2022年11月24日にNetflixで独占配信されたドラマ『First Love 初恋』についての解説です。
世界的なアーティストの宇多田ヒカルの名曲の「First Love」と「初恋」にインスパイアをされて製作をされた20年もの初恋を描いたラブストーリーです。
ドラマ『First Love 初恋』のあらすじ、キャスト、ネット上の感想を調査してみました。
『First Love 初恋』あらすじ
1990年の北海道。
野口也英はクラスでも人気の存在でした。
同級生の並木晴道は、そんな也英に告白をして付き合うことになります。
大学に進学した晴道は、自衛隊の航空学生に。
也英は、フライトアテンダントとして忙しい日々を送っていました。
そんなある日、也英が不慮の事故に遭ってしまいます。
二人は別々の道を歩むことになります。
あるできごとがきっかけで再会を果たしますが…
1990年代後半とゼロ世代、そして現代の3つの時代が交錯し、20年にも渡る忘れられない初恋を描いたラブストーリーです。
『First Love 初恋』の監督・キャスト
ドラマ『First Love 初恋』の監督・キャストについてみていきましょう。
監督・脚本:寒竹ゆり
監督・脚本を務めるのは、寒竹ゆりです。
2004年にラジオドラマ『ラッセ・ハルストレムがうまく言えない』で脚本家デビューをしました。
その後、2009年に公開の『天使の恋』で監督デビューをします。
代表作としては、2012年に公開の『ケランハンパン』や2014年に放送の『おわらないものがたり』などがあります。
野口也英役:満島ひかり
也英を演じるのは、女優の満島ひかりです。
1997年に「Folder」のメンバーとして芸能界入りをします。
その後、「Folder」から「Folder5」として再デビューをします。
ブレイクのきっかけは、2009年に公開の『愛のむきだし』に出演をしたことでした。
2010年に公開の『川の底からこんにちは』でヨコハマ映画祭主演女優賞とエランドール賞新人賞を受賞します。
代表作としては、2010年に公開の『悪人』や2017年に放送の『カルテット』などがあります。
野口也英(高校時代):八木莉可子
也英の高校時代を演じるのは、女優の八木莉可子です。
2015年にモデルとして芸能界入りをします。
その後、2016年にポカリスエットのCMに起用され注目を集めました。
女優としては2017年に放送の『&美少女 NEXT GIRL meets Tokyo』で主演を務めています。
代表作としては、2020年に放送のラジオドラマ『君を探す夏』や2021年に放送の『キャンパスで会おう!』などがあります。
並木晴道役:佐藤健
晴道を演じるのは、俳優の佐藤健です。
2006年に放送されたドラマ『プリンセス・プリンセスD』に出演して芸能界入りを果たします。
2007年に仮面ライダーシリーズ『仮面ライダー電王』で一躍有名になりました。
その後、2012年に公開された『るろうに剣心』や2014年『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』ではまり役となりました。
2017年の『8年越しの花嫁 奇跡の実話』で第41回日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞しました。
現在ではYouTuberとしても活動をしており、マルチに活動をしています。
並木晴道(高校時代):木戸大聖
晴道の高校時代を演じるのは、俳優の木戸大聖です。
2017年に芸能界入りをします。
その後、2018年に『おとうさんといっしょ』にレギュラー出演をします。
代表作としては、2022年に放送の『家族の写真』や2022年に公開の『大怪獣のあとしまつ』などがあります。
有川恒美役:夏帆
恒美を演じるのは、女優の夏帆です。
2003年に芸能界入りを果たします。
三井不動産販売の『三井のリハウス』11代目リハウスガールとなり、2004年に放送されたドラマ『ケータイ刑事 銭形零』で初主演を演じました。
2007年に公開された映画『天然コケッコー』での演技が高い評価を得て、多数の新人賞を受賞し一躍有名になりました。
2015年に公開された映画『海街diary』で日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞しました。
最近では、2020年に公開された映画『ブルーアワーにぶっ飛ばす』で第43回高崎映画祭最優秀主演女優賞を受賞しています。
並木優雨役:美波
優雨を演じるのは、女優の美波です。
2000年に映画『稲川淳二の呪界』で女優デビューをしました。
その後、2002年に公開の『惨劇館 夢子』で主演を務めます。
女優だけではなく、資生堂化粧品『マジョリカ・マジョルカ』やファッション誌『mina』などのモデルとしても活躍をしています。
代表作としては、2012年に放送の『トッカン 特別国税徴収官』や2020年に公開の『ばるぼら』などがあります。
占部旺太郎役:濱田岳
旺太郎を演じるのは、俳優の濱田岳です。
1998年に子役としてデビューをしました。
2004年に放送の『3年B組金八先生』で本格的に俳優デビューをします。
ブレイクのきっかけは、2008年に公開の『アヒルと鴨のコインロッカー』に出演をしたことでした。
この映画で第22回高崎映画祭で最優秀主演男優賞を受賞しています。
代表作としては、2015年に放送の『釣りバカ日誌〜新入社員 浜崎伝助〜』シリーズや2016年に公開の『信長協奏曲』などがあります。
向坂行人役:向井理
行人を演じるのは、俳優の向井理です。
2006年に芸能界入りをします。
ブレイクのきっかけは、2008年に放送の『ママさんバレーでつかまえて』に出演をしたことでした。
その後、2010年に放送の『ゲゲゲの女房』で第66回ザテレビジョンドラマアカデミー賞で助演男優賞をはじめ数多くの賞を受賞し注目を集めました。
代表作としては、2016年に公開の『RANMARU 神の舌を持つ男』や2019年に放送の『わたし、定時で帰ります。』などがあります。
『First Love 初恋』の注目ポイント
ドラマ『First Love 初恋』の注目ポイントやネット上の感想についてみていきましょう。
監督は宇多田ヒカルと同学年
ドラマ『First Love 初恋』の監督を務めた寒竹ゆりは1982年生まれの宇多田ヒカルと同学年です。
宇多田ヒカルは、1998年に15歳でデビューを果たし、1stアルバム『First Love』は累計売上が765万枚を超えるなど社会現象になりました。
インタビューで寒竹ゆり監督は、宇多田ヒカルを「ヒーロー」のような存在と表現をしています。
そして、20年後の2018年にリリースされた「初恋」で再び寒竹ゆり監督は衝撃を受けたそうです。
ドラマの脚本を書くにあたって「ただのラブストーリーにしたくなかった」と明かしています。
それは、実際に1970年前半~1980年までに生まれた世代は「ロスジェネ世代」と呼ばれ就活で苦しんだ世代とも言えます。
さらに、1993年~2005年にかけては「就活氷河期世代」に突入するなど、楽しいことばかりではない現実を表現したかったといいます。
宇多田ヒカルと等身大世代だからこそ描けた物語だったのですね。
『First Love 初恋』のロケ地
ドラマ『First Love 初恋』のロケ地は、北海道の大自然から始まります。
通常ドラマの撮影期間は3か月ですが『First Love 初恋』では8か月間も費やしているのです。
それは、ドラマの中で1990年代後半、2000年代、そして現代という3つの年代で構成されているので四季折々の映像美を映し出しています。
北海道をメインとして10都道府県、250ヶ所を超えるロケ地で撮影が行われたそうですよ。
撮影時期は、丁度コロナ禍で行動制限があったそうですが、移動できる限界まで撮影を行っていたとか
ネット上でも「宇多田ヒカルと映像美がマッチしていて感動した」と高評価を得ていました。
Netflix配信の「First Love初恋」
地元小樽がロケ地になっていて、この好きな場所が素敵なシーンに使われていて嬉しいな。 pic.twitter.com/z64L228nzB— KM(ケイム) (@kansuke_murata) December 13, 2022
firstlove、ロケ地巡りました!インタビューの時に行かれた定食屋さんでは健さんと握手したというおばちゃんと握手できて、間接的だけどそれでも健さんを感じられて、 #ちょいハピ です!!❤️#たけてれ pic.twitter.com/F3Uol7M7rA
— ちゃみー (@aaaaAchamyyy321) December 6, 2022
ネット上の感想
ネット上の感想についてみていきましょう。
ここ何年かで1番素敵な作品を見れた気がしたFirst Love初恋 pic.twitter.com/j6Lrxo9Acz
— momona🍑모모나 (@momona_919) December 2, 2022
高校生の也英と晴道
初めて知った恋が嬉しくて楽しくて一緒にいるだけで自然に笑い合えて幸せな様子が物凄く伝わる。眩しい初恋が手に取るように分かる。
八木莉可子ちゃんと木戸大聖くんの笑い方がこの上なく可愛くて尊い。この2人が本当に凄い。
#FirstLove初恋 #FirstLove pic.twitter.com/0s3sEyRMeO— KiKi (@v_telepathy) November 24, 2022
主人公の二人の高校時代を演じた八木莉可子と木戸大聖の演技が素晴らしかったと高評価を得ていました。
まとめ
2022年11月24日にNetflixで独占配信されたドラマ『First Love 初恋』のあらすじ、キャストを調査してみました。
宇多田ヒカルの名曲の「First Love」と「初恋」にインスパイアをされて製作をされた20年もの初恋を描いたラブストーリーです。
監督の寒竹ゆりは、宇多田ヒカルと同学年でドラマの脚本を書くにあたって「ただのラブストーリーにしたくなかった」と明かしています。
撮影は8か月間で北海道をメインとして10都道府県、250ヶ所を超えるロケ地で撮影が行われたそうです。
ネット上では、主人公の二人の高校時代を演じた八木莉可子と木戸大聖の演技が素晴らしかったと高評価を得ていました。