2020年に韓国のSBSとNETFLIXで同時放送されたドラマ「ザ・キング:永遠の君主」の解説です。
本作は、「パリの恋人」や「シークレットガーデン」そして社会現象にもなった「トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜」の脚本家キム・ウンスクが脚本を務めています。
ドラマの放送前から韓国や日本で話題沸騰となり、愛の不時着や梨泰院クラスの次に注目ドラマなのです。
ドラマのあらすじ、キャスト、ネット上の感想について調査してみました。
『ザ・キング：永遠の君主』あらすじ
舞台は、君主制が続く「大韓帝国」と2020年の「大韓民国」です。
大韓帝国の第3代皇帝イ・ゴンが白馬に乗ってパラレルワールドの扉をくぐり抜けて2020年の大韓民国へと着てしまうです。
きっかけは、ゴンの叔父のイ・リムが1994年に謀反を起したことでした。
ゴンはリムによって目の前で父親を殺害され、幼くして皇帝になりました。
リムは、不思議な力を持つとされている「息笛」を手に入れようとしていたのです。
謀反の悲劇の際に偶然に刑事のチョン・テウルのIDカードを見つけます。
テウルを探していたゴンは、時空を超え2020年の大韓民国へとタイムスリップをしたのです。
皇帝の座を狙おうとするリムは、2つの世界を支配しようと企みます。
ゴンは、テウルと共に、リムの陰謀を阻止することになったのです。
果たして、2つの世界を行き来するゴンとテウルの恋の行方はどうなるのでしょうか。
『ザ・キング：永遠の君主』のキャスト
ドラマ『ザ・キング：永遠の君主』のキャストについてみていきましょう。
イ・ゴン役 イ・ミンホ
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大韓帝国の皇帝であるゴンを演じるのは、俳優のイ・ミンホです。
2003年に放送されたドラマ「四捨五入」で芸能界入りを果たします。
その後、2005年に放送されたドラマ「恋するレシピ」で注目を集めます。
2009年に放送されたドラマ「花より男子〜Boys Over Flowers」で道明寺司役を演じて一躍有名になりました。
2011年に放送されたドラマ「シティーハンター」では韓国だけではなくアジアで大ヒットをしました。
2017年から兵役につき社会服務要員として勤務しました。
本作は、兵役後の復帰作としても注目を集めました。
チョン・テウル／ルナ役 キム・ゴウン
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大韓帝国ではルナという人物で、大韓民国では刑事のテウルという人物です。
ゴンと運命的な出会いをして恋に落ちます。しかし、異なる二つの世界が二人の間に立ちはだかります。
テウル／ルナを演じるのは、女優のキム・ゴウンです・
2012年に公開された映画「ウンギョ 青い蜜」で300人の中から見事ヒロインに抜擢され、芸能界入りを果たしました。この映画で、最優秀新人女優賞を受賞しました。
その後は、2015年に放送されたドラマ「コインロッカーの女」や「メモリーズ 追憶の剣」で話題を呼びました。
チョ・ウンソプ／チョ・ヨン役 ウ・ドファン
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大韓帝国では、ゴンの側近として仕えるウンソプという人物と大韓民国では社会服務要員という人物です。
同じ人物ですが、性格は真逆です。
ウンソプ／ヨンを演じるのは、俳優のウ・ドファンです。
2016年に放送されたドラマ「ウチに住む男」で芸能界入りを果たします。
同年に公開された映画「オペレーション・クロマイト」でスクリーンデビューをしました。
2017年に放送されたドラマ「マッド・ドッグ」ではKBS演技大賞で新人俳優賞を受賞して一躍有名になりました。
2020年7月6日から軍隊に現役入隊を発表をしました。
ファンとしては復帰を楽しみにしたいと思います。
ク・ソリョン役 チョン・ウンチェ
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大韓帝国の女性首相で、ゴンとの結婚を企てています。
ソリョンを演じるのは、女優のチョン・ウンチェです。
2010年に放送されたドラマ「パスタ〜恋が出来るまで〜」で女優デビューをします。
2012年に公開された映画「ホラー・ストーリーズ」に出演して注目を集めました。
その後、2013年に公開された映画「ヘウォンの恋愛日記」で主演を演じて一躍有名になります。
代表作品としては、2014年に公開された映画「王の涙 イ・サンの決断」や2019年に放送されたドラマ「リーガル・ハイ」などを挙げることができます。
イ・リム役 イ・ジョンジン
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2つの世界を支配しようと企んでいるゴンの叔父であるリムを演じるのは、俳優のイ・ジョンジンです。
2000年に公開された映画「海浜へ行く」で芸能界入りを果たしました。
同年にはドラマ「花より美しい彼女」でテレビドラマデビューをしました。
その後、2001年に放送されたドラマ「恋人たち」で注目を集めました。
除隊後は、2007年に放送されたドラマ「9回裏2アウト」に出演をしました。
代表作品としては、2010年に公開された映画「逃亡者 PlanB」や2012年に放送されたドラマ「ワンダフル・ラジオ」などを挙げることができます。
『ザ・キング：永遠の君主』の注目ポイント
ドラマ『ザ・キング：永遠の君主』の注目ポイントやネット上の感想についてみていきましょう。
一人二役の演技はハイレベル！
ドラマ『ザ・キング：永遠の君主』の見どころはなんと言っても、「大韓帝国」と「大韓民国」という2つの世界があるということです。
主人公の大韓帝国の皇帝であるゴンが、2つの世界を行き来するのですが、2つの世界に異なる人物が存在しています。世界が変わるごとに、一人二役を演じており、まったくの別人を演じているところが面白いです。
特に、大韓帝国ではゴンの側近であるウンソプと大韓民国では、社会服務要員であるヨンの演技が凄いです。
性格が真逆で、ウンソプは冷静沈着で静かな男ですが、ヨンはお茶目でとにかくかわいい男子なのです。
そして、ストーリーが進むにつれて、ウンソプに扮したヨンとヨンに扮したウンソプが登場します。もはや一人四役を演じているのです！
若手俳優のウ・ドファンの高い演技力に驚かされますよ！
最終回まで伏線回収が凄い！
毎回話の展開が激しく2つの世界を行き来するため、途中で登場人物や時系列が複雑になってしまいます。
過去に行ったり、未来に入ったりと、過去を書き変えたり…
かなり、複雑な話の展開に1度観ただけでは物語を把握することは難しいです。
しかし、そこがまた面白く何度も観たり時系列を整理していくと、いろいろな伏線があり、ストーリーが進むに連れて明かされていく展開にハマってしまいますよ。
ネット上の感想
ネット上の感想についてみていきましょう。
久しぶりに、ドラマのツイート
〖ザ・キング〜永遠の君主〗
私の大好きな、ミンホさんの作品。
カッコイイ😍は当たり前だけど、こんな恋愛辛くない？最後のどうなるの？
ﾊｯﾋﾟｰｴﾝﾄﾞにはなるの？
と、ハラハラドキドキでした❤#ロマンス #韓流ドラマ #イミンホ #キムゴウン #ウドファン pic.twitter.com/7LJ8VJUBiY
— ishisu（イシス）🌕 (@ishisu_ishisu1) April 17, 2021
「ザ・キング永遠の君主」完走しました💨✨
1話を観た時は、難し過ぎてリタイヤしようと思いましたが…
頑張って観ていたらハマっちゃいました〜〜🙌
14話からは かじり付きになっちゃいました〜〜💖画像お借りしています☆ pic.twitter.com/s6OtdGxIaE
— アンちゃん (@hisako0208) August 19, 2020
物語が複雑なのでリタイヤしようと思った視聴者もいましたが、観続けているうちにハマってしまったと高評価を得ていました。
まとめ
2020年に韓国のSBSとNETFLIXで同時放送されたドラマ「ザ・キング:永遠の君主」のあらすじ、キャストについて調査してみました。
本作は、「トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜」の脚本家キム・ウンスクが脚本を務め、主人公には除隊後に本格的な俳優復帰をしたイ・ミンホや若手実力派女優のキム・ゴウンが演じています。
「大韓帝国」と「大韓民国」という2つの世界を行き来するパラレルワールドラブロマンスで、一人二役を演じている俳優陣の演技力の高さに注目できます。
話の内容は時系列系で少し難しいですが、その分じっくり観ると複雑に張られた伏線の回収に驚かれますよ。