2016年12月~2017年1月までtvNで放送をされたドラマ「トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜」についての解説です。
最高視聴率は20.5%を記録しています。
地上波ではなくケーブルテレビでこの視聴率を記録したというのは異例だそうです。
第53回百想芸術大賞では、大賞と男性最優秀演技賞を受賞するほか多数にノミネートしています。
名作のあらすじ、キャスト、ネット上の感想について調査してみました。
そもそも『トッケビ』とは何なのか
『トッケビ』の原題を見てみると「쓸쓸하고 찬란하神 – 도깨비」とあり、これは大体の翻訳で
「寂しい神、トッケビ」という意味。
トッケビ(도깨비)とは:朝鮮半島に伝わる精霊、妖怪
「トッケビ」と聞いて「?」となる方も多いと思います。
朝鮮半島においてはとても有名な伝説のようです!トッケビ の絵本もあります。
手軽に韓国の歴史に触れられるし、この知識を入れておくとドラマの『トッケビ』断然わかりやすく楽しめますよ。
『トッケビ』あらすじ
高麗時代の英雄だったキム・シンは、若き王の陰謀により命を落とします。
神の力によって不滅の命を持つ「トッケビ」として900年以上生き続けていました。
トッケビには剣が刺さっており、それを抜くことができるのはトッケビの花嫁だけです。
トッケビの剣が抜かれたときにはトッケビに安らかな死が訪れるのです。
一方、母親を幼い頃に亡くし意地悪な叔母のもとで暮らしているチ・ウンタク。
彼女にはある力が宿っていました。
それは、トッケビを呼び出せる力でした。
ウンタクこそがトッケビの花嫁だったのです。
トッケビは、ウンタクが花嫁であると最初は半信半疑でしたが、次第に天真爛漫なウンタクに惹かれていくトッケビ。
果たしてトッケビは安らかな死を迎えることができるのでしょうか。
『トッケビ』のキャスト
ドラマ「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」のキャストについてみていきましょう。
トッケビ/キム・シン役 コン・ユ
トッケビを演じるのは、俳優のコン・ユです。
2001年に芸能界入りを果たし、2005年に放送されたドラマ「乾パン先生とこんぺいとう」や2006年に放送されたドラマ「ある素敵な日」などに出演をしていましたヒットに恵まれませんでした。
俳優を辞めようかと思っていた時に、『コーヒープリンス1号店』への主演オファーがありました。
本作で韓流スターの仲間入りを果たしました。
除隊後には、2010年に公開された映画「あなたの初恋探します」に出演をし日本でも公開をされました。
2012年のドラマ「ビッグ 〜愛は奇跡〈ミラクル〉〜」や2016年に公開された「新感染 ファイナル・エクスプレス」などに出演をしています。
チ・ウンタク役 キム・ゴウン
ウンタクを演じるのは、女優のキム・ゴウンです。
2012年に公開された映画「ウンギョ 青い蜜」で300人の中から見事ヒロインに抜擢され、芸能界入りを果たしました。
この映画で、最優秀新人女優賞を受賞しました。
その後は、2015年に放送されたドラマ「コインロッカーの女」や「メモリーズ 追憶の剣」で話題を呼びました。
代表作品としては、2015年に放送されたドラマ「恋はチーズ・イン・ザ・トラップ」や2020年に放送されたドラマ「ザ・キング:永遠の君主」などに出演をしています。
死神役 イ・ドンウク
死神を演じるのは、俳優のイ・ドンウクです。
1999年に芸能界入りを果たし、ドラマ「道の外にも世界はある」で俳優デビューをします。
2000年と2001年に放送されたドラマ「学校2」「学校3」に出演をして、2002年のドラマ「Loving You」で一躍有名になりました。
代表作としては、2014年に放送されたドラマ「ホテルキング」や2018年に放送されたドラマ「ライフ」などを挙げることができます。
サニー役 ユ・インナ
サニーを演じるのは、女優のユ・インナです。
2009年頃から芸能界入りを果たし、ドラマ「明日に向かってハイキック」で女優デビューをしました。
2011年に放送されたドラマ「最高の愛」で百想芸術大賞で新人演技賞を受賞しました。
代表作としては、2010年に放送されたドラマ「シークレット・ガーデン」や2013年に放送されたドラマ「星から来たあなた」などを挙げることができます。
ユ・ドクファ役 ユク・ソンジェ
ドクファを演じるのは、アイドルグループ「BTOB」のメンバーのユク・ソンジェです。
2012年にアイドルグループ「BTOB」のメンバーとしてデビューをしました。
翌年にはドラマ「モンスター〜私だけのラブスター〜」で俳優デビューをします。
俳優として注目を集めたのが2015年にはドラマ「恋するジェネレーション」に出演をしたことでした。
代表作品としては、2013年に放送されたドラマ「応答せよ1994」や2020年に放送されたドラマ「サンガプ屋台」などに出演をしています。
『トッケビ』の注目ポイント
ドラマ「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」の注目ポイントやネット上の感想についてみていきましょう。
初めて韓ドラを観る人でも見やすい内容
注目ポイントは「誰でも分かりやすい内容」ということです。
王道韓国ドラマのひとつとして有名な本作は、初めて韓国ドラマを見る人でも楽しめます。
日本のドラマとは違い平均16話と長いのが韓国ドラマの特徴ですが、毎回胸キュンシーンやほっこりするシーンや号泣シーンなどが豊富ですので最後まで飽きることなく観れます。
コン・ユは作品選びに慎重で有名なのですが、3年ぶりのドラマ復帰作ということで放送前から韓国でも大注目をされたドラマなのです。
脚本を務めるのはキム・ウンスクで、「太陽の末裔」の脚本を手掛けた人物です。
ヒットドラマを多く輩出している実力脚本家ですので間違いなしと言えますね!
涙なしでは観れない!
ドラマ「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」の見どころは、不死身の命を終わらせるために、今まで死にたいと思っていたトッケビが「まだ生きたい」と思うにようになります。
その理由は、ウンタクに恋をしたからなのです。
生きたいのに生きる選択も選べないような現実が二人に立ちはだかるのです。
BSフジでやってるトッケビ観てたんだけど、お休みが多くて続きが気になりすぎてDVD借りて観ちゃったし、ハマってしまいました😹コンユが好きになってしまった💓
ほんといい作品、トッケビ❤️みんながハマるのがわかるわ‼︎
トッケビで号泣した場面載せました‼︎
観た人はわかりますよね⁈#トッケビ pic.twitter.com/rGLrNoyjVs— チェリーパイ (@WVGXKtbwToxpcyQ) October 1, 2018
生きたいのに生きることができないトッケビの切なすぎるラブストーリーには、涙なくては観ることができません。特にラストシーンが大号泣間違いなしです。
トッケビ×ウンタクがかわいい!
ドラマ「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」のもうひとつの注目ポイントはキャラクターの個性が強いということです。
900年以上生き続けているトッケビと花嫁であると主張する高校生のウンタク。
ウンタクの天真爛漫な性格に始めは翻弄されるトッケビでしたが、次第に惹かれていきます。
トッケビの花嫁として剣を抜こうとするのですがトッケビから「明日」「もう一日だけ」と死にたかった思いが「生きたい」と思うようになるのです。
二人のかけあいは観ていてほっこりしますし、ウンタク演じるキム・ゴウンの笑顔に癒されます!
『トッケビ』は、もうひとつのカップルにも注目!
トッケビとウンタク以外にもう一つカップル「死神とサニー」も見どころと言えます。
過去の記憶や自分の名前すら忘れてしまった死神がある日、サニーと出会います。
出会った瞬間に運命的な何かを感じる死神。
それまではクールで冷静沈着だったのですが、サニーのことになると動揺をししまいます。
実は二人には前世からのある関係があったのです。
感情表現が乏しい死神が積極的なサニーに翻弄される姿もかわいいです。
この二人のカップルも涙なくては観ることができません。
ネット上の感想
ネット上の感想についてみていきましょう。
久しぶりにドラマでこんなに泣いた〜良かったトッケビ名作だわ😭
— 芭恋 (@baren_kumou74) August 25, 2021
余韻、、、まだ泣ける、、、
トッケビめっちゃおすすめです(^^)
名作ですほんとに pic.twitter.com/4QWiNV2xoD— ちちゅ (@chichuinthesky) August 17, 2021
ネット上では韓国史上最高の名作ドラマとしても呼び声高い作品です。
『トッケビ』まとめ
2016年12月~2017年1月までtvNで放送をされたドラマ「トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜」のあらすじ、キャストについて調査してみました。
本作は、2017年もっとも評価が高かったドラマで最高視聴率が20.5%、第53回百想芸術大賞では、大賞と男性最優秀演技賞を受賞するほか多数にノミネートしています。
脚本を務めるのは「太陽の末裔」の脚本を手掛けたキム・ウンスク。
主演は名俳優のコン・ユと若手女優ナンバー1のキム・ゴウンです。
900年以上生き続けるトッケビとその花嫁のウンタクが出会ったことで、死にたかったトッケビが生きたいと思ってしまいます。
涙なくては観ることができません。
韓国史上最高の名作として呼び声高い作品です。
内容も分かりやすいので韓国ドラマを初めて観る人におすすめしたい作品ですよ。