2022年3月1日にNetflixで配信されたドキュメンタリードラマ『史上最悪のルームメイト』についての解説です。
実在する4人の凶悪犯にスポットライトを当てて製作をされています。
あらすじと凶悪犯の事件のネタバレ、ネット上の感想を調査してみました。
『史上最悪のルームメイト』あらすじ
実際に起きた犯罪事件を描いたドキュメンタリーです。
最初は人当りが良く信頼できるルールメイトですが、次第に不審な点が見え始めていきます。
ルームメイトの正体は、詐欺師、殺人者だった…
悪魔は善人の皮を被ってすぐ隣りにいるかもしれません。
『史上最悪のルームメイト』の注目ポイント
ドキュメンタリードラマ『史上最悪のルームメイト』の注目ポイントについてみていきましょう。
『史上最悪のルームメイト』は実際に起こった凶悪事件
ドキュメンタリードラマ『史上最悪のルームメイト』の見どころは、実際に起こった事件を描いているという点です。
4人の凶悪犯にスポットライトを当てており、4、5話では前編と後編で構成をされています。
人当たりが良く、親切で、頭が良い、誰が見ても「善人」と思う人が実は「悪魔」だったのです。
インタビューや当時の事件の捜査なども同時に描かれており、とても興味深いです。
ルームシェアがごく当たり前な海外では日本人以上に怖いドキュメンタリーだと感じました。
ネット上の感想
ネット上の感想についてみていきましょう。
Netflixで配信開始したシリーズ『史上最悪のルームメイト』鑑賞。もしもルームメイトが凶悪な殺人鬼や詐欺師だったら…。そんな恐怖体験を当時の映像と被害者や関係者のインタビューを交えて描く全4章のドキュメンタリー。悪魔は善人の皮を被って隣りにいるかもしれないと思うと怖すぎる。面白かった! pic.twitter.com/uGYnQi6AQW
— ISO (@iso_zin_) March 3, 2022
Netflix「史上最悪のルームメイト」完走。
最初は人当たりが良く信用できるルームメイトだったのに、だんだんと不審な点が見え始め、取り返しのつかない事件が発覚する。全ての犯人が本当に胸糞悪い。被害者はみな親切な善人ばかり。良い人を装い、支配下に置くのが上手いのは凶悪犯の特徴なんだな。 pic.twitter.com/92PDnUBkQT— 🎬𝗌𝖺𝗄𝗂 (@__aliceblue) March 10, 2022
「実際に起こった事件だと知るとホラー映画よりも怖い」という意見も挙がっていました。
『史上最悪のルームメイト』の事件概要(ネタバレ)
優しいおばあちゃん:ドロシア・プエンテ
1982年、カリフォルニア州・サクラメントで下宿を営んでいたドロシア・プエンテは、ホームレスや年金受給者、、障がい者、麻薬中毒者などを受け入れていました。
さらに、慈善団体へ多額の寄付も行っていました。
そのため地元では人気があり人望も厚かったのです。
事件が発覚したのは、1988年でした。
統合失調症の発達障害の男性が失踪したのです。
警察が捜査を進めると、自宅の庭に8人もの遺体が発見されました。そのうち、何人かは白骨化していたのです。
政府からホームレスや麻薬中毒などを受け入れると小切手が支給されます。
プエンテはその小切手を受け取るために入所者を受け入れ、そして殺害してまた新たな入居者を受け入れていたのです。
プエンテは毎月5000ドル以上の小切手を政府から受け取っていたそうですよ。
結局、プエンテは3つの殺人で有罪判決を受け、2つで終身刑を宣告されました。
仮釈放なしで服役して2011年に自然死をしたそうです。
見た目は80歳のおばあちゃんですが、当時は化粧をして老婆を装っていたとか。
物静かなおじさん:K.Cジョイ
カリフォルニア州オレンジのアパートにルームメイトと住んでいたマリベル・ラモスが2013年に失踪をしました。
その後、バラバラに切断された遺体で発見をされます。
マリベルの当時のルームメイトだったK.Cジョイと「家賃を払わない」という理由で口論をしていたそうです。
マリベルは警察へ電話をして「ルームメイトが怖い」と訴えていました。
K.Cジョイは最初は殺害を否認していましたが、二度目の殺人で有罪となったのです。
2014年9月にK.Cジョイは終身刑を宣告され、カリフォルニア州ソレダードに収監をされました。
2023年に仮釈放ができるそうです。
KC Joy is a serial killer from Worst Roommate Ever on Netflix. Kwang Chol Joy is sentenced to 15 years for the murder of Maribel Ramos. #WorstRoommateEver #worstroomateever https://t.co/b3jcNC6xFq
— Free Folk Nation (@FreeFolkNat) March 5, 2022
元マラソンランナー:ヨセフ・カーター
ヨセフ・カーターはチリで殺人未遂とデンマークでの詐欺容疑で逮捕されました。
海軍で10年間過ごした後、28歳で除隊をしました。
ルームメイトから約10万ドルを騙し取りました。
さらに、チリでカナダ人旅行客を誘惑して、貯金の19000ドルを盗みます。
被害者がヨセフの正体に気が付くと、枕で窒息させようとします。
現在、どこにいるかが不明のままです。
不法占拠者:ジャミソン・バックマン
ジャミソン・バックマンは、ジョージアタウン大学とマイアミ大学を卒業しており、成績優秀でした。
しかし、ニューオリンズの大学に在学中に殺人を目撃をしました。
ジャミソンは殺人を目撃したことで人生が変わってしまいました。
その後、2005年に知り合ったクイーンズに住む女性のアイリーンとルームシェアをしますが、家賃を一切支払わずトラブルになります。
口論の末にアイリーンにナイフで殺そうとしたと訴えました。
2012年に別の女性ソニアとルームシェアをしますが、ここでも家賃を支払わずにトラブルを起こします。
2017年11月に、実の兄を殺害して、義姉の車とクレジットカードをに住み、隠れ家として部屋を借りました。
その後、逮捕され第1級殺人と第3級殺人で起訴されました。
しかし、2017年12月に独房で自殺をしました。
『史上最悪のルームメイト』まとめ
2022年3月1日にNetflixで配信されたドキュメンタリードラマ『史上最悪のルームメイト』のあらすじ、事件の概要を調査しました。
実在する4人の凶悪犯にスポットライトを当てて製作をされており、人当たりが良く、親切で、頭が良い、誰が見ても「善人」と思う人が実は「悪魔」だと分かります。
ルームシェアがごく当たり前な海外では日本人以上に怖いドキュメンタリーだと言えます。