2018年に放送された韓国ドラマ「空から降る一億の星」についての解説です。
本作は、2002年に放送されたフジテレビ月9ドラマ「空から降る一億の星」を韓国版としてリメイクした作品です。
主演はソ・イングクとチョン・ソミンが務めています。
ドラマのあらすじ、キャスト、ネット上の感想について調査してみました。
『空から降る一億の星』あらすじ
広告デザイナーとして務めるユ・ジンガンは、20歳の離れた兄のユ・ジングクと二人で暮らしていました。
ある日、親友から陶芸展へ招待され、そこでビール会社に勤務するキム・ムヨンと出会います。
ムヨンは孤児院で育ち誰に心を開くことがなくすべてを自分のコマだと思っていました。
そんなムヨンは、ジンガンに積極的にアプローチをします。
ジンガンの自分勝手なところに最初は戸惑い衝突をしていましたが、次第に心に秘められた優しさを知り惹かれます。
しかし、兄のジングクはムヨンに近付くのを反対するのでした。
ムヨンには、ジンガンと同じ火傷があり、昔の記憶もありません。
果たして、ムヨンの記憶が戻ったとき、二人の運命はどうなるのでしょうか。
『空から降る一億の星』のキャスト
ドラマ『空から降る一億の星』のキャストについてみていきましょう。
キム・ムヨン役 ソ・イングク
ムヨンを演じるのは、俳優のソ・イングクです。
2009年頃から芸能界入りを果たし、歌手デビューをしています。
その年の「2009年DMA男性新人賞」を受賞するなど注目を集めました。
2012年に放送されたドラマ「ラブレイン」で俳優デビューをします。
同年に放送されたドラマ「応答せよ1997」で主役に抜擢され一躍有名になりました。
2014年には日本でも歌手デビューをしています。
代表作としては、2016年に放送されたドラマ「元カレは天才詐欺師♡~38師機動隊~」や2016年に放送されたドラマ「「ショッピング王ルイ」」などを挙げることができます。
ユ・ジンガン役 チョン・ソミン
ジンガンを演じるのは、女優のチョン・ソミンです。
2010年に放送のドラマ「赤と黒」で女優デビューをしました。
同年に放送の「イタズラなKiss〜Playful Kiss」でヒロインを演じて注目を集めます。
代表作としては、2017年のドラマ「適齢期惑々ロマンス~お父さんが変!?~」や2017年の映画「パパとムスメの7日間」などを挙げることができます。
ユ・ジングク役 パク・ソンウン
ジングクを演じるのは、俳優のパク・ソンウンです。
1997年に映画「ナンバー3」で俳優デビューをしました。
ブレイクのきっかけは、2007年に放送の「太王四神記」に出演をしたことでした。
代表作としては、2015年に放送の「リメンバー~記憶の彼方へ~」や2017年に公開の「スウィンダラーズ」などを挙げることができます。
ペク・スンア役 ソ・ウンス
スンアを演じるのは、女優のソ・ウンスです。
2016年に芸能界入りをします。
同年に放送の「嫉妬の化身」でテレビドラマデビューをしました。
代表作としては、2018年に放送の「TOP MANAGEMENT」や2019年に放送の「ホテルデルーナ」などを挙げることができます。
チャン・セラン役 キム・ジヒョン
セランを演じるのは、女優のキム・ジヒョンです。
2004年に舞台女優として芸能界入りをします。
2008年に放送の「新・ソウルトゥッペギ」でテレビドラマデビューをしました。
ブレイクのきっかけは、2017年に放送の「刑務所のルールブック」に出演をしたことでした。
代表作としては、2019年に放送の「ジャスティス-復讐という名の正義-」や「緑豆の花」などを挙げることができます。
ノ・ヒジュン役 ホンビン(VIXX)
ヒジュンを演じるのは、元VIXXメンバーのホンビンです。
2012年に「VIXX」メンバーとしてデビューをしました。
2020年に脱退をしました。
俳優としては2014年に放送の「気分の良い日」で俳優デビューをしました。
その後、2018年にはドラマ「きらきら聞こえる」で主演を務めて一躍有名になりました。
『空から降る一億の星』の注目ポイント
ドラマ『空から降る一億の星』の注目ポイントやネット上の感想についてみていきましょう。
キムタク・さんまドラマを完全リメイク
原作は、2002年にフジテレビの月9で放送をされた「空から降る一億の星」です。
主演は、木村拓哉と明石家さんまのW主演です。
このドラマで二人は初共演をしています。
平均視聴率は22.6%で、関西では視聴率が30%を超えるほどの人気作品でした。
一方で、韓国版では初回が「3.9%」ですが、その後は2%台と低迷。
平均視聴率は2.66%でした。
キムタクが演じた片瀬涼は、韓国版ではソ・イングクが演じています。
ソ・イングクが今作への出演を決めた理由は、監督のユ・ジェウォンの魅力だそうです。
日本版の豪華キャストや有名な作品のためプレッシャーは大きかったそうですが、台本を呼んで韓国ならではのカラーで、再解釈できるストーリーだったため出演を決意したと言います。
キムタクが演じた片瀬涼という人物を演じるにあたっては、演じるのが難しかったそうです。
ムヨンと関わっていくうちに少しずつ人間味を取り戻してくるのです。そういった人格を維持しながら人との相対性を表現するのが苦労したと明かしていました。
韓国版と日本版はラストが違う!?(ネタバレ)
日本版とはまた違った韓国らしいラストが話題を呼んでいます。
ちなみに日本版のラストのネタバレですが、涼の父親は、お金に困り犯罪を犯します。
完三は一人で涼の父親を追い詰めました。そっさに、涼の父親が襲ってきたため射殺してしまいます。
当時、5歳だった涼と妹の優子は、父親へ駆け寄ろうとして優子が転びやかんを倒してしまいます。
涼はとっさに優子に覆いかぶさり火傷を負ったのです。
二人は病院へ運ばれましたが、涼は火傷と父親を目の前で殺されたショックから記憶喪失になり、病院から逃げ出します。
そのまま行方不明になり孤児院で育ったのでした。
優子は完三が引き取り兄妹として育てたのです。
優子は、涼が父親を殺された復讐をしようと自分に近付いたと勘違いして、涼を射殺してしまいます。
その後、涼の手紙を読み、自分を愛していたことを知り、涼の死体を乗せたボートで湖へいきます。
そこで、自らも自殺をするのでした。
かなり悲しいラストですが、果たして韓国版ではどのような結末を無前るのでしょうか。
ネット上の感想
ネット上の感想についてみていきましょう。
見たいと思っていた
韓国ドラマ
『空から降る一億の星』
見終わった😊
昔キムタクで見てたけど
ラストも違うし
奥深くすんなり見れた🤔
ソ・イングク
何故人気なんだろうと思ってたけど引き込まれる☺️
イ・ジョンソクもそうだったけど最初何故?から
出演しているドラマを見たくなる俳優さん🤗 pic.twitter.com/1zMag1WK57— オッチ (@xx8118xxx) March 29, 2021
空から降る一億の星
韓国版がよかったから日本版も期待して見てたんだけど最後全然違うんだね!かなりショックな真実と衝撃的なラストでした…
韓国版のリメイクのほうが個人的には好きです! pic.twitter.com/VUXXPbHphH— イリ (@BDWnzYAusMalRDa) April 13, 2020
日本版よりも韓国版の方が好きという意見が多く挙がっていました!
まとめ
2018年に放送された韓国ドラマ「空から降る一億の星」のあらすじ、キャストについて調査してみました。
2002年に放送されたフジテレビ月9ドラマ「空から降る一億の星」を韓国版としてリメイクした作品で、主演はソ・イングクとチョン・ソミンが務めています。
日本版のラストでは、優子が涼を殺害して、自殺してしまうという悲劇的なものでした。
しかし、ソ・イングクはインタビューで「韓国ならではのカラーで、再解釈できるストーリー」と明かしています。
ネット上では、日本版よりも韓国版のラストの方が好きだという意見も挙がっていました。
日本の名ドラマが韓国でリメイクされるというのは、とてもうれしいことですよね。
ぜひ、日本版と見比べて観るのはいかがでしょうか。