2021年5月28日に公開された映画『クワイエット・プレイス2 破られた沈黙』の紹介です。
映画上映中に、ポップコーンを食べる音すら立てずらい雰囲気を出していましたね。
そんな、音を出せないという新感覚ホラーの続編なのです。
続編の前に、前回までのあらすじ、キャストをおさらいしてみましょう。
また、クワイエット・プレイス2の見どころや前作の4つの謎についても考察してみたいと思います。
『クワイエット・プレイス2 破られた沈黙』あらすじ
物音を立てたら即死という世界に生きるイヴリン一家。
夫のリーと住む家を失った家族は、生まれたての新生児を連れて避難場所を探す旅へと出ました。
廃工場で出会ったのは、エメットと名乗る謎の生存者でした。
エメットは味方なのでしょうか。それとも敵なのでしょうか。
正体すら分からない「何か」と新たな謎と脅威が明らかになっていくのです。
果たして、イヴリンは新生児と子供2人を連れて「何か」から逃れることはできるのでしょうか。
前作のおさらい
宇宙からやってきた謎の「何か」によって音を立てたら即死という恐怖と戦いながらアボット一家は暮らしていました。
アボット一家は、手話で会話をして音を立てない生活を送っていました。
ある日、マーカスが風邪を引いてしまった家族は雑貨店に薬を取りにいきました。末っ子のビューが、音が出るおもちゃを欲しがります。
父親・リーはおもちゃを置いて店を出ますが、長女・リーガンはおもちゃを手渡してしまいます。
帰宅する途中に、ビューが持っていたおもちゃから電子音が鳴り響き、森の中から「何か」がビューを襲いました。
それから1年後、世界は「何か」の襲撃によって死者は数十万人を超えてました。
妻・イヴリンは新たな命を宿し、臨月を迎えていました。
リーとルーカスが釣りに出かけている最中にイヴリンの陣痛が始まりました。
イヴリンは急いで地下室で降りようとした際に誤って足を怪我してしまい、声を出してしまうのです。
陣痛に合わせて花火を打ち上げました。
帰宅したリーは出産したイヴリンと赤ちゃんの元へ駆け寄ります。一方、ルーカスとリーガンは備蓄倉庫の上でリーを待っていましたが、誤って倉庫に落下。
助けに入ったリーガンの元に「何か」が襲い掛かろうとしてきます。
間一髪のところで、リーがリーガンに渡した補聴器の音が反響して「何か」は逃げ去りました。
再会を果たした3人でしたが、現れた「何か」によってリーは襲われてしまいます。リーはルーカスとリーガンを守るためにリーは自らの命をなげうって死にます。
イヴリンと再会をした3人は、地下室に逃げましたが「何か」が襲い掛かろうとします。リーガンは補聴器をマイクに近付けます。
マイクから増幅した音波で苦しむ「何か」の頭をイヴリンが射撃をして難を逃れました。
しかし、隠れ家には「何か」が群れになって襲ってきているため、生まれたての我が子を連れて旅をする決意をしたイヴリンでした。
『クワイエット・プレイス2 破られた沈黙』のキャスト
『クワイエット・プレイス2 破られた沈黙』のキャストについてみていきましょう。
監督・脚本:ジョン・クラシンスキー
前作から監督・脚本を務めるのは、ジョン・クラシンスキーです。
2009年に公開された映画「Brief Interviews with Hideous Men」で監督デビューをしました。
俳優としても活躍をしており、2004年に公開された映画「愛についてのキンゼイ・レポート」で俳優デビューをします。
その後、2017年に公開された映画「デトロイト」や2005年から放送されたドラマ「CSI:科学捜査班」などで一躍有名になりました。
実は、前作のリー・アボットを演じているものジョン・クラシンスキーなのです!
さらに、主演のエミリー・ブラントは妻なのです。
実の夫婦役を演じたということ。しかも、エミリー・ブラントは当時妊娠中でした。
イヴリン役 エミリー・ブラント
イヴリンを演じるのは、女優のエミリー・ブラントです。
2001年に舞台女優として芸能界入りを果たします。
2003年に公開された映画「ウォリアークイーン」でスクリーンデビューを果たし、2004年に公開された映画「マイ・サマー・オブ・ラブ」で新人賞を始め多くの賞を受賞し一躍有名になりました。
代表作品としては、2009年に公開された映画「ヴィクトリア女王 世紀の愛」や2014年に公開された映画「オール・ユー・ニード・イズ・キル」などを挙げることができます。
リーガン役 ミリセント・シモンズ
長女・リーガンを演じるのは、女優のミリセント・シモンズです。
2017年頃から芸能界入りを果たし、映画「ワンダーストラック」で女優デビューをしました。
前作に出演したことで一躍有名になりました。
実は、彼女は聴覚障害なのです。
リーガン役を演じる際に、実際に手話をキャスト陣らに教えるなどしていたそうですよ。
ルーカス役 ノア・ジュープ
次男のルーカスを演じるのは、子役のノア・ジュープです。
2015年頃から芸能界入りを果たし、2017年に公開された映画「ナチス第三の男」で子役デビューをします。
その後も、2018年に公開された映画「タイタン」や2019年に公開された映画「フォードvsフェラーリ」などに出演をしています。
エメット役 キリアン・マーフィー
廃工場で出会った謎の生存者・エメットを演じるのは、俳優のキリアン・マーフィーです。
1996年頃から劇団員として芸能界入りを果たしました。
その後、2001年に公開された映画「On the Edge」で注目を集めます。
翌年の2002年には映画「28日後…」で一躍有名になりました。
代表作品としては、2005年に公開された映画「パニック・フライト」や「バットマン・ビギンズ」などを挙げることができます。
『クワイエット・プレイス2 破られた沈黙』の注目ポイント
『クワイエット・プレイス2 破られた沈黙』の注目ポイントについてみていきましょう。
1日目には何があったのか?
「クワイエット・プレイス2」では、1日目に何があったのかが公開されています。
イヴリンの前に突如現れた謎の生命体が、車に乗るイヴリンらに襲い掛かってくるのです。
前作でも、謎の「何か」について起源や生命体の真相について迫っています。
他の地域の人々はどのようにして生き残ったのか?
前作では、ニューヨークが「何か」の襲撃によって閉鎖されてしまったとラジオで知ったリーですが、実際には他の地域の様子を見ることはありませんでした。
今回、初めて他の地域へと旅をすることで上海、ロンドン、ムンバイなどの主要都市がどうなったかのを知ることができますね。
謎の生存者とは?
イヴリンの前に現れた謎の生存者・エメット(キリアン・マーフィー)やジャイモン・フンスーなどの新しいキャラクターが登場します。
彼らは敵か味方かも分かりませんが、どうやってこれまで生き残ってきたのかについて知ることで「何か」との戦い方を知ることができます。
新生児という最大の起爆装置を抱えて生きていくことができるかが見どころと言えますね。
「何か」が進化している?
前作では、あまり姿をハッキリと観ることができなかった「何か」ですが、本作では新しい進化をしているようです。
予告でも、イヴリンの背後から迫る「何か」は壁を伝って近づいてきていました。
さらに、ものすごいスピードで追ってくる姿も前回よりもさらにパワーアップしているようにも見えます。
本作では、さらに音を当てないように息を潜めてしまうシーンも多いようですよ。
『クワイエット・プレイス2 破られた沈黙』まとめ
2021年5月28日に公開される映画『クワイエット・プレイス2 破られた沈黙』のあらすじ、キャスト、前回のおさらいなどを紹介しました。
前作では、突如現れた「何か」によって家と父親・リーを失った母、イヴリンが生まれたての新生児と幼い2人の子供を連れて安住の地を求めて旅をするというストーリーです。
前作同様に音に反応する「何か」は、さらにパワーアップしています。新たに登場する生存者との関係にも注目ですね。