2021年2月20日から韓国TVNで放送されたドラマ『ヴィンチェンツォ』がNetflixで放送がスタートしました。
組織を追われたマフィア弁護士が変わり者の悪徳弁護士と共に、悪は悪を持って制していく痛快サスペンスドラマです。
ドラマのあらすじ、キャスト、ネット上の感想を調査してみました。
『ヴィンチェンツォ』あらすじ
ヴィンチェンツォ・カサノは、8歳の時に養子縁組でイタリアへ移住し、それ以来、イタリアのマフィア「カサノファミリー」の相談役(コンシリエーレ)として務めていました。
ヴィンチェンツォの養父でマフィアのボスだったファビオの遺言を実行するため、ボスの兄弟分の殺したエミリオとの交渉が決裂すると、ぶどう園を焼き払ってしまいます。
ボスの長男から暗殺者を送られますが、返り討ちにしてイタリアから韓国へと向かいました。
ヴィンチェンツォは、5年前に大富豪のワンから15トンもの金塊を隠して欲しいと依頼され、古いビルの地下に隠していたことを思い出します。
金塊を回収する目的で、帰国したヴィンチェンツォを待っていたのは、タクシー詐欺に遭います。また金塊がある会社は、雑居ビル「クムガ・プラザ」となり現在は違法な手段で開発を進めるバベル建設が牛耳っていたのです。
一方で、ウサン法律弁護士の敏腕弁護士であるホン・チャヨンは、バベル製薬の裁判を担当していました。
違法な手段で裁判に勝つバベル製薬のやり方に違和感を覚えて始めます。
そんな二人が、出会いクムガ・プラザの住人たちと、凶悪な企業を相手に悪を持って制すため立ち上がります。
『ヴィンチェンツォ』のキャスト
ドラマ『ヴィンチェンツォ』のキャストについてみていきましょう。
ヴィンチェンツォ・カサノ役 ソン・ジュンギ
見た目は、韓国人ですがイタリア男で、高級スーツ、パスタをこよなく愛し、イタリアの芸術、文化を大事にしています。
時より、イタリア語の名言が出てしまいます。やられたらやり返す復讐主義者です。
ヴィンチェンツォ・カサノを演じるのは、俳優のソン・ジュンギです。
2008年に公開された映画「霜花店 運命、その愛」で俳優デビューをします。
2010年に放送されたドラマ「トキメキ☆成均館スキャンダル」で一躍有名になりました。
2013年に入隊して、2015年に除隊後に出演した「太陽の末裔」が日本でも人気を集めました。
プライベートでは、太陽の末裔で共演したソン・ヘギョと結婚をしましたが、2019年に離婚をしました。
ホン・チャヨン役 チョン・ヨビン
ウサン法律事務所で悪徳弁護士のホン・チャヨンを演じるのは、女優のチョン・ヨビンです。
2017年に芸能界入りを果たし、ドラマ「SaveMe」で女優デビューをします。
翌年に公開された映画「私の死後」で注目を集めます。
第22回釜山国際映画祭で年間最優秀女優賞に選ばれました。
今、最も注目を集める若手女優と言えますね。
チャン・ジュヌ役 オク・テギョン(2PM)
ウサン法律事務所のインターンでチャヨンのアシスタントを務めています。
天然でウサン法律事務所の代表のスンヒョクやチャヨンからいつも怒られています。
かわいい顔立ちと性格から憎めない存在です。
チャン・ジュヌを演じるのは、2PMのオク・テギョンです。
2008年に韓国のアイドルグループ「2PM」のメンバーとしてデビューをします。
2010年に放送されたドラマ「シンデレラのお姉さん」で俳優デビューをします。
翌年に放送された学園ドラマ「ドリームハイ」で俳優としても一躍有名になりました。
2013年に公開された映画「結婚前夜」で主演を務めました。
ホン・ユチャン役 ユ・ジェミョン
チャヨンの父で、藁法律事務所の代表弁護士です。
娘のチャヨンとは、バベル製薬の裁判で争っていました。
正義感が強く、誰からも愛されています。娘との確執があり、衝突が絶えません。
ホン・ユチャンを演じるのは、俳優のユ・ジェミョンです。
2001年に芸能界入りを果たし、映画「最後の証人」で俳優デビューをします。
その後、2018年に放送されたドラマ「生活」や2019年に放送されたドラマ「告白」で一躍有名になりました。
2020年に放送された人気ドラマ「梨泰院クラス」では、第56回百想芸術大賞の最優秀助演俳優にノミネートされました。
チェ・ミョンヒ役 キム・ヨジン
元エース検事でしたが、現在は後輩のスンヒョクが経営するウサン法律事務所の弁護士として勤務しています。
チェ・ミョンヒを演じるのは、女優のキム・ヨジンです。
1998年に公開された映画「ディナーの後に(乙女たちの夕食)」で女優デビューをします。
1999年から放送されたドラマ「カイスト」でテレビドラマデビューをします。
代表作品としては2016年に放送されたドラマ「雲が描いた月明り」や2020年に放送されたドラマ「梨泰院クラス」などを挙げることができます。
ハン・スンヒョク役 チョ・ハンチョル
ウサン法律事務所の代表取締役で、これまでに数多くの悪事を働いています。
ハン・スンヒョクを演じるのは。俳優のチョ・ハンチョルです。
1998年に舞台俳優として芸能界入りを果たします。
2012年頃からドラマ出演をします。
2014年に放送されたドラマ「ナイショの恋していいですか」や2018年に放送されたドラマ「100日の郎君様」の出演をきっかけにブレイクをしました。
『ヴィンチェンツォ』の注目ポイント
ドラマ『ヴィンチェンツォ』の注目ポイントやネット上の感想についてみていきましょう。
人間味溢れるヴィンチェンツォ!
ドラマ『ヴィンチェンツォ』の魅力はなんといっても、ソン・ジュンギ演じるヴィンチェンツォのカッコ良さだと言えます。
元マフィア弁護士のため一見すると冷酷で、復讐主義者ですが、実は正義感が強くチャーミングな一面もあるのです。
例えば、ヴィンチェンツォはスーツにこだわりがありイタリアのブラルロの高級スーツを着ています。
ヴィンチェンツォがクリーニング店へ預ける際に、店主が「ブラル(불알)」と聞き間違てしまいます。
「ブラル(불알)」とは韓国語で「キンタマ」という意味があります。
ヴィンチェンツォが「これは、最高級のブラルロで…」と熱弁すればするほど「何を連呼しているんだ!」と怒られてしまうのです。
また、は大のパスタ好きのため、クムガ・プラザの住人が経営するイタリア料理店に訪れた際には、出されたパスタに悪態を付けます。
その批判の仕方が独特で「まるで、ゴミ箱から拾いあげたような味だね」や「バジルとチーズの間にソーシャルディスタンスがある、それにトマトは自主隔離中?」と言うように今の風潮を上手く用いて批判しているのが面白いですね。
映画のようなド迫力のアクションシーン!
さらに、登場人物だけではなく映画のようなド迫力のアクションシーンが数多くあります。
第一話のぶどう園を大炎上させるシーンはフルCGですが、その他の車が店に追突して大爆発をするシーンやマフィアの刺客から襲われるシーンなどは実際にソン・ジュンギが体当たりで演じています。
ソン・ジュンギの軽快な身のこなしにも注目ですよ!
ネット上の感想
ネット上ではどのような感想が挙がっているのでしょうか。
ヴィンチェンツォめちゃ面白い😏
— みぃ⭐︎ (@ry5adrSJchIPZ2r) June 21, 2021
あの笑顔ほんとズルいよねー(੭ु ›ω‹ )੭ु⁾⁾
てとちゃんに色々押し売りならぬ押し貸ししに行きたいw
ヴィンチェンツォ!これはもうめちゃくちゃ笑えてスリルもあってで面白いよ!!2巡目しようと思ってるところ笑— も! (@kawl_ys) June 21, 2021
ネット上でも一話観るとハマってしまうファンが続出していました。
まとめ
2021年2月20日から韓国TVNで放送されたドラマ『ヴィンチェンツォ』がNetflixで放送がスタートしましたね。ドラマのあらすじ、キャストについて調査してみました。
主演を演じるのは、俳優の「太陽の末裔」で人気となったソン・ジュンギと女優のチョン・ヨビンが演じています。
イタリアのマフィア弁護士と悪徳弁護士がタッグを組み、凶悪な企業と戦います。
悪には悪を持って制すという方法がとても斬新でダークヒーローが誕生しました。
一度観るとハマってしまうとネット上では話題を呼んでいます。