2020年11月27日にNetflixで独占配信をされた映画「ザ・コール」がネット上で注目を集めています。
本作は、2021年に第57回百想芸術大賞で最優秀主演女優をチョン・ジョンソが受賞した作品です。
過去と未来が1本の電話で繋がり、次々と未来が変わっていくというスリラー映画です。
気になるあらすじ、キャスト、見どころを調査してみました。
あらすじ
2019年、キム・ソヨンは病気の母親を訪ねる途中でスマホを落としてしまいます。
実家で埃を被った電話機から見知らぬ女性からの着信を受けます。
始めは、間違い電話だと思ったソヨンでしたが、「母親に殺される」と電話がありました。
住所を聞いて、ソヨンは驚きます。なんと、ソヨンの実家の住所だったのです。
ソヨンは、実家の地下室から一冊の日記と1枚の写真を見つけます。
そこに映っていたのは、ヨンスクという女性でした。
その後も、ソヨンとヨンスクは同じ電話機を通して1999年と2019年が繋がっていることを知ります。
同じ28歳だと知ったソヨンとヨンスクは、意気投合をして友情が芽生えました。
1999年11月27日、その日、ソヨンの父親は母親の火の不始末で火事に遭い亡くなってしまった日です。
ヨンスクは「父親を助けてあげる」と言って、火事を未然に防いだのです。
ヨンスクの活躍で、ソヨンの未来は変わり、元気な母親と大好きな父親がいる現実世界へと変わりました。
ソヨンは、ヨンスクに感謝をして力になりたいと思います。
ある日、ソヨンはヨンスクが養母に殺されるニュース記事を見つけます。それをヨンスクに伝えたことでとんでもない事態へと発展したのです。
「ザ・コール」のキャスト
映画「ザ・コール」のキャストについてみていきましょう。
キム・ソヨン
ソヨンを演じるのは、女優のパク・シネです。
2003年頃から芸能界入りを果たし、2003年に放送されたドラマ「天国の階段」で女優デビューをしました。
その後、2006年に放送されたドラマ「天国の樹」で一躍有名になりました。
翌年には映画「イービルツイン」でスクリーンデビューをします。
代表作品としては、2009年に放送されたドラマ「美男<イケメン>ですね」や2013年に放送されたドラマ「7番房の奇跡」などを挙げることができます。
オ・ヨンスク
1999年を生きるヨンスクを演じるのは、女優のチョン・ジョンソです。
2018年に公開された映画「バーニング」で主演に抜擢され芸能界入りを果たします。
この映画で、第91回アカデミー賞最優秀外国語映画を受賞したのです。本作では、殺人鬼を怪演しており話題を呼んでいます。第57回百想芸術大賞で主演女優賞を受賞しています。
ヨンスクの養母
ヨンスクの養母を演じるのは、女優のイ・エルです。
2009年に「シークレット」で女優デビューをしました。
代表作品としては、2015年に公開された映画「インサイダーズ」や2016年に放送されたドラマ「ガーディアン:孤独で偉大な神」2017年に放送されたドラマ「黒」などを挙げることができます。
ソヨンの母
ソヨンの母を演じるのは、女優のキム・ソンリョンです。
1988年にミスコリアの美人コンテストで優勝をして芸能界入りを果たします。
1991年に公開された映画「ドラゴンの爪を見たのは誰ですか?」で女優デビューをしました。
代表作品としては、2011年に公開された映画「クライアント」や2014年に公開された映画「ターゲット」2009年に放送されたドラマ 「美男<イケメン>ですね」などを挙げることができます。
ソヨンの父
ソヨンの父を演じるのは、俳優のパク・ホサンです。
1993年に芸能界入りを果たします。
舞台俳優として活動をしていました。
2014年に放送されたドラマ「ライアーゲーム」でドラマデビューをします。
2018年に公開された映画「刑務所のルールブック」で第54回百想芸術大賞で最優秀助演男優賞を受賞しました。
「ザ・コール」の注目ポイント
映画「ザ・コール」の注目ポイントやネット上の感想についてみていきましょう。
ラストに賛否両論!?
注目は、ヨンスクの養母が霊媒師として監禁して虐待をしているのです。風水に良いからと謎の食べ物を無理矢理食べさせているシーンはグロテスクでした。
しかし、始めはかわいらしい印象のヨンスクが次第に目や表情が変貌をしていき、やがて殺人鬼へと変わる姿はゾクゾクしてきます。
ホラーが苦手な人でも見やすい映画だと思います。
「ザ・コール」では、ラストに賛否両論が起こっています。ハッピーエンドかと思われたのですが、最後の最後にあったどんでん返しの真意がいまだに分からないまま。
ネット上でも、「最後のひねりはいるのか?」という意見もあるほど。
ネット上の感想
ネット上では、どのような感想が挙がっているのでしょうか。
うあああー!
Netflix韓国映画「ザ ・コール」超絶面白かった…こんなホラー観たことない
使い古された時空超え設定を進化させ、エグすぎる発想と脚本に最後まで目が離せなかった… 韓国映画のレベル凄い。
グロ描写はないけど想像できる痛みが心を容赦なくズタズタにえぐる。考えついた人悪魔でしょ… pic.twitter.com/USsxchpQ5Z— DIZ (@DIZfilms) November 28, 2020
『ザ・コール』
韓国映画は脚本が素晴らしいと評されることがあるが、本作もスゴい。想像力にも唸る。従来のタイムパラドックスをもう一捻りしてて、展開が読めぬ。過去からしか繋がらない電話という設定もミソで、電話が鳴る度にビクッとなる。チョン・ジョンソはいい女優よのぅ。怖…い…
2020|🇰🇷— 703 (@cinemarble703) December 4, 2020
チョン・ジョンソの演技にも高評価を得ていました。
まとめ
2020年11月27日にNetflixで独占配信をされた映画「ザ・コール」のあらすじ、キャスト、ネット上の感想を調査してみました。
1本の電話から1999年と2019年を繋ぎ、それによってさまざまな怪現象が起こるというスリラー映画です。
2018年に映画「バーニング」で芸能界入りを果たしたチョン・ジョンソの怪演にも注目です。