2015年から日本でもhuluプレミアムで配信されたドラマ『ウェントワース女子刑務所』についての解説です。
本作は、オーストラリアでで視聴率歴代1位を記録し、2015年、2016年、2018年、2019年とオーストラリアで最も名誉ある「ロギー賞」を受賞しています。世界158ヵ国で放送をされているのです。
気になるドラマのあらすじ、キャストについてみていきましょう。
『ウェントワース女子刑務所』独占配信
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『ウェントワース女子刑務所』あらすじ
日常的にDVを受けていた普通の主婦のビー・スミスは、夫の殺人未遂の罪でウェントワース女子刑務所に収容されます。
ビーを待ち受けていたのは、壮絶な覇権争いだったのです。
ウェントワース女子刑務所の二代勢力である、フランキーは刑務所内で一大勢力を築いています。
男前の言動から他の囚人から絶大な人気を誇っていました。
もう一つ勢力の、ジャックスはビーの登場で権力を失い掛けていました。
そんな時の看守長の殺人が起こります。
殺人の罪を着せられたビーは、娘に会うために過酷な派閥争いに参戦することを決意するのです。
一方で、フランキーの勢力が増していくことに恐怖を感じ始めたジャックスは、ビーの心を壊すために息子のブレイデンを利用しビーの娘に接近させます。
そして、ビーの娘が死んだことで物語は誰も予期せぬ方向へと向かうのでした。
『ウェントワース女子刑務所』のキャスト
ドラマ『ウェントワース女子刑務所』のキャストについてみていきましょう。
現在、『ウェントワース女子刑務所』はシーズン8まで放送され、シーズン9の製作も発表されました。
そのため、登場人物もシーズンを追うごとにめくるめく変わっていきます。
ここでは、シーズン1からのメインキャストを紹介します。
ビー・スミス役 ダニエル・コーマック
ウェントワース女子刑務所の第一期のメインキャストと言えます。
普通の主婦だったビーが、いかにして「伝説の女帝ビー」になったかのかを紐解いています。
最初は、派閥争いには参加していませんでしたが、娘に会うために参加をします。
シーズンが進むに連れて、貫禄が出てきてカッコイイ存在になります。また、シーズン4から登場するアリーに惹かれていくのです。
ビーを演じるのは、女優のダニエル・コーマックです。
1987年から芸能界入りを果たし、1993年に公開された短編映画「スナップ」で女優デビューをします。
1992年から放送されたドラマ「ショートランドストリート」で一躍有名になりました。
2013年からオーストラリアで放送された『ウェントワース女子刑務所』の出演がきっかけで世界中から注目をされました。
フランキー役 ニコール・ダ・シルバ
ウェントワース女子刑務所の中で欠かせないキャラクターと言えるのがフランキーです。
シーズン1から登場をしており、男勝りな性格と丹精な顔立ちから女性ファンを虜にしています。
始めはビーと敵対をしていましたが、シーズンが進むに連れて友情が芽生えていく姿も必見ですね。レズビアンで、始めはキムと交際をしていましたが、シーズン3から登場するブリジットを心から愛すようになります。
フランキーを演じるのは、女優のニコール・ダ・シルバです。
2005年から芸能界入りを果たし、ドラマ「オールセインツ」で女優デビューをします。
2007年に放送されたドラマ「Dangerous」でロギー賞のノミネートされました。
2008年から放送されたドラマ「ラッシュ」で一躍有名になります。
ジャックス役 クリス・マクアイド
シーズン1で登場するメインキャラクターです。フランキーと二代勢力争いをしており、最初はフランキーを攻撃しますが、後から反撃されてしまいます。
その事件やビーの登場がきっかけで、勢力を失い再び、権力を握るためにビーの娘を利用することにしたのです。
ジャックスを演じるのは、女優のクリス・マクアイドです。
オーストラリアの女優で、1986年に公開された映画「ルイーズとケリー」で女優デビューをします。
代表作としては、2003年に公開された映画「ケリー・ザ・ギャング」や2017年に公開された映画「カーゴ」などを挙げることができます。
ジョアン・ファーガソン役 パメラ・レイブ
シーズン2から登場をしているメインキャラクターです。
看守長として配属されたファーガソンは、利己主義で部下や囚人たちを道具のように扱っています。
周りからは「バケモノ」と言われています。その背景には、幼い頃に受けた父親からの虐待があったのです。
ビーとフランキーらが結託して、ファーガソンを排除するために力を合わせるのでした。
ファーガソンを演じるのは、女優のパメラ・レイブです。
1981年頃から芸能界入りを果たし、1985年に放送されたドラマ「シングルライフ」で女優デビューをします。
その後、1989年に公開された映画「アゲインスト・ザ・イノセント」でスクリーンデビューをします。
2012年に舞台「グレイガーデンズ」でミュージカルで最優秀女優としてヘルプマン賞を受賞しました。
本作ではAACTAアワードを受賞しています。
ヴェラ・ベネット役 ケイト・アトキンソン
シーズン1から現在まで出演をしているメインキャラクターです。
始めは、内気な性格でファーガソンの言いなりとなっていましたが、シーズンを重ねるたびに貫禄が出てきています。
ときには敵になり、ときには窮地を助けたりと物語のキーパーソンと言えます。
ヴェラを演じるのは、女優のケイト・アトキンソンです。
1994年から芸能界入りを果たし、1996年に放送されたドラマ「スノーリバーの男」で女優デビューをします。
2002年に公開された長編映画「ハードワード」でスクリーンデビューをしました。
1998年から放送されたドラマ「SeaChange」で一躍有名になりました。
リズ役 セリア・アイルランド
シーズン1から出演をしているメインキャラクターのひとりです。普段は世話係や母親的存在として、他の囚人から頼りにされています。
穏やかで優しいのですが、酒癖が悪く酒乱になるところがあります。
シーズンが進むにつれて娘が収容されたり、密告したりといろいろとトラブルメーカーな一面もあります。
リズを演じるのは、女優のセリア・アイルランドです。
1992年頃から芸能界入りを果たし、ドラマ「Police Rescue」で女優デビューをします。
1994年に公開された映画「DallasDolls」でスクリーンデビューをしました。
代表作としては、2000年に公開された映画「私の母フランク」や2002年に公開された映画「オーストラリアのルール」などを挙げることができます。
ドリーン役 シャリーナ・クラントン
シーズン1から登場しているメインキャラクターのひとりです。性格は、天然キャラで八方美人です。
始めはビーの仲間でしたが、シーズンが進むに連れてファーガソンの仲間になったり、再び、ビーのもとに戻ったりと観ていてもどかしさを感じてしまうキャラクターですね。
また、刑務所内で家庭菜園で知り合ったナッシュと子どもを作ってしまい問題になります。その後、無事に出産をしますが、子どものことでいろいろと問題に巻き込まれていくのです。
ドリーンを演じるのは、女優のシャリーナ・クラントンです。
2009年に公開された映画「ストーンブラザーズ」で女優デビューをします。
その後、2011年に放送されたドラマ「ベンエルトンライブフロムプラネットアース」でテレビドラマデビューをします。
本作で一躍有名になりました。
ブーマー役 カトリーナ・ミローズビック
シーズン1から現在まで出演をしているメインキャラクターです。
ちなみに、シーズン1から現在まで出演をしているのは、ヴェラとブーマーとウィルとリンダ・マイルズだけです。
ブーマーは、大柄で護衛役として重宝をされています。
陽気で時々空気の読めない発言をして周囲を白けさせてしまうこともあります。しかし、義理堅くフランキーやビーを信頼しています。
ドリーンが子どもを産んだことで、自分も子どもは欲しいと切実に願っています。彼氏だったダズが妹と浮気をしていても最後まで愛しているほど一途な一面もあります。
ブーマーを演じるのは、女優のカトリーナ・ミローズビックです。
2000年から芸能界入りを果たし、ドラマ「ゲーム」で女優デビューをします。
2005年には映画「リトルオベロン」でスクリーンデビューをしました。
2000年から放送されたドラマ「スティンガー」で注目を集めました。
その後、ウェントワース女子刑務所に出演したことで一躍有名になりました。
フレッチ役 アーロン・ジェフリー
シーズン1から登場しているメインキャラクターのひとりです。
最初は、野心家で俺様でしたが、ある事件がきっかけで記憶喪失になります。
その後、ファーガソンを排除するためにビーと協力をします。
フレッチを演じるのは、俳優のアーロン・ジェフリーです。
1993年に放送されたドラマ「Ship to Shore」で俳優デビューをします。
1995年にはドラマ「ブルーマーダー」で注目を集めます。
2009年には映画「ウルヴァリン: X-MEN ZERO」にも出演をしています。
ウィル・ジャクソン役 ロビー・マガシヴァ
シーズン1から登場しているメインキャラクターのひとりです。ビーの娘が殺されたことで、ビーと親しくなります。実は、ウィルの妻のメグもまた暴動の中で殺されてしまった過去がありました。
シーズンが進むに連れて、犯人に仕立て上げられたり、暴行を受けたりと、トラブルによく巻き込まれてしまいます。
また、フレッチとは親友でしたがメグが殺された事件がきっかけで、亀裂が入り関係は壊れてしまいました。
ウィルを演じるのは、俳優のロビー・マガシヴァです。
1990年から芸能界入りを果たし、ドラマ「サメ・イン・ザ・パーク」で俳優デビューをします。
1999年に放送されたドラマ「ジャクソンの埠頭」でメインキャストに抜擢され注目を集めます。
代表作としては、2009年に放送されたドラマ「ショートランドストリート」を挙げることができます。
『ウェントワース女子刑務所』の注目ポイント
ドラマ『ウェントワース女子刑務所』の注目ポイントやネット上の感想についてみていきましょう。
全員主役級のキャラクター
ドラマ『ウェントワース女子刑務所』の見どころはなんと言って個性豊かなキャラクターです。
ビーやフランキーを始め、ジャックス、カズ、アリー、リタ、マリー、ルー等々。
シーズンが進むに連れて、ボスが変わっていくところも見どころです。
また、囚人だけではなく看守それぞれも個性豊かで面白いですね。
始めは弱々しかったヴェラが地位と権力を得ていくことで大きく成長していく姿やフレッチが記憶喪失になり過去の自分を見つめ直す姿やファーガソンの絶対君主など、囚人だけではなく、看守たちにもドラマがあると言えます。
激しいバトルの裏の涙もあり
囚人の激しい抗争や裏切り、復讐、いじめなど、暴力シーンも多くグロテスクなところもあります。
しかし、それだけではなくビーが娘を思うシーンや、ドリーンが出産して子育てをするシーンなど観ていて親子愛、夫婦愛を感じるシーンもあります。
また、始めはライバルや敵だった囚人たちがファーガソンという敵に立ち向かうために一致団結する姿には感動をします。自らを犠牲にして仲間を助けたり、仲間のために身を捧げたりと、涙することも。
相手の裏の裏をついた心理戦などもあったりと暴力だけではなく、複雑な人間ドラマを見ることができますよ。
ネット上の感想
ネット上の感想についてみていきましょう。
今はウェントワース女子刑務所の
SEASON4を観賞中⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝⋆*ネタバレになるからあまり言えないけど
とにかく面白いから
見てない人はみてほしい( `・ㅂ・)و ̑̑#海外ドラマ好きと繋がりたい #映画好きと繋がりたい#Hulu pic.twitter.com/9amYqHQUPe— 満月⋆。˚☪︎⋆。˚mitsuki*✡。 (@mitsuki_choker) June 2, 2018
ここだけのお話なんですけど、Huluにて配信中のウェントワース女子刑務所っていう海外ドラマ、か!な!り!面白いです!!!!!
見始めたら最後、止まりません😯
ぜひ見てください!🥺🥺 pic.twitter.com/gukDteIIKC— 𝚁𝚎𝚢 (@Rey_D689) April 30, 2021
ネット上でも一度観たらドハマりしてしまうと高評価でした。
まとめ
2015年からhuluプレミアムで配信されたドラマ『ウェントワース女子刑務所』のあらすじ、キャストについて調査してみました。
オーストラリアでで視聴率歴代1位を記録して、オーストラリアで最も名誉ある「ロギー賞」を受賞している話題作です。
女子刑務所を舞台に権力争いを描いた作品です。
全員主役級の個性豊かなキャラクターが数多く登場して、お気に入りの一人を見つけられますよ。
また、過激なシーンだけではなく、親子愛、夫婦愛、友情を描いた作品でもあります。
一度観たらドハマりしてしまうこと間違いなしですよ。
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