「いい成績を取りたい」
誰もが一度は思ったことがある願いを、叶えることができたなら…?
実話を元にしてできたカンニングをモチーフにした作品となっています。
そして何とこちらはタイ映画。
わたしもほとんど見たことがなかったタイの映画でしたが、スリルのあるドキドキした展開は、ハリウッド映画に勝る勢い!
タイ映画の今後の未来に、期待もできる作品となっています。
バッドジーニアス!観てきました!
まず、めっちゃドキドキしましたー!笑
カンニングって言う現実的な話題だからこそアクション系とかとは違ったハラハラ感を体験できる映画でした!!
しかも、実話を基にしてるっていうから、こんなカンニング方法を思い付くのは逆にすごい笑#映画好きと繋がりたい pic.twitter.com/9ShjhgKas2— バスカビル家 (@BSKBR_0214) March 5, 2019
「バッド・ジーニアス」あらすじ
リンは、学校の代表としてクイズ番組にでるなど、秀才ぶりを発揮していた。
ある日、お金持ちの友人から、「次の成績が悪かったら困る」と相談を受ける。
そして、お金を払うのでカンニングさせてほしいと頼まれる。
最初は断ったリンだったが、必勝法とも取れる作戦を思いつき、だんだんと生徒の数を増やしていく。
そして、ついに大学受験をも、カンニングで越えようとしていた。
一体、リンはカンニングを無事に成功させ、大金を手にすることができるのだろうか?
#バッドジーニアス を観ました。2017年タイ映画。タイ作品ってあんまり観たことなかったけどめちゃくちゃ面白かったです。天才たちが仕掛ける国を超えたカンニング計画。頭が良すぎて観ていて気持ちがいい。レベル桁違いだけど昔、安室ちゃんが主演したザッツカンニングって映画思い出しちゃった pic.twitter.com/l4JGiwZrIS
— 123@Answerletter (@al123al123al12) March 4, 2021
「バッド・ジーニアス」キャスト
タイの俳優さんは全く知りませんでしたが、まだまだ世界にはすごい演技力を持つ人がいるんだな、と思わせてくれた主演のお二人をご紹介します。
リン / チュティモン・ジョンジャルーンスックジン
この投稿をInstagramで見る
チュティモン・ジョンジャルーンスックジン / 1996年2月2日
モデルとして活躍していたが、映画初出演・初主演作品であった本作で、一躍有名となる。
100名を超えるオーディションから勝ち抜き、クールな演技力がぴったり。
最優秀新人賞なども、本作で受賞し、今後も活躍が期待される。
バンク / チャーノン・サンティナトーンクン
この投稿をInstagramで見る
チャーノン・サンティナトーンクン / 1996年6月6日
俳優としてデビュー後、タイで人気のTVシリーズ「Hormones」に出演し、人気となる。
本作に出演後も、モデルやCMで俳優として活躍している。
本作では、リンと並ぶ秀才だが、貧しい生活を強いられている学生を演じている。
その後リンにカンニングを持ち掛けられるが、正義のために断ろうとする真面目ぶりにも注目。
『バッド・ジーニアス』のモチーフになった実話の事件とは?
※ネタバレを含みます。
『バッド・ジーニアス』同様、2014年にアメリカの大学へ進学するための適正検査(SAT)で時差を使ったカンニング事件がありました。
この映画はその事件をモチーフにして作られています。
監視の緩い国の試験に潜り込むと、問題を暗記するなどし、問題を復元する。
それを時差のある国にいる受験生に送信する、というやり方です。
特に中国は学歴至上主義で、裕福な層と貧困層では、階層の行き来が難しく、「貧しい家に生まれたら貧しい人生」というのが一般的だといわれています。
階層を変えるためには、「いい大学へ行く」というのがポイントとなっており、人生の分岐点として、SATの試験は大変重要なものです。
2014年に発覚した事件以外にも、カンニング行為は年々進化しており、試験の日は会場付近が電波が繋がりにくくなるようにもされているんです。
「カンニング」というと隣の席の子の答案を、こっそり見たりするのをイメージしがちですが、まさか時差を使ったカンニングをするなんて…!と驚いた事件でした。
「バッドジーニアス」鑑賞。
貧乏な秀才生徒が、裕福な凡才生徒のカンニングを請負うクライムドラマだけど、格差社会の縮図の様な4人の必死さ、理不尽さが飽きさせないテンポのいい脚本で描かれていて、受験生時代を改めて思い出しました。マイナーなタイ映画だけど良作です。 pic.twitter.com/lFDYFYFS9m— ボヴ (@cornwallcapital) November 1, 2018
「バッド・ジーニアス」まとめ
スリリングなストーリー展開はもちろんのこと、今回主人公を演じたリン役は、これがデビュー作というから驚きでした。
緊迫した状況のなか、汗をかき、焦りながら問題を解く姿は、本当に窮地に追い詰められているかのよう。
演技経験がある人ほど、緊張しにくくなってしまうので、ほぼ素人の彼女を使ったことで緊迫感が増しました。
ストーリー展開やキャストの演技を見ても、「タイ映画恐るべし…!」と思うほど傑作でした。
ぜひ、ご覧ください!
2021年|26本目#バッドジーニアス
まさかの実話ベースの物語。
音と静寂、セリフと間。表情。
全てが合わさって、終始ハラハラしたし、面白かった。言語に慣れてなくて入り込むまではいかなかったけど、タイ映画をもっと観たくなりました。#映画好きと繋がりたい #映画好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/IniMtyGoCA
— まるのひきこもり部屋@映画とドラマ (@maru_my_theater) February 12, 2021