対的な内容になり、3人の子どもにまで危険が及びかねない状況だったとか。
ブローダス一家は、657番地の一軒家に引っ越すことなく、貸し出しました。
その後、2019年に959000ドルで売却をしたそうです。
ちなみに、差出人の「ウォッチャー」という人物は、ウェストフィールド警察やユニオン郡検察庁、探偵などが身元の調査を行ないましたが、発見できなかったと言います。
実際に起きた実話だったというのは、怖いですね。
1話45分×7話構成で観やすい
ドラマ『ザ・ウォッチャー』は、1話45分×7話構成で観やすいです。
新居に届く謎の手紙が引き金となり、次第に近所の誰もが怪しく見えて、謎が謎を呼びます。
特に、隣人の気味悪さはまさにホラーです。
未解決事件をベースしていますが、しっかりとラストの結末がついており納得できます。
ドラマの序盤では、豪華な部屋も物語が進むにつれて薄気味悪く見えてくるもの見どころと言えますね。
『ザ・ウォッチャー』ネット上の感想
ネット上の感想についてみていきましょう。
ザ・ウォッチャー #Netflix
全7話で実話ベースのオリジナルサスペンスドラマ。納得いかないところも有るけど続きが気になって久しぶりにドラマ完走しました。隣人が不気味な人ばかりでみんないい味出してます。ラストは皮肉な事に夫婦ともに…になってしまった?娘役の子がメチャ美人です。 pic.twitter.com/kUZMqwVX0T
— 影丸 (@7qmvtdmyZJLGxzt) October 23, 2022
Netflixドラマ『ザ・ウォッチャー』観終えた。結構好き!実際の事件にインスパイアされた7話完結の物語。未解決事件ゆえに謎解き部分の消化不良はあるけど、何を信じるかで揺れ動く心理描写はまさに社会の縮図。家の建築美とナオミ・ワッツはじめとしたファッションセンスの良さもいい。面白かった! pic.twitter.com/HmzNwzOOWF
— まめもやし (@mamemo843) October 20, 2022
ネット上では、イッキ見をしたという意見が多く挙がっていました。
『ザ・ウォッチャー』まとめ
2022年10月13日にNetflixで独占配信されたドラマ『ザ・ウォッチャー』のあらすじ、キャストを調査してみました。
物語は、2014年6月にニュージャージー州ウェストフィールドの657番地を購入したブローダス一家の未解決事件を基にしています。
謎の差出人の「ウォッチャー」という人物は、ウェストフィールド警察やユニオン郡検察庁、探偵などが身元の調査を行ないましたが、発見できなかったそうです。
ドラマでは未解決事件をベースしていますが、しっかりとラストの結末がついており納得できます。
ネット上でも1話45分×7話構成でイッキ見をしたという意見が多く挙がっていました。