2022年12月3日に公開の映画『THE FIRST SLAM DUNK』についての解説です。
原作者の井上雄彦が監督・脚本を務めています。
1990年から少年ジャンプで連載されバスケブームの火付け役となった名作漫画です。
タイトルに込められた意味と続編の可能性はあるのでしょうか。
また、映画のあらすじ、キャストを調査してみました。
『THE FIRST SLAM DUNK』あらすじ
舞台はインターハイ。
湘北高等学校は、絶対王者である山王工業高校とインターハイ第2回戦で試合をします。
誰でが山王工業高校の圧勝だと思われます。
しかし、宮城リョータ、三井寿、流川楓、桜木花道、赤木剛憲はそれぞれの最大の力を発揮して強敵の山王工業高校へと挑むのでした。
『THE FIRST SLAM DUNK』のキャスト
映画『THE FIRST SLAM DUNK』のキャストについてみていきましょう。
監督・脚本・原作者：井上雄彦
監督・脚本・原作は、井上雄彦が務めています。
1988年に「楓パープル」で漫画家デビューをします。
その後、1990年に少年ジャンプで『SLAM DUNK』の連載をスタートさせ、バスケブームの火付け役となりました。
1996年からは『バガボンド』の連載をスタートさせます。
まさに、日本を代表する漫画家の一人と言えますね。
宮城リョータ役 仲村宗悟
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宮城リョータを演じるのは、声優の仲村宗悟です。
2015年にアニメ『アイドルマスター SideM』で声優デビューをしました。
その後、2019年には第13回声優アワードで新人男優賞を受賞しました。
代表作としては、2017年に放送の『TSUKIPRO THE ANIMATION』や2019年に放送の『厨病激発ボーイ』などがあります。
三井寿役 笠間淳
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三井寿を演じるのは、声優の笠間淳です。
2013年に放送の『蒼き鋼のアルペジオ』で声優デビューをしました。
ブレイクのきっかけは、2016年に『アイドルマスター SideM』の声優を務めたことでした。
代表作としては、2018年に放送の『お前はまだグンマを知らない』や2021年のゲーム『ジャックジャンヌ』などがあります。
流川楓役 神尾晋一郎
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流川楓を演じるのは、声優の神尾晋一郎です。
2011年に声優デビューをしました。
ブレイクのきっかけは、2019年に放送の『あんさんぶるスターズ!』で声優を務めたことでした。
代表作としては、2020年に放送の『大人にゃ恋の仕方がわからねぇ!』や2021年に公開の『劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち』などがあります。
桜木花道役 木村昴
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桜木花道を演じるのは、声優の木村昴です。
2005年に『ドラえもん』のジャイアンを担当して声優デビューをしました。
その後、2014年に放送の『ピンポン THE ANIMATION』や2015年に放送の『暗殺教室』など人気アニメで声優を務めました。
代表作としては、2020年に放送の『呪術廻戦』や2021年に放送の『東京リベンジャーズ』などがあります。
赤木剛憲役 三宅健太
赤木剛憲を演じるのは、声優の三宅健太です。
1999年に声優デビューをしました。
代表作としては、2013年に放送の『進撃の巨人』や2014年に放送の『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』などがあります。
『THE FIRST SLAM DUNK』の注目ポイント
映画『THE FIRST SLAM DUNK』の注目ポイントやネット上の感想についてみていきましょう。
スラムダンクを初めて観る人にもおすすめ
映画『THE FIRST SLAM DUNK』は、原作ファンだけではなく初めてスラムダンクを観る人にもおすすめしたい作品です。
キャラクターの説明をするのではなく、試合の中で見せています。
例えば、花道は序盤ではボールに触れられなかったり、ルール違反をしたりとバスケットボールに不慣れな様子が描かれています。
物語が進むにつれて神業を観ることで、花道が天才肌なのだということが分かります。
さらに、花道と流川がライバル視をしていることが試合の中で描かれています。
そんな二人が最後には協力してゴールを決める瞬間は感動的です。
新しいCGアニメ
映画『THE FIRST SLAM DUNK』では、CGアニメと通常のアニメが融合したこれまでにない新しいCGアニメが描かれています。
とくにオープニングは、漫画のように描き込まれたキャラクター達が動き出しており臨場感と迫力があって見どころ満載です。
さらに、試合のシーンではリアルな試合を観ているような細かな描写が印象的です。
監督である井上雄彦は高校からバスケ部に所属していたため、臨場感のある演出ができたのですね。
映画の舞台は、原作でも一番人気の名勝負と言われている「山王戦」です。
アニメでは陵南戦が最後だったので山王戦は放送されていないのです。
そのため、原作ファンとしては待望の映像化と言えます。
THE FIRST SLAM DUNKの意味
主人公が宮城リョータ
映画『THE FIRST SLAM DUNK』では、主人公が宮城リョータになっており、試合とリョータの過去を交差して描いているのです。
マンガやアニメでは、桜木花道が主人公ですが原作ではリョータの過去については掘り下げられていませんでした。
原作者で監督・脚本を務めている井上雄彦はパンフレットで「連載時、僕は20代だったから高校生側の視点のほうが得意というか、それしか知らなかったんです。そこから年をとって視野が広がり、描きたいものも広がってきた」と明かしています。
そのため、原作ファンにとっても宮城リョータという人物を改めて知る機会となったと言えますね。
映画のタイトルである『THE FIRST』とは宮城リョータのポジションファーストの意味も込められているそうです。
続編の可能性
映画『THE FIRST SLAM DUNK』の続編の可能性はあるのでしょうか。
本作は宮城リョータが主人公だったので、続編として残りの4人の過去にフォーカスした内容を期待します。
しかし、ネット上では続編の可能性は低いと言われています。
それは、映画のタイトル『THE FIRST』とは「みんなが初めて観るスラムダンク」という意味も込められています。
そのため、第一章という意味合いは低いようです。
それに、スラムダンクの中で一番人気の高い試合を中心に構成をされていたため、これ以上の内容が描けないとも言われています。
原作ファンとしては、続編を期待したいところですね。
ネット上の感想
ネット上の感想についてみていきましょう。
『THE FIRST SLAM DUNK』を観た。傑作だろこんなん。バスケシーンをCGアニメにしたことで選手の動きにリアリティが生まれて、臨場感たっぷりのマジ試合を観戦している気分になる。気付いたら物凄い手汗かきながら湘北メンバーを心から応援していた。思わず「行けっ…！」って声出しそうになるほど。 pic.twitter.com/iu7ZIrEKs8
— タカノンノ (@takanonnotakano) December 13, 2022
2022年374本目『THE FIRST SLAM DUNK』鑑賞
大傑作…原作未読だしバスケルールよう分かりませんが原作者自ら作り上げたド級のバスケ描写がかっちょよすぎて悶絶…これで恐らくスラダンは実写化させるのは不可能だということを知らしめた恐るべし映画でもありましたね…安西先生のタプタプ感良き pic.twitter.com/qZCqMUBLDz— 空翔ぶギロチン (@moviekoala) December 6, 2022
最高傑作として高評価を得ていました。
まとめ
2022年12月3日に公開の映画『THE FIRST SLAM DUNK』に込められた意味や続編について調査してみました。
原作者の井上雄彦が監督・脚本を務め1990年から少年ジャンプで連載されバスケブームの火付け役となった名作漫画です。
アニメでは描かれなかった山王戦が舞台となっています。
「THE FIRST」とは、本作で主人公の宮城リョータのポジションファーストを意味とみんなにとっての初めてのスラムダンクという意味が込められています。
「第一章」という意味合いはなく続編の可能性は低いそうです。
スラムダンクを初めて観る人にもとても観やすく、感動できるスポーツアニメと言えます。