『マイスパイ』は2020年に公開されたアメリカ映画だ。
CIAのスパイと9歳の少女が手を組み、テロリストに立ちむかうというストーリーだ。
戦闘にはめっぽう強いのに頭を使うのがすごく苦手なスパイと、9歳でありながら切れ者である少女が、仲を深めながら敵をやっつけていくという爽快な作品だ。
スパイアクションも見どころの一つに挙げられる本作。
さっそく、あらすじを見ていこう。
『マイ・スパイ』のあらすじ
舞台は廃墟となった電子力発電所から始まる。
ロシアマフィアと軍人が、凶悪な兵器になり得るプルトニウムとダイヤの闇取引を行おうとしている。
この現場にCIAの潜入エージェント、JJ(デイブ・バウティスタ)が立ち会っていた。CIA本部は、JJを通して現場の様子を見守っている。
交渉の途中、JJはCIAだと敵にバレて、大暴れ。
敵の勢力は潰したが、ボスに大目玉を食らい、経験の浅いボビィと組まされてしまう。
新たな任務は、「監視任務」。つまらない仕事だ。
JJは、監視対象であるテロリスト・マルケスの義姉であるケイトと娘ソフィ(クロエ・コールマン)が暮らすアパートにカメラを仕掛ける。が、ソフィがなんなくカメラを発見。加えてあっさりとJJたちが待機する監視部屋も発見してしまう。
ソフィはカメラの存在を秘密にする代わり、JJにある依頼を持ちかける。
その依頼とは……?
『マイ・スパイ』のキャスト
『マイ・スパイ』の名タッグ、CIAエージェントのJJと9歳の少女ソフィのキャストを紹介していく。
JJをデイブ・バウティスタは元プロレスラーから俳優に転身した異色のキャリアを持つ。
JJ(デイブ・バウティスタ)
デイヴ・バウティスタ(Dave Bautista)は1969年の1月18日のアメリカ合衆国の生まれ。
元プロレスラーという異色の経歴を辿っている。リングネームはバティスタ(Batista)として知られている。
腕には「天使」や「武」といった漢字をタトゥーとして刻み込んでいる。ニックネームは「アニマル」だ、
WWEを代表するスターとして、3度のヘビー級王座に輝いた実績を持つ。10年にプロレスラーを引退。
その後、俳優に転身した。
ソフィ(クロエ・コールマン)
クロエ・コールマンはアメリカ合衆国の2008年生まれ。年齢は11歳。
『マイ・スパイ』では9歳の少女ソフィを演じた。
とても味のよい演技で、今後も注目される子役の一人だ。
『マイ・スパイ』の評判や口コミ
『マイ・スパイ』のメガホンを取るのは『リベンジ・マッチ』などのピーター・シーガルだ。
派手なスパイアクションとシングルマザーで育った少女がパートナーになるといった一風変わった脚本を
上手くまとめ上げている。
評判は以下の通りだ。
『マイ・スパイ』脳筋スパイが監視対象の少女に振り回される!面白かった。全く異なる2人の交流、バディ要素、恋模様にアクションをそつなく纏めてテンポ良く描く。バウティスタの、自分の体格を活かしたコミカル演技も楽しい。彼が少女に爆破バックで振り返らないのを教える様子が微笑ましかった。 pic.twitter.com/b7WoHCmqr5
— 人間食べ食べカエル (@TABECHAUYO) July 20, 2020
スパイになりたい少女ソフィに、爆破バックのシーンを教えるJJ。
実に微笑ましいシーンだ。
暴力スパイと9歳の少女のコメディ『マイ・スパイ』も面白かった。画像はスパイの必須要素である「後ろで爆発が起きても振り返らない」を花火で練習するところ。 pic.twitter.com/cXuWVATUmB
— 破壊屋ギッチョ (@hakaiya) July 24, 2020
多くの人が、「爆破を振り返らない」シーンを感想として取り上げている。
『マイ・スパイ』の印象的なシーンだった。
『マイ・スパイ』のまとめ
戦闘はもの凄く得意であるのに、頭が良くないために仕事が上手くいかないCIAのスパイJJが、監視を通じて9歳の少女ソフィと知り合い、交流を深めていく。
『マイ・スパイ』は本格アクションもあり、コメディもあり。
少女ソフィのお願いに振り回されるJJが実に微笑ましく、親子のようなやり取りに心が温かくなる、
本国アメリカでは新型コロナウイルス問題を受けてネット配信に切り替えられた『マイ・スパイ』だが、もし興味を持たれたなら、一度この機会にぜひ鑑賞してみてはいかがだろうか?