2018年に放送されたドラマ『皇后の品格』についての解説です。
本作は、韓国での最高視聴率が17.8%を記録しています。また、主演のチャン・ナラ、チェ・ジニョク、シン・ソンロクは、SBC演技大賞で最優秀演技賞を受賞しています。
気になるドラマのあらすじ、キャスト、見どころについて調査してみました。
『皇后の品格』あらすじ
現代まで王室が続いており、国民から人気の皇帝イ・ヒョク。
しかし、王宮での権力を持っていたのは、ヒョクではなく太后カン氏だったのです。
ヒョクは、不満を抱いており、秘書で愛人であるユラと密会をしていました。
ユラは、ナ・ワンシンと婚約中でしたが、自分の身分を上げるために皇帝ヒョクと関係を持ちます。
ワンシンの母親に見られたことで、ユラは黙っているようにお願いをしますが、そこに一台の車が追突してきたのです。
ワンシンの母親は、事故によって亡くなってしまいます。
ワンシンは母親の死の真相を探るために、チェ・ウビンと名前と外見を変え王室の警護隊へと勤務するのです。
一方、新人舞台女優のオ・サニー。
ヒョクが、サニーの舞台を観ていたことで熱愛説が浮上します。
ユラとの愛人関係を良く思わない太后カン氏は、サニーを皇后として迎えることになりました。
皇后になってからも、ヒョクはユラとの密会を辞めるどころか、初夜にすら帰ってこない状態です。
また、ユラのアドバイス通り、ヒョクの好きな花を飾り、好きな音楽を流しても、ヒョクは激怒して突き飛ばされてしまいます。
傷付いたサニーを助けたのが、ウビンだったのです。
ウビンはサニーに降りかかるさまざまなトラブルから守っていきます。
サニーは、ヒョクの前妻であるソヒョン皇后の死の真相に違和感を感じ始め真相を追及することにします。
果たして、サニーとウビンはそれぞれ死の真相を暴くことができるのでしょうか。
また、サニーとウビン、ヒョクの恋の行方はどうなるのでしょうか。
相関図は?
相関図がこちらです。
かなり複雑な人間関係なので、まとめておくと分かりやすいかも知れませんね。
『皇后の品格』のキャスト
ドラマ『皇后の品格』のキャストについてみていきましょう。
オ・サニー役 チャン・ナラ
新人舞台女優として活躍していた頃からイ・ヒョクに憧れてしました。
ヒョクと結婚をして皇后になり、ヒョクの本性を知り深く傷つきます。
また、サニーのことを目障りに思う人から幾度となく命を狙われてしまいます。
そんな時にいつも助けてくれるウビンに次第に惹かれていきます。
そしてヒョクの前妻である、ソヒョン皇后の死の真相を追及することを決意するのです。
サニーを演じるのは、女優のチャン・ナラです。
2001年に放送されたドラマ「ニュー・ノンストップ」で女優デビューをします。
また、「First Story」をリリースして歌手としても活動をスタートさせるのです。
代表作としては、2005年に放送されたドラマ「ウエディング」や2011年に放送されたドラマ「童顔美女」などを挙げることができます。
ナ・ワンシン/チョン・ウビン役 チェ・ジニョク
母親の殺された復讐のため、外見と名前を変えて皇室警護員となりました。度重なるサニーに降りかかるトラブルから守ります。
次第に、ウビンの冷たい心がほぐれていくのでした。
ウビンを演じるのは、俳優のチェ・ジニョクです。
2006年に開催されたオーディションでグランプリを受賞して芸能界入りを果たします。
同年に放送されたドラマ「ひとまず走れ」で俳優デビューをします。
その後、2010年に放送されたドラマ「パスタ〜恋が出来るまで〜」で注目を集めました。
代表作としては、2013年に放送されたドラマ「相続者たち-王冠を被ろうとする者、その重さに耐えろ-」や2015年に公開された映画「恋するヴァンパイア」などを挙げることができます。
イ・ヒョク役 シン・ソンロク
国民に人気の皇帝ですが、実は女好きで野心家です。サニーとの結婚を利用して、ユラとの不倫関係を続けます。
しかし、次第にサニーのことが気になり始め、これまでの自分の悪事を悔いるようになるのです。
ヒョクを演じるのは、俳優のシン・ソンロクです。
2003年に放送されたドラマ「星を射る」で俳優デビューをします。
その後は、舞台俳優としても活動をしていました。
2013年に放送されたドラマ「星から来たあなた」での悪役がハマり、一躍有名になりました。
最近では、2019年に放送されたドラマ「パヒューム」でラブコメ初主演を果たしています。
ミン・ユラ役 イ・エリア
ウジンの元恋人で、ヒョクの愛人です。
ヒョクに近付いたのも皇后の座を狙おうと企んだからでした。また、ワンシンがウジンだと気が付くと、敵を送り込みウジンを襲わせたのです。
ユラを演じるのは、女優のイ・エリアです。
2013年に放送されたドラマ「バスケットボール」で女優デビューをします。
2014年に放送されたドラマ「ワンダフルデイズ」や2017年に放送されたドラマ「サム、マイウェイのために戦う」など人気ドラマに出演を重ね知名度を上げていきました。
本作で悪女を演じて一躍有名になります。
太后カン氏役 シン・ウンギョン
王宮の実権を握っています。
サニーとヒョクを結婚させたもの、ユラの存在を良く思っていなかったからでした。
また、ヒョクの前妻のソヒョンの死にも何らかの形で関係しているのです。
太后カン氏を演じるのは、女優のシン・ウンギョンです。
1988年頃から芸能界入りを果たし、ドラマ「欲望の扉」で女優デビューをします。
2007年に放送されたドラマ「不良カップル」で注目を集めました。
代表作としては、2001年に公開された映画「花嫁はギャングスター」や2020年に放送されたドラマ「ペントハウス」シリーズなどを挙げることができます。
ソ・ガンヒ役 ユン・ソイ
ヒョクの前妻であるソヒョンとの間に娘のアリがいますが、実はアリはソヒョンではなく、乳母のガンヒとの間の子供だったのです。
太后カン氏は、ヒョクがサニーに惹かれ始めたことを知り、王宮から追い出すようにガンヒに命令をするのでした。
ガンヒを演じるのは、女優のユン・ソイです。
2001年にモデルとして芸能界入りを果たします。
2004年に公開された映画「ARAHAN/アラハン」やドラマ「愛してると云って」で女優デビューをします。
2008年に放送されたドラマ「ガラスの城」でSBS演技大賞ニュースター賞を受賞して注目を集めました。
代表作としては、2007年に放送されたドラマ「オークションハウス」や2011年に放送されたドラマ「ペク・ドンス」などを挙げることができます。
『皇后の品格』の注目ポイント
ドラマ『皇后の品格』の注目ポイントやネット上の感想についてみていきましょう。
シン・ソンロクのダメ男がハマり役すぎる
シン・ソンロクと言えば、これまでにも「星から来たあなた」でインパクトの強いイ・ジェギョンを演じて以降、「LIAR GAME」「王の顔」でも悪役を数多く演じています。
シン・ソンロクと言えば、悪役というほどのイメージがありますよね。
本作でも、第一話からダメ皇帝を演じています。
ヒョク皇帝は、表向きは爽やかな皇帝ですが、本性は女好きで野心家です。
サニーを自分のイメージアップのために利用したり、離婚を勝手に発表したり、ユラと不倫をしたり…等、観ていて最初はイライラしてしまいます。
しかし、酔って池に溺れそうになったところをサニーに救われたことで、これまでの過ちを後悔するようになります。
それからは、サニーに振り向いて貰うためにあの手この手を使って尽くすところがかわいいなと感じました。
心を入れ替えたヒョクとサニーの恋の行方にも注目ですよ!
女のドロドロバトルが面白い!
王宮の権力を巡って女たちの壮絶なバトルが面白いです。
王宮の実権をすべて握りたいと企む太后カン氏とヒョクと結婚することで、皇后の座を狙うユラ、さらに、実子に実権を握らせたいと思っているガンヒ。
それぞれの思惑が考察するバトルは必見ですよ。
ネット上の感想
ネット上の感想についてみていきましょう。
✨#皇后の品格 完走✨
「運命のように君を…」 の #チャンナラ& #チェジニョク コンビで贈る皇室ロマンスかと思いきや、不倫.ひき逃げ.監禁.殺人.捏造…
韓ドラあるある満載のマクチャンドラマ😂
ツッコミどころ満載&寝不足必至のドラマで全26話を3日で完走w
マクチャンドラマ好きには超お薦め😆👍 pic.twitter.com/3Mb3DW5M8v— 카페오레**.オレちゃん** (@tonban_12043809) October 7, 2019
チェジニョクって大きいからハグしたらチャンナラすっぽり収まるんだよ…
それがたまらなく良いんだよね!!!
チェジニョクに守られたい!!!!その世界どこ!!!!!チェジニョクに警護してもらう世界線!!!!#皇后の品格 pic.twitter.com/jqC8zsofO5— な ず🌙𓈒 𓂂𓏸 (@kr___drm) December 13, 2020
なんと言っても、チェ・ジニョク演じるウジンの優しさに癒されてますね。
まとめ
2018年に放送されたドラマ『皇后の品格』のあらすじ、キャストを調査してみました。
主演を演じたチャン・ナラ、チェ・ジニョク、シン・ソンロクは、SBC演技大賞で最優秀演技賞を受賞している話題作です。
見どころは、シン・ソンロクの悪役ぶりと権力を求めた女たちのドロドロが必見です。
また、チェ・ジニョク演じるウンジとのラブストーリーも注目と言えます。
日常では絶対ありえない展開が次々起こる韓国のマクチャンドラマ好きにおすすめのドラマと言えますね!