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これが映画『ターミネーター/ニュー・フェイト』の正しい見方は!?

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出典元:https://thecinemafiles.com/

ついにあのサラ・コナーが戻ってきた!

1984年に第1作『ターミネーター』が公開されて以降、本シリーズは多くの続編が制作されました。
2019年に公開された『ターミネーター:ニュー・フェイト』はジェームズ・キャメロン氏曰く、「ターミネーター2の正統な続編である」とのこと。

最新のVFXによるジョン・コナーの復活新たな敵”REV-9”の登場など、本作には見どころが盛り沢山!

当記事ではシリーズを振り返りつつ、本作の魅力について紹介します。

ターミネーター/ニュー・フェイト』も登場!
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ターミネーターってたくさんあるけど、どの順番で観たらいいの?

ターミネーターシリーズは現在6作ありますが、『ニュー・フェイト』の登場により一部の作品はスピンオフ扱いとなっています。
そのため連続性はやや複雑になってしまっているのですが、正統シリーズとしては、
ターミネーター → ターミネーター2 → ニュー・フェイト の順番になります。

すでに公開されている『ターミネーター3』、『ターミネーター4』に関してはターミネーター2から分岐したスピンオフ扱いとなりました。

また『ターミネーター:新起動/ジェニシス』についてはシリーズのリブート作品として、他のどの作品ともつながりのない別作品として扱われています。

本項ではこれらシリーズから外れてしまった過去作品のあらすじを簡単に紹介します。

ターミネーター3

『ターミネーター2』に続く3作目。
前作で”審判の日”は回避されたはずが、青年となったジョン・コナーの元に新たに2体のターミネーターが送り込まれます。

1体は彼を殺害するためにやってきた”T-X”、もう1体は彼を守るためにやってきた”T-850”。

T-850によれば”審判の日”は回避されたのではなく先延ばしになっただけであり、反乱軍の幹部となるジョンと、のちに彼の妻となるケイト・ブリュースターを抹殺するためにT-Xが送り込まれたとのこと。

その先延ばしにされた”審判の日”が今日であることを知ったジョンは、人類の滅亡を阻止すべく戦うのですが……?

恐れるな、未来は変え……られる?

ターミネーター4

これまでの作品が現代を舞台にしていたのに対し、本作は”審判の日”以後の人類とスカイネットの戦いが描かれています。

主人公はジョン・コナーではなく、マーカス・ライトという青年。
過去の一切の記憶を失っているマーカスはターミネーターに襲われるも、のちにジョンの父親となる少年カイル・リースに命を救われます。

その後、ジョンの決起放送を聞いたマーカスは抵抗軍への参入を決意します。
本作制作時、シュワルツェネッガー氏はカリフォルニア州知事に就任しており、俳優業を休業していました。

そのため『ターミネーター』シリーズで唯一、同氏が出演していない作品となりました。

初のシュワちゃんが出てこない作品

ターミネーター:新起動/ジェニシス


これまでのシリーズ連続性をリセットしたリブート作品。
内容としては『ターミネーター』『ターミネーター2』をひとまとめにしたような構成になっています。

”審判の日”から30年以上にわたって繰り広げられる人類対マシンの戦いは、人類側が優勢となっていました。

この勝敗を覆すためスカイネットは抵抗軍リーダーのジョン・コナーの存在を抹消するため、過去にT-800を送り込んで彼の母サラ・コナーを殺害しようと目論みます。

一方、人類側もそれを阻止すべくカイル・リースが過去に飛ぶのですが、その際にジョンが何者かに襲われるのを目撃します。

過去に飛んだカイルは液体金属の体を持つT-1000に襲われますが、サラと中年姿のT-800に命を救われます。
驚くべきことにサラたちはすでにスカイネットが送り込んだターミネーターを排除していました。

スカイネットの誕生を阻止すべく行動するカイルたち。しかし彼らの前にジョン・コナーが現れて……?
青年、中年、老年とそれぞれの姿をしたT-800が登場する本作。

また一貫して人類側の救世主だったジョン・コナーが敵として立ちはだかる展開は、シリーズの新たな幕開けとして斬新なものでしたが、続編の制作は打ち切られてしまいました。

ジョン・コナーが大変なことに・・・!?

ストーリーを簡単におさらい

『ニュー・フェイト』に直接つながる1作目、2作目についてここでおさらいしておきましょう。

ターミネーター


ターミネーターとカイル・リースの戦い、サラ・コナーの逃亡劇が描かれた1作目。
未来では人工知能”スカイネット”が指揮するマシン軍と人類抵抗軍との戦いが繰り広げられていました。

劣勢に立たされたスカイネットは人類抵抗軍のリーダーであるジョン・コナーの存在を抹消すべく、ターミネーターを過去に送り込んで彼が生まれる前に母サラ・コナーを殺害しようと企みました。

抵抗軍もまたサラ・コナーを守るためにカイル・リースを過去に送り込みます。
ターミネーターの執拗な攻撃を躱すカイルとサラ。
しかし激戦の最中にカイルは命を落としてしまいます。

からくもターミネーターを撃破したサラはカイルとの子をその身に宿していました。
来たるその時のために彼女は戦うことを決意します。

シリーズのキーワードとなる”スカイネット”や”審判の日”は本作から登場。
またスピンオフも含めてシュワルツェネッガー演じるターミネーターが唯一、敵として登場した作品でもあります。

記念すべき第1作目!

ターミネーター2

前作から10年後。
未来を知るサラは精神疾患を疑われて警察病院に収監されていました。
養父母に引き取られた息子ジョンはサラの教育でハッキングや武器に関する知識を有するも、非行に走る日々を送っていました。

そんな中、再びスカイネットから2体のターミネーターが送り込まれます。
1体は未来のジョンが過去の自分を守るために送ったT-800。もう1体はジョンを抹殺するためにスカイネットから送られたT-1000。

T-1000に養父母を殺害されたジョンはT-800とともに警察病院に向かい、サラを救出します。

その後、サイバーダイン社がスカイネット誕生の発端になることを知ったサラたちは、未来の戦争を阻止するために本社に乗り込み、スカイネットにつながる研究の全てを破壊することに成功します。

しかし警察無線でその状況を知ったT-1000が襲来。

製鉄所に逃げ込んだ一行は負傷しながらもT-1000を溶鉱炉に落として破壊。

喜びも束の間、T-800は自分自身の存在もスカイネットにつながるとして、自らを破壊することをサラたちに求めるのでした。

執拗に追いかけてくるT-1000のインパクト、ジョンとT-800の友情など、今なおこの本作を傑作に挙げる声は多くあります。

T-1000がとにかくこわい!

『ニュー・フェイト』はこんなお話

『ターミネーター2』から続く本作は衝撃的なシーンから始まります。
2020年、メキシコ。弟のディエゴとともに勤務先の工場にいたダニーは、父に化けた謎のマシン”REV-9”の襲撃を受けます。
飛び込んできたグレースに助けられ逃亡するも、カーチェイスの末にディエゴが死亡。
ダニーたちも窮地に立たされます。

そこに武装したサラが現れ、REV-9を撃退。
グレースによれば、未来では人類とリージョンというAIが繰り出すマシンが戦っていること、自分はのちに人類側を率いるダニーを守るために未来からやってきた強化人間であることを告げます。

それはサラには信じがたい未来でした。

スカイネットの誕生を阻止して”審判の日”を回避したはずが、未来では別の敵にすり替わっていたのです。
グレースとサラに共通の協力者がいることを知った一行はアメリカへ向かいます。
国境を越え、一度はREV-9に襲われるも窮地を脱したサラたちが辿り着いた先にいたのは、
あのT-800でした……。

『ニュー・フェイト』はここに注目!

正統な続編と銘打つだけあって、本作は見どころが満載です。
その中でも特に注目すべき点を挙げておきましょう。
本作をより楽しめること間違いなしです!

ジョン・コナーが少年の姿で復活!?

冒頭、『ターミネーター2』における主人公格だったジョンが登場します。
しかも当時と同じ少年姿のまま!

『ターミネーター2』の公開が1991年ですから、約30年ぶりの登場ということになります。
もちろんCGによる再現ですが、その背格好から顔つきまでそっくりそのまま。

実は当時撮影していたのでは!? と思わせるほどの精巧さです。
少年ジョンの復活とその後の展開には度肝を抜かれることでしょう。

新たな敵”REV-9”の能力

『ターミネーター』シリーズには追ってくる強敵がつきもの。
本作に登場するREV-9は過去作品の敵を上回る能力と知性を有しています。
その一部を紹介します。

擬態能力

『ターミネーター2』に登場したT-1000以降、おなじみとなった擬態能力。
触れた相手の姿形から声まで、そっくりコピーすることができます。
しかもコピー元は抹殺するので、”同じ顔の人物が2人いる”という状況も起こりえません。
本編ではダニーの父や国境警備員に化けていました。

再生能力

こちらもT-1000以降、定番となった能力のひとつ。
鈍器で殴られても銃で撃たれても、液体金属の性質によってたちまち回復してしまいます。
ライフルなどの威力の高い攻撃を受けると損傷が大きく、修復に時間がかかる描写がありますが、それでも秒単位で再生して襲いかかってくる姿は脅威というほかありません。

分裂

過去作のターミネーターにはない、REC-9最大の特長がこの分裂能力です。
構造的には『ターミネーター3』に登場したT-Xに近く、骨格の周りを液体金属が覆っています。REV-9は骨格部分と液体金属部分を完全に分離して、それぞれが独立して行動できるのです。
本編では1体がトラックの運転をしつつ、もう1体が攻撃をしかける……という見事な連携業を披露しました。
分裂状態から一瞬で元に戻る描写にも注目です。

恒例の”あのセリフ”を言うのは誰?

ターミネーターといえば「I’ll be back(また戻ってくる)」というセリフははずせません。
多少の変化形はあれど、実は過去5作品全てでこのセリフが使われています。

もちろん今作でもこのセリフは登場します。

誰がどのようなシチュエーションで発するのか、探してみましょう。

シュワちゃんはいつ出てくるの?

毎回、未来から全裸で送られてくるシュワちゃんですが、今回は少し異なります

とはいえ冒頭で登場するという定番は守られていて、今作でも本編開始後すぐにその雄姿を拝むことができます。

しかし本編に深く関わってくるのは中盤以降なので、それまではグレースの暴れっぷりに釘付けにされておきましょう。

過去作品を連想させる定番やオマージュの数々!

本作にはスピンオフを含めて過去作品のオマージュと思われるシーンがたくさんあります。

また定番もしっかりと押さえられており、これぞターミネーターとうならせる描写も。
ここではその一部を紹介しましょう。

服を脱がされる

冒頭の定番といえばコレ。
タイムマシンの仕組み上、未来から送られてくる者は一糸まとわぬ姿で現地に降り立ちます。

そんな彼らがまずすることは、周囲に怪しまれないように衣服を調達すること。

今作でもグレースが現地人からなかば無理やり服を頂戴してしまいます。
同じくREV-9も服を調達する必要があるのですが、その方法に注目です。

パンケーキ

敵のターミネーターが攻撃を受けて転倒してから立ち上がるモーションにも趣向がこらされています。

REV-9がライフルやバズーカを撃ち込まれて仰向けに倒れると、手を使わずにタコのように起き上がります。

この動作はダンスにおける”パンケーキ”という技に近いのですが、実は『ターミネーター:新起動/ジェニシス』でもT-3000が同じモーションを披露しています。

障害物のすり抜け

『ターミネーター2』の印象的なシーンのひとつに、T-1000が警察病院の鉄格子をすり抜ける場面があります。

全身が液体金属であるからこそ可能なこの芸当、本作でもREV-9が実にさりげなく見せてくれるのです。
冒頭のカーチェイスの直後、本体から分離したREV-9がガードレールをすり抜けます。

銃がひっかかったT-1000と異なり、すんなりと通り抜けられたのは進化の比喩なのかもしれません。

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この記事を書いた人
Ciel

静岡から東京に上京した、24歳の田舎者Webディレクター。
仕事以外は”遊びの毎日”かと思いきや、やることがなく家でひきこもり映画鑑賞をする日々...

唯一の強み「人見知りしない!」はネズミ講の餌食となり、都会の恐ろしさを知る。

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