アカデミー賞候補になるのではないか、という声が多いピクサーの新作映画『ソウルフル・ワールド』
「見る前と見た後じゃ、世界が変わってみえる」
とまで言われる大人のための映画に、心打たれる人が続出!
あなたの”心のきらめき“は、この映画の中にある?
酸いも甘いも噛み分けた、すべての大人に見てほしい作品です。
“ソウルフルワールド”は想像してた内容をすごくいい意味で裏切られた。ディズニーアニメ映画の中ではかなりの大人向けじゃないかな?最近私が考えてた事とちょっと被った気がして、”夢は叶えるものだけど、夢のままにしておくのも時には大事かも”ってところがある。 pic.twitter.com/gYm8MD7zCT
— Fuka Kimura (@lovemovie08) January 20, 2021
『ソウルフル・ワールド』あらすじ
ジャズを生きがいに生きる教師のジョー。
正社員雇用のお声がかかったその日に、憧れのジャズクラブで演奏が決まる。
だが浮かれたジョーは、マンホールに落ちて、意識をなくしてしまう。
しかし、ジョーの魂は、あの世の一歩手前にいた。
どうにかして現世に戻りたいと抗うジョーは、「地球に降り立つ前のソウルの世界」へ来てしまった。
そこでは、「どんな自分として生きるか」を模索する多くのソウルがいたが、ジョーが出会った22番のソウルは、地上で生きる喜びが見つからず、ソウルの世界をさまよっていた。
そこでジョーは、22番と協力して、地上へ戻るためソウルの世界を見て回ることにする。
『ソウルフル・ワールド』吹き替え版キャスト
今回は、日本語吹き替え版のキャストをご紹介させて頂きます。
ジョー / 浜野 謙太
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浜野 謙太 / 1981年8月5日 / 神奈川県
バンドマンとして名を馳せ、その後はコミカルなキャラクターが人気になる。
「ハチミツとクローバー」で俳優としてデビューすると、その後は代表作が次々と。
代表作は「婚前特急」「グッドドクター」「面白南極料理人」
今作では、ジャズに心を奪われる主人公ジョーの声を担当。
アニメなどで声優の経験はあるが、吹き替えは初めて。
22番 / 川栄 李奈
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川栄 李奈 / 1995年2月12日 / 神奈川県出身
2010年にAKB48のオーディションに合格すると、2015年に卒業するまで、アイドルとして活躍。
そこから女優としても活躍を果たす。
代表作は、「センセイ君主」「3年A組-今から皆さんは、人質です-」
2020年1月より放送中の「知ってるワイフ」にも出演中。
22番のソウルに隠されたメッセージ
多くのソウルがいるなかで、何故生きる喜びを見つけることができないソウルが22番なのでしょうか?
最初、私も数字を特に気にしてはいなかったのですが、SNSで口コミを見ていると、22番に共感している人たちが、ある年代に偏っていることに気がつきました。
それは「大学生」であるということ。
そして、特にそれは「就活生」が多い…!
日本はもちろんピクサーがあるアメリカも、大学をストレートで卒業すれば22歳ぐらい。
就職を目前に、「自分は何がしたいのか」を1番問う時間が多い時。
そう考えてみると、この22番はこれから社会に出ようとする学生さんの心情を代弁しているかのよう。
『ソウルフル・ワールド』
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例えば周りでジョーのように「あれがいいよ」「これもやってみたら」と勧めてくれる人はいるけれど、心が全く動かない、そんな人生の岐路に立っている学生さんこそが、22番なのではないでしょうか。
大人になっても答えに確信の持てないまま、生きている大人もたくさんいるから大丈夫、と先輩である大人からのメッセージのようにも思えてきます。
就職活動をするタイミングでこの映画に出会えて本当に良かったと思う。
「生きる意味」「人生の目標」を深く追求してしまうことがよくある私を優しく救ってくれる作品だった。
マジで今を生きているだけで最高なんよね。
たとえ好きな人に会えない世界でもね…。#ソウルフルワールド pic.twitter.com/Qpa757lGkn— さやまる🐶 (@symr72__yan) January 7, 2021
昔から生きる目標もやりたい事も特別好きな事もなく生きていたのに突然大学就活とで夢とか目標とか自分が熱中できるものを述べなくてはらなくなった時に感じたプレッシャーを柔らかく包み込んでくれる映画だった。
あの頃の私に紹介したい#ソウルフルワールド pic.twitter.com/dnlT1KTx2M— K🍌🍅 (@ash_hanao) January 2, 2021
『ソウルフル・ワールド』主題歌
今回、日本語版のエンディングはJUJUさんが歌う「奇跡を望むなら…」
字幕版では、ジョン・バティステさんが歌う「It’s All Right」
となっています。
主人公ジョーがジャズに打ち込んでいたことから、劇中ではジャズが多く使われ、
サウンドトラックを入手した!という人の声も多くみられました。
また、地下鉄で引き語りをしている男性を、じっと22番が見つめるシーンがあるのですが、
日本語吹き替え版では、2020年に「香水」で大ヒットした瑛斗さんが、その声を演じて見えます。
何度も聞いたあの声に、気付いた人も多くみえたみたいですね。
瑛斗さんが歌う曲も、サントラに入っているようです。
JUJUさんの
「奇跡を望むなら…」
今の時期にピッタリの歌だお。
とても優しい歌。ディズニー映画ソウルフルワールドの主題歌にもなったお。
— ハリー・キッカー。 (@harrykicka) January 14, 2021
#ソウルフルワールド
ジャズピアニストを目指すジョーとソウルの世界で何年も暮らす22番が生きがいを探し、元の世界へ戻るため冒険する…独特な世界観と色使い、劇中のジャズのサントラが魅力的で引き込まれます…
ピクサーの中では割と大人向けで難解な印象でした🤔 pic.twitter.com/p0hWB0s9KD— かえで (@kaede__8718) December 25, 2020
『ソウルフル・ワールド』まとめ
「見る前と見た後じゃ、世界が変わってみえる」
そんなわけないでしょ、と思って見始めた作品でしたが、本当にガラっと景色が変わることを、実感できる作品でした。
子供向けの作品だと思いきや、むしろ子供は面白くないと感じるかも。
毎日の生活がルーティンとなって、「こんなはずじゃない」と呟いてしまような、大人にこそ見てほしい作品でした。
本来なら2020年6月に劇場で公開される予定でしたが、コロナウイルスで延期となり、さらに劇場公開を諦め、ディズニー+でのみ配信となりました。
巣ごもり・ステイホームの生活を強いられたからこそ感じるポイントが、いくつもあって、この生活をしたからこそ、評価が高まったということも考えられます。
そういう点では、2020年の作品として、ふさわしい作品なのではないでしょうか。
#映画好きと繋がりたい#ソウルフルワールド を観た、、、新年一発目に相応しい素晴らしい映画、そしてディズニーが”生きる事”についての解釈をここまで表していて沁みた。。多くの人に見てほしい。このコロナ禍の中でDisney+のみの映像化は思い切ってるし、人を幸せにするって考えが一貫している、、 pic.twitter.com/R3idH5EWci
— 限度 (@PljaG3AMbgyI5R3) January 13, 2021