2022年4月10日からNetflixで独占配信されている韓国ドラマ『私の解放日誌(原題:나의 해방일지)』についての解説です。
田舎に住む3兄妹の退屈な日々からの解放と、ミステリアスな男との関係を描いたヒューマンドラマです。
ドラマの相関図、あらすじ、キャスト、ネット上の感想について調査してみました。
『私の解放日誌』あらすじ
夢もプライドもない3兄妹の長男のヨム・チャンヒ。
愛されたいと思う長女のヨム・ギジョン。
内気で何事にも無気力な末っ子のヨム・ミジョン。
そんな退屈な日々を送っていた3人の前に、よそ者のクという人物が現れます。
クは苗字以外不明で毎日酔っぱらっています。
正体不明な男・クとの出会いがそれぞれの硬く閉ざされた心に変化を与えていくのです。
『私の解放日誌』相関図
ドラマ『私の解放日誌』の相関図がこちらです。
『私の解放日誌』のキャスト
ドラマ『私の解放日誌』のキャストについてみていきましょう。
ヨム・チャンヒ役 イ・ミンギ
チャンヒを演じるのは、俳優のイ・ミンギです。
2005年に放送の『がんばれ!クムスン』で本格的に俳優デビューをしました。
同年にMBC演技大賞で新人賞を受賞します。
2018年にはドラマ『キム秘書はいったい、なぜ?』でキム・ヨンマンの若い頃を演じて注目を集めました。
代表作としては、2019年に放送の『みんなの嘘』や2021年に放送の『Oh!ご主人様』などが挙げられます。
ヨム・ミジョン役 キム・ジウォン
ミジョンを演じるのは、女優のキム・ジウォンです。
2008年ドラマ『ミセス・サイゴン』で女優デビューを果たしました。
ブレイクのきっかけは、2016年に放送されたドラマ『太陽の末裔』に出演をしたことでした。
このドラマでKBS演技大賞新人賞や第5回アジア太平洋スターアワード最優秀助演女優賞など数多くの賞を受賞しました。
代表作としては、2017年に放送の『サム、マイウェイ〜恋の一発逆転!〜』や2020年に放送の『都会の男女の恋愛法』などが挙げられます。
ヨム・ギジョン役 イ・エル
ギジョンを演じるのは、女優のイ・エルです。
2009年に『よくできました』で女優デビューをしました。
ブレイクのきっかけは、2016年に放送の『トッケビ』に出演をしたことでした。
代表作品としては、2018年に放送の『花遊記』や2019年に放送の『悪魔がお前の名前を呼ぶ時』などを挙げることができます。
ク役 ソン・ソック
クを演じるのは、俳優のソン・ソックです。
2017年から芸能界入りを果たし、ドラマ『Sense8』で本格的に俳優デビューをします。
2018年に放送された人気ドラマ「スーツ」で注目を集めました。
代表作品としては、2018年に放送されたドラマ『マトリモニアルカオス』や2019年に公開された映画『スピード・スクワッドひき逃げ専門捜査』などが挙げられます。
チョ・テフン役 イ・ギウ
テフンを演じるのは、俳優のイ・ギウです。
2003年に公開の『クラシック』で俳優デビューをしました。
ブレイクのきっかけは、2019年に『ドクター探偵』に出演をしたことでした。
このドラマで主演を務めています。
代表作としては、2011年に放送の『美男<イケメン>ラーメン店』や2017年に放送の『品位のある彼女』などが挙げられます。
チ・ヒョナ役 チョン・へジン
ヒョナを演じるのは、女優のチョン・へジンです。
1998年に芸能入りをします。
ブレイクのきっかけは、2009年に放送の『家門の栄光』に出演をしたことでした。
その後、同年に放送の『あなた、笑って』で共演したイ・チョニと2011年に結婚をしました。
代表作としては、2010年に放送の『オー!マイレディ』や2018年に放送の『マザー』などが挙げられます。
『私の解放日誌』の注目ポイント
ドラマ『私の解放日誌』の注目ポイントやネット上の感想についてみていきましょう。
キャスト陣が凄い
ソン・ソック、キム・ジウォン、イ・ミンギなど豪華俳優陣が出演をしています。
特に、高い評価を得ているのがミステリアスな男・クを演じた俳優のソン・ソックです。
苗字である『ク』という名前以外謎のよそ者を演じています。
酒豪のクは、毎晩焼酎を2本飲み、寡黙でヨレヨレのシャツを着てびっきらぼうな口調が特徴的です。
そんなクがキム・ジウォン演じるミジョンと出会い少しずつ変化していきます。
無表情だったクが、ミジョンだけに見せる笑顔やミジョンを気遣う素振りなど物語が進むにつれてクという人物が掘り下げられていきます。
「私の解放日誌」ep6
クさんが
笑った!!!!!
少しずつ距離が縮まる感じ…
駅にお迎えに来てるシーンくぅぅ(//∇//)
…………(//∇//)❤︎
チョロすぎ…自分🙄笑
— だみ@韓ドラ垢 (@Th2YIUeTKvDU8Jt) May 13, 2022
ネット上でもクの魅力にドハマりする視聴者が続出していました。
共感できる描写
ドラマ『私の解放日誌』では、毎回大きな進展はありませんが誰もが共感できるちょっとした描写が多く登場します。
例えば、毎朝、満員電車に乗り車窓から見える「今日はきっと良い日になる」という宣言ポスターがあり、ミジョンは無感情で毎日眺めています。
会社では同僚たちとは馴染めず、上司からも認めて貰えず、彼氏には借金を作られ『愛している』と言われても実感が湧きません。
ミジョンは、クに『愛してくれるだけじゃあ足りない。私を崇めてほしいの』と言うのです。
「崇める」というセリフはとても斬新だと思いました。
登場キャラクターがそれぞれ抱えている悩みや葛藤の心の機微を描いた作品だといえます。
自分の中の劣等感や過去の負の感情とリンクして、物語が進むにつれて浄化されていき、ドラマを観終わったあとは不思議な浮遊感に包まれます。
ネット上の感想
ネット上の感想をみていきましょう。
私の解放日誌深すぎる名作だ・・・
— まじゅ🍑| 韓国情報メディア編集長 (@xxx_xoxo10) May 12, 2022
私の解放日誌、やっと追いついたけど既に名作すぎる🥺
めちゃくちゃリアルで自分自身思い当たる感情が苦しくもあるけど共感出来て、見ながら絶対慰めになってくれるそんなドラマな気しかしない!!— くら (@kdrama_gh) April 21, 2022
名作として早くも呼び声高い作品です。
『私の解放日誌』まとめ
2022年4月10日からNetflixで独占配信されている韓国ドラマ『私の解放日誌』のあらすじ、キャストを調査してみました。
田舎に住む3兄妹の退屈な日々からの解放とミステリアスな男との関係を描いたヒューマンドラマで、主演をキム・ジウォン、イ・ミンギ、ソン・ソックなど実力派俳優が出演をしています。
特に、ミステリアスな男のクを演じたソン・ソックの演技に魅了される視聴者が続出していました。
さらに、毎回大きな進展はありませんが誰もが共感できるちょっとした描写が多く登場します。
登場キャラクターがそれぞれ抱えている悩みや葛藤の心の機微を描いた作品として高評価を得ていました。