『鴉羽ばたけば』あらすじ・キャスト紹介 | ベテランキャスターVS新米社員の衝突！

2022年6月3日にNetflixで独占配信されたドラマ『鴉羽ばたけば』についての解説です。
シーズン2が2023年12月14日に配信されています。

花形キャスターに憧れるインターンが追いかけるうちに、嫉妬と自己顕示欲が暴走していくサスペンスドラマです。
ドラマのあらすじ・キャスト・ネット上の感想を調査してみました。

『鴉羽ばたけば』あらすじ
『鴉羽ばたけば』のキャスト
『鴉羽ばたけば』の注目ポイント
『鴉羽ばたけば』まとめ

『鴉羽ばたけば』あらすじ

トルコの花形キャスターのラーレ・キランに幼い頃から憧れていた大学生のアスル・トゥナ。
ラーレが大学の講義で着た時に話しかけるも相手にされず、憧れから嫉妬へと変わっていきます。

アスルは、インターンとして局に潜り込みます。
そして他のライバルたちをあの手この手で蹴落とし、新入社員として勤務をするのでした。

一方で、局ではハンドルネーム「ブシュブシュ」という名前でツイートされた暴露発言に局は困惑していました。
プロデューサーのケナンは、雑用係のユスフに犯人捜しをするのでしたが…
アスルは、ラーレのアシスタントであるオズゲをある小細工をして貶めようとします。

果たして、アスルはメインキャスターの座をラーレから奪うことはできるのでしょうか。

『鴉羽ばたけば』のキャスト

ドラマ『鴉羽ばたけば』のキャストについてみていきましょう。

ラーレ・キラン役　ビルジェ・アカライ

ラーレを演じるのは、女優のビルジェ・アカライです。

2006年に芸能界入りをします。
翌年に映画『Son Ders: Aşk ve Üniversite』で女優デビューをしました。

2010年に放送の『Yer Gök Aşk』で主演を務めて注目を集めました。
代表作としては、2016年に放送の『Siyah Beyaz Aşk 』や2018年に放送の『Ağlama Anne』などがあります。

アスル・トゥナ役　ミライ・ダネル

アスルを演じるのは、女優のミライ・ダネルです。

2006年に子役として芸能界入りをします。
その後、2012年に放送の『When the Bell Rings』で主演を務めて注目を集めました。

代表作としては、2022年に放送の『Kara Tahta』や2023年に放送の『Hudutsuz Sevda』などがあります。

ケナン役　イブラヒム・チェリッコル

ケナンを演じるのは、俳優のイブラヒム・チェリッコルです。

2008年に放送の『Pars: Narkoterör』で俳優デビューをしました。
その後、2011年に放送の『 İffet』で主演を務めて注目を集めました。

代表作としては、2016年に放送の『Kördüğüm』や2021年に放送の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チュクロヴァ』などがあります。

セリム役　ブラク・ヤマントゥーク

セリムを演じるのは、俳優のブラク・ヤマントゥークです。

2010年に公開の『Ayhan Hanım』で俳優デビューをしました。
その後、2017年に放送の『İçimdeki Fırtına』でメインキャストを務めました。

代表作としては、2018年に放送の『Dip』や2021年に放送の『Elbet Bir Gün』などがあります。

ミュゲ役　イレム・サク

ミュゲを演じるのは、女優のイレム・サクです。

2010年に女優デビューをしました。
その後、2012年に放送の『Yalan Dünya』でメインキャストを務めました。

代表作としては、2017年に公開の『Martı』や2020年に放送の『Çukur』などがあります。

ユスフ役　デミルジャン・カチェル

ユスフを演じるのは、俳優のデミルジャン・カチェルです。

2019年に公開の『Tek Yürek』で俳優デビューをしました。
その後、2021年に放送の『Yalancılar ve Mumları』に出演をします。

最近では、2022年に放送の『Üç Kız Kardeş』に出演をしています。

『鴉羽ばたけば』の注目ポイント

ドラマ『鴉羽ばたけば』の注目ポイントやネット上の感想についてみていきましょう。

キャスターの座をかけた熾烈な社内バトル

ドラマ『鴉羽ばたけば』は、幼い頃から憧れていたラーレに初めは近付きたいという気持ちでインターンとして潜り込んだアスル。
しかし、次第にラーレを倒して自分がキャスターの座に就きたいという野心が芽生えてきます。

その野心は大きくなり、同僚・ラーレのアシスタント・ラーレの夫・元カレのプロデューサーなどあの手この手を使って排除しようと企むのです。
一方で、ラーレは元カレのケナンと編集長のミュゲの3人で始めた局が大きくなるにつれて、視聴率や世間の反応などに左右され重圧に必死に耐えていました。
ラーレのことを裏で良く思っていないミュゲやCEOのギュルの企みにも直面します。

そうしたドロドロな社内バトルが見どころと言えます。

仕事も子育ても頑張るバリキャリ女子のラーレを応援したくなりますよ。

SNSを駆使する現代的な手法

ドラマ『鴉羽ばたけば』は、アスルが他のインターンを蹴落とすために使うのはSNSです。
ラーレのちょっとした発言を指摘するツイートをいくつものアカウントを切り替えて投稿していきます。

するとすぐに話題になりトレンド1位になります。
また、謎の暴露ツイートをする「ブシュブシュ」もそのひとり。
「ブシュブシュ」の投稿は局員全員が見ており、査定の評価に直結します。

テレビ局という情報を題材にしている作品のため、SNSの発言・視聴率・デマ報道などイマドキのワードが盛りだくさんで観ていて新鮮でした。
アスルのZ世代ならではの手法やそれに頼り過ぎる罠なども描かれており、便利と危険は紙一重だなと感じました。

『鴉羽ばたけば』ネット上の感想

ネット上の感想についてみていきましょう。

鴉羽ばたけば、このドラマ話題にしてる人あまりいないけど面白い。主人公のアスルが野心に溢れまくりだからやってること酷すぎるのに何故か嫌いになれない。人気者になるのも維持するのも本当に大変だし結局勝ち負けって何なのか考えさせられる内容だった。 pic.twitter.com/ovNpH9NuCr

— えりさ (@3vE7n) June 22, 2022

NETFLIXのトルコドラマ『鴉羽ばたけば』を観た。キャリアを重ね業界のトップに君臨するベテランキャスターと、野心のかたまりで狡猾にその座を奪おうとする新世代のインターンとの対立話。どちらの気持ちもわかって、どちらにも共感できない。そしてどちらも勝者ではなく敗者でもない。面白かったわ。

— 及川眠子 (@oikawaneko) June 18, 2022