日本では2021年1月1日に公開をされた映画『新感染半島 ファイナル・ステージ』についての解説です。
2016年に公開され全世界で大ヒットし興行収入が100億円を超えてた「新感染 ファイナル・エクスプレス」の続編です。
前作よりもパワーアップしたあらすじ、キャスト、ネット上の感想について調査してみました。
『新感染半島 ファイナル・ステージ』あらすじ
韓国でバイオ工場の事故が原因と思われる謎のウイルスによりパンデミックが発生しました。
1日で韓国は国家としての機能を失っていました。
パンデミックが起こった日、元軍人のジョンソクは姉の家族と共に国外へ避難するために港へ向かっていました。
道中で車が故障してしまった親子と遭遇をします。
しかし、父親がケガをしていいたため、車に乗せることなく港へ向かってしまいます。
船に乗ったジョンソクでしたが、船には感染した男性も乗船しておりやがて、パンデミックが発生してしまいます。
感染したゾンビに姉と甥っ子が襲われてしまったのです。
その後、韓国は閉鎖され、韓国人は差別され肩身の狭い生活をしていました。
ジョンソクも香港で4年間、廃人のような生活をしていました。
そんなある日、3日以内にソウルに乗り捨てられたトラックから2000万ドルの大金を回収する仕事を依頼されます。
義兄のチョンミンらと共に、裏のルートから韓国へ上陸しました。
デットピアと化した島では、大勢の感染者とともに民兵集団が631部隊も存在していました。
狂暴化したゾンビに襲われそうになった時に、親子に救われます。
ジョンソクは親子を韓国から脱出させる決意をするのです。
『新感染半島 ファイナル・ステージ』の監督・キャスト
映画『新感染半島 ファイナル・ステージ』の監督・キャストについてみていきましょう。
監督:ヨン・サンホ
監督を務めるのは、ヨン・サンホです。
1997年に短編映画「egalomania of D」で監督デビューをしました。
2011年に公開された映画「豚の王」で一躍有名になりました。
第16回釜山国際映画祭でDGKアワード監督賞を受賞しています。
さらに、2013年に公開されたアニメ「フェイク〜我は神なり」では、第46回シッチェス・カタロニア国際映画祭でアニメーション最優秀作品賞を受賞しています。
実写映画として始めて監督を務めたのが、「新感染 ファイナル・エクスプレス」でした。
最近では、ドラマ「謗法」の脚本も務めています。
ジョンソク役 カン・ドンウォン
元軍人のジョンソクを演じるのは、俳優のカン・ドンウォンです。
2003年から芸能界入りを果たし、ドラマ「威風堂々な彼女」で俳優デビューをします。
その後、2004年に公開された映画「オオカミの誘惑」で初主演を務めました。
除隊後は、2014年に公開された映画「群盗」で復帰をします。
2016年に公開されたされた映画「華麗なるリベンジ」やイ・ビョンホンと共演をした「MASTER/マスター」などで一躍有名になりました。
最近では、2021年に公開された映画「ブローカー」にも出演をしています。
ミンジョン役 イ・ジョンヒョン
ミンジョンを演じるのは、女優のイ・ジョンヒョンです。
1996年に芸能界入りを果たし、映画「花びら」で女優デビューをします。
その後、歌手としても活動を始め「テクノの女王」としても注目を集めました。
2001年に放送されたドラマ「美しき日々」は日本でも放送され一躍有名になりました。
2015年には映画「誠実な国のアリス」で青龍映画賞の主演女優賞を受賞しています。
チョルミン役 キム・ドユン
チョンミンを演じるのは、俳優のキム・ドゥユンです。
2012年に公開された映画「26年」で頭角を現し、2016年に公開された映画「哭声」に出演したことで一躍有名になりました。
「哭声」では役作りのために大幅な減量をしたり、日本語を通訳の役では日本の方言を学ぶなど役作りにこだわりをもっています。
最近では、2020年に放送されたドラマ「謗法」にも出演をしています。
キム役 クォン・ヘヒョ
キムを演じるのは、俳優のクォン・ヘヒョです。
1990年から芸能界入りを果たし、舞台「サチョンの優しい女」で俳優デビューをします。
2002年には、ドラマ「冬にソナタ」でキム次長役を務めて注目を集めました。
その後、2005年に放送されたドラマ「私の名前はキム・サムスン」で一躍有名になりました。
「私の名前はキム・サムスン」は最高視聴率が50%を超える超人気ドラマとしても有名ですよね。
2016年に公開された映画「隠された時間」や2017年に公開された映画「夜の浜辺でひとり」などでも高い演技力が評価されています。
ジュニ役 イ・レ
ジョニを演じるのは、女優のイ・レです。
キッズモデルとして早くから芸能界入りをしていましたが、2012年にドラマ「グッバイマヌル~僕と妻のラブバトル」で女優デビューをします。
2013年に公開された映画「ソウォン 願い」で幼女暴行の被害者役を演じて高い評価をされました。
2017年には映画「君の名は。」で声優デビューもしています。
最近では、2019年に公開された映画「証人」や2021年に放送されたドラマ「こんにちは? 私だよ!」などに出演をしています。
『新感染半島 ファイナル・ステージ』の注目ポイント
映画『新感染半島 ファイナル・ステージ』の注目ポイントやネット上の感想についてみていきましょう。
前作よりもパワーアップしたド迫力のスケール
続編の『新感染半島 ファイナル・ステージ』の見どころはなんと言っても、前作よりもさらにパワーアップしたド迫力のスケールと言えます。
前作「新感染ファイナル・エクスプレス」では、時速300㎞の新感染の中で襲い来るゾンビとの戦いを描いていました。高速鉄道という閉鎖的な空間で襲い来るゾンビたちとの戦いが見どころだと言えます。
それに比べて本作では、韓国自体が閉鎖されておりデットピアと化した島が舞台となっています。
マッドマックスのような世界観の中で、ワイルドスピードを彷彿とさせるカーチェイスが繰り広げられるのです。
そこに狂暴化したゾンビたちが絡んでくるという新感覚のゾンビ映画と言えます。
主人公を演じるカン・ドンウォンは、兵役にもついていた経験もあり、銃のこなしや戦い方もとても自然で元軍人という役柄にピッタリでした。
前作を観ていなくても楽しめる!
シリーズものですが、登場人物や世界観が異なるので前作「新感染ファイナル・エクスプレス」を観てなくても十分に楽しめる作品です。
しかし、前作「新感染ファイナル・エクスプレス」を観た方がより楽しめることは間違いないですよ。
ネット上の感想
ネット上の感想についてみていきましょう。
昨日ようやく、ずっと見たかった新感染半島ファイナルステージを見たんだけど、本当に本当に素晴らしかった。
韓国ゾンビ映画のクオリティの高さが何よりさすがだし、想像の2倍3倍先を行くストーリーなのもよかった。
本当に感動した🥲— もかぎわ(Mocha) (@Elmoka5108) July 12, 2021
新感染半島ファイナルステージ観終わった
新感染の四年後の半島が舞台
ゾンビもの続編としてある種正当な荒廃世界での人間同士の争いになっていたのはまあ、しょうがないかなといったところ
ただこの作品のゾンビの習性を逆手に取ったギミックの各種はオリジナリティ溢れててよかった— ぎんろ~ (@ginro_832) July 12, 2021
ストーリーが想像した2倍も3倍先を行っていたと高評価を得ていました。
まとめ
日本では2021年1月1日に公開をされた映画『新感染半島 ファイナル・ステージ』のあらすじ、キャストについて調査してみました。
本作は、2016年に興行収入が100億円を超えた人気映画「新感染 ファイナル・エクスプレス」の4年後を描いた作品です。
国としての機能を失った韓国に、元軍人らが2000万ドルもの大金を回収するために向かいます。
そこで出会ったある親子をゾンビと狂気に支配された民兵集団から脱出するアクションサバイバル映画です。
前作を観ていなくても内容は分かりやすく、迫力のアクションやカーチェイスなど見どころが豊富ですよ。