2022年9月1日に日本で公開された映画『ブレット・トレイン』についての解説です。
伊坂幸太郎の小説『マリアビートル』が原作です。
主演をブラッド・ピットが務めています。
原作小説との違いやあらすじ、キャスト、ネット上の感想を調査してみました。
『ブレット・トレイン』あらすじ
凄腕の殺し屋・レディバグ。
復帰後、初の仕事は東京発の高速列車「ゆかり号」に乗り、ブリーフケースを盗んで次の駅で降りるだけの簡単な任務でした。
しかし、ゆかり号に乗ったレディバグを待っていたのは、面識のない殺し屋ばかり。
殺し屋たちに命を狙われるので、降りたくても降りれないのです。
世界一不運な男・レディバグは果たして復帰後の初めての任務を終えることができるのでしょうか。
また、謎の殺し屋たちとレディバグとの意外な因縁や過去とは一体何なのでしょうか。
さらに、終点の京都で待ち構えている最大級の犯罪組織のボス・ホワイト・デスの正体とは?
『ブレット・トレイン』の監督・キャスト
映画『ブレット・トレイン』の監督・キャストについてみていきましょう。
監督:デヴィッド・リーチ
監督を務めるのは、デヴィッド・リーチです。
2005年に公開された映画『アホリックス リローデッド』で監督デビューをしました。
2014年に公開された映画『ジョン・ウィック』で共同監督・製作をし、2017年に公開された映画『ジョン・ウィック:チャプター2』で総監督を務めて一躍有名になりました。
2018年には映画『デッドプール2』の監督も務めました。
もともとアクション俳優だったこともあり、本格的なアクションにも注目できます。
レディバグ役 ブラッド・ピット
レディバグを演じるのは、俳優のブラッド・ピットです。
1987年に公開の『追いつめられて』で俳優デビューをしました。
その後、1988年に公開の『リック』で初主演を務めました。
ブレイクのきっかけは、1992年に公開の『リバー・ランズ・スルー・イット』に出演をしたことでした。
代表作としては、2011年に公開の『マネーボール』や2013年に公開の『それでも夜は明ける』や2019年に公開の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』などがあります。
プリンス役 ジョーイ・キング
プリンスを演じるのは、女優のジョーイ・キングです。
2007年に公開の『再会の街で』で女優デビューをしました。
その後、2010年に公開の『ラモーナのおきて』で初主演を務めました。
ブレイクのきっかけは、2018年に放送の『キスから始まるものがたり』シリーズに出演をしたことでした。
代表作としては、2016年に公開の『インデペンデンス・デイ: リサージェンス』や2019年に放送の『見せかけの日々』などがあります。
タンジェリン役 アーロン・テイラー=ジョンソン
タンジェリンを演じるのは、俳優のアーロン・テイラー=ジョンソンです。
2001年に芸能界入りをします。
2002年に公開の『トムとトーマス』で俳優デビューをしました。
ブレイクのきっかけは、2016年に公開の『ノクターナル・アニマルズ』に出演をしたことでした。
この映画でゴールデングローブ賞で助演男優賞を受賞しました。
代表作としては、2010年に公開の『キック・アス』シリーズや2020年に公開の『TENET テネット』などがあります。
レモン役 ブライアン・タイリー・ヘンリー
レモンを演じるのは、俳優のブライアン・タイリー・ヘンリーです。
2007年に芸能界入りをします。
人気ドラマ『ロー&オーダー』や『グッド・ワイフ』などに出演をして頭角を現します。
ブレイクのきっかけは、20016年に放送の『アトランタ』に出演をしたことでした。
代表作としては、2019年に公開の『ジョーカー』や2021年に公開の『ゴジラvsコング』などがあります。
木村雄一役 アンドリュー・小路
木村を演じるのは、俳優のアンドリュー・小路です。
2006年に公開の『Project One』で俳優デビューをしました。
その後、2013年に放送の『ワイルド・スピード EURO MISSION』にも出演をします。
2019年には、ドラマ『ウォリアー』で主演を務めました。
代表作としては、2021年に公開の『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』などがあります。
エルダー役 真田広之
エルダーを演じるのは、俳優の真田広之です。
1966年頃から子役として芸能界入りを果たしています。
1980年に公開された『忍者武芸帖 百地三太夫』で俳優デビューを果たしました。
その後、1999年にハリウッド進出をし2002年に公開された『たそがれ清兵衛』や『ラストサムライ』で日本を代表するハリウッドスターとなりました。
最近では、国内よりもハリウッド映画への出演の方が多いですね。
マリア・ビートル役 サンドラ・ブロック
マリアを演じるのは、女優のサンドラ・ブロックです。
1987年に芸能界入りを果たします。
ブレイクのきっかけは、1994年に公開の『スピード』に出演をしたことでした。
その後、1995年に公開の『あなたが寝てる間に…』でゴールデングローブ賞の主演女優賞にノミネートされ一躍有名になりました。
2009年に公開の『しあわせの隠れ場所』でアカデミー主演女優賞とゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞しています。
ウルフ役 ベニート・A・マルティネス・オカシオ
ウルフを演じるのは、ラッパーのバッド・バニーです。
2016年にリリースされたシングル『Diles』でデビューをしました。
世界で最もストリーミングで聞かれているアーティストです。
BTSやテイラースウィフトを抑えて2年連続で1位を記録しています。
91臆回再生もされているそうです。
ホーネット役 ザジー・ビーツ
ホーネットを演じるのは、女優のザジー・ビーツです。
2013年に芸能入りをします。
ブレイクのきっかけは、2016年に放送の『アトランタ』に出演をしたことでした。
代表作としては、2018年に公開の『デッドプール2』や2019年に公開の『ジョーカー』などがあります。
『ブレット・トレイン』の注目ポイント
映画『ブレット・トレイン』の注目ポイントやネット上の感想についてみていきましょう。
原作との違い
ドラマ『ブレット・トレイン』の原作は、2010年9月に出版された伊坂幸太郎の『マリアビートル』です。
『マリアビートル』では、それぞれ別の目的で東北新幹線に乗り合わせた殺し屋たちが、新幹線の車内で繰り広げられる群像劇です。
キャラクターも個性的で、きかんしゃトーマスヲタクや悪運が強い男などが登場します。
ガイ・リッチー映画を彷彿をさせる作風となっています。
原作との違いは、映画では新幹線という閉鎖的な空間を感じさせないために、車両の一部をネオンで装飾されたり、アニメキャラの着ぐるみが登場します。
また、車両の中にバーは併設されていたりと、私たち日本人が知っている新幹線とは異なります。
また、原作では新幹線の行き先が東京から仙台方面だったのに対して、映画では東京から京都に向かう東海道新幹線に変更され、日本の名所が数多く登場します。
豪華なカメオ出演
映画『ブレット・トレイン』では豪華すぎるカメオ出演が話題を呼んでいます。
監督であるデヴィッド・リーチに関係する俳優陣が多く出演しているのです。
『デッドプール2』でドミノ役を演じたザジー・ビーツやデッドプールを演じたライアン・レイノルズも出演をしています。
ちなみに、監督自らも「17人目」の被害者役として出演をしているのです。
さらに、映画『ザ・ロストシティ』に出演していたメインキャストがそのまま出演をしていました。
サンドラ・ブロック、チャニング・テイタム、ブラッド・ピットなど共演した俳優陣が多いですね。
ネット上の感想
ネット上の感想についてみていきましょう。
最高!
とにかくバキバキにカッコいい画と、絶対に観客を満足させてやろうという「おもてなしの精神」に満ちた一作。ナンチャッテ日本描写も多分意図的で、ここまでくると清々しい!
因果と運命、幸運と不運、全てが繋がる展開、やり過ぎアクション、至高の娯楽映画!! pic.twitter.com/1gsYO02B3f— ゐーくら (@Takumi_dawn) September 14, 2022
#ブレット・トレイン
最初から最後まで最高でした🤣
原作もオリジナルの展開も配役、映像、音楽、全てのセンスがめちゃめちゃ好みです。
スタッフロールでさえ素晴らしい‼︎
今年観た中でベスト映画です。
また来週観にこよう✨
檸檬🍋がいい感じ。— 電気羊のグルーチョ (@YZ0lSMc2KaVJGwA) September 14, 2022
早くも今年ベスト作品だと高評価を得ていました。
まとめ
2022年9月1日に日本で公開された映画『ブレット・トレイン』のあらすじ、キャストを調査してみました。
伊坂幸太郎の小説『マリアビートル』が原作で、主演をブラッド・ピットが務めています。
世界一不運な殺し屋が京都行の高速列車内で次々と殺し屋たちに命を狙われるアクション映画です。
原作では、仙台行の東北新幹線でしたが、映画では東海道新幹線が舞台となっています。
また、原作にはないド派手な登場人物や車内風景が登場します。
さらに、監督のデヴィッド・リーチ繋がりで『デッドプール』シリーズに登場したライアン・レイノルズやザジー・ビーツらがカメオ出演しています。
ネット上では、早くも今年ベスト作品だと高評価を得ていました。