今やゲームは子供だけの玩具ではありません。
最近では、YouTuberに続く人気の職業としてプロeスポーツプレイヤーが浮上しているのです。
大人も魅了するゲーム。
その代表と言えば、任天堂とセガですよね。このドキュメンタリードラマ「セガvs.任天堂/Console Wars」は、そんな1990年代を中心に巻き起こったゲーム戦争について描かれています。
「セガvs.任天堂/Console Wars」のあらすじや見どころを徹底追及していきたいと思います。
あらすじ
U-NEXTで2020年12月4日から独占配信をされたドキュメンタリードラマ「セガvs.任天堂/Console Wars」では、1990年代にアメリカのゲーム業界の裏側を公開しています。
1990年当時はゲームと言えば、「任天堂」でした。
その絶対王者である任天堂を倒すべく、チームが立ち上げられます。
それが、「セガ」なのです。
セガのCEOであるトム・カリンスキーや制作スタッフらが当時を振り返って、まさにゲーム戦争だった戦略合戦を明かしていました。
果たして、セガは王者である任天堂を倒すことができるのでしょうか。
ドキュメンタリーの中には、16ビットゲーム映像もあり、とても懐かしい気持ちになりますよ。
「セガvs.任天堂/Console Wars」のスタッフ・キャスト
ここでドキュメンタリードラマ「セガvs.任天堂/Console Wars」の監督や制作スタッフについて詳しく切り込んでいきたいと思います。
監督
監督を務めるのは、ブレイク・J・ハリスです。
ブレイク・J・ハリスは、ニューヨーク在住の作家・映像ディレクターとして活動をしています。
学歴は、ジョージタウン大学卒業しているそうです。
2014年に「セガVS任天堂―ゲームの未来を変えた覇権戦争」を出版し、話題を呼びました。
この著書を書くきっかけになったのは、誕生日プレゼントにジェネシス(日本ではメガドライブ)をプレゼントされたことだそうですよ。
これまでにない、ゲーム業界の裏側を描いたこの作品は、年間ベストブックにも選出するほど全米で注目を集めたのです。
3月27日に入荷した注目本
ブレイク・J・ハリス/仲達志 訳『セガ vs. 任天堂 ゲームの未来を変えた覇権戦争』上下(早川書房)https://t.co/A3AHsMF3z6https://t.co/FxlCo0Ridf pic.twitter.com/P0r9tet2Vy— 七五書店 (@75bs) March 27, 2017
ブレイク・J・ハリスがメガホンを取った「セガvs.任天堂/Console Wars」は、当時あまり知られていないゲーム業界の裏事情まで赤裸々に告白をしておりとても面白いですよ。
セガのCEO
さらに、セガのCEOであるトム・カリンスキーも登場します。
トム・カリンスキーは、バービー人形で有名なアメリカの玩具会社「マテル」に勤務をしていました。
しかし、セガの当時社長であった中山隼雄にヘッドハンティングをされます。
トム・カリンスキーは、アメリカのセガの社長に就任後、若者層をターゲットにしたこれまでにない画期的なキャラクターを誕生させるのです。
それが、「ソニック」なのですね。
確かに当時は、任天堂のマリオが主流でしたので、
ソニックというカッコイイキャラクターはとても斬新だったのを覚えています!
日本人も活躍!
トム・カリンスキーの右腕として副社長を務めていたのが、豊田信夫です。
セガに入社する前は、三菱商事の営業として活躍をしていたそうです。
ある時アメリカから日本へ帰るように指示をされましたが、アメリカで働きたかった豊田信夫は、転職を決意したそう。
ヘッドハンターに履歴書を送ったところ、セガからアメリカ人社長と日本人副社長で新たに起業をするため、副社長としてのオファーがきたのです。
豊田信夫は面接で「アメリカは面白し、成功をさせて社長になりたい」と意気込みを語ったところ見事合格。
ゲームセンターで1ヵ月の研修を受けた後に、セガへ入社したのです。
何と、セガへ入社するまでゲームのことは未経験だったというので驚きですね!
「セガvs.任天堂/Console Wars」の注目ポイント・見どころ
ドキュメンタリードラマ「セガvs.任天堂/Console Wars」の注目ポイント・見どころは何でしょうか?
また、ネット上の感想についても詳しく切り込んでいきたいと思います。
ゲームの歴史が面白い!
セガが任天堂に対抗をして発売をしたのが、ジェネシス(日本ではメガドライブ)です。
子供向けだった任天堂と比べるとジェネシスは、MTVやロックコンサートなどそれまでのゲームの世界観を一転させたのです。
ゲームは子供のものというイメージを覆したと言えるね!
任天堂=子供向け
セガ=大人向け
まさに革命的!
また、レーシングシステムを導入をしたのもセガが最初でした。
セガはゲームシェア5%から、55%まで業績を伸ばしたのです!
凄いですよね。
こちらが、日本で発売され衝撃を与えたメガドライブです。
今日10月29日はセガの16bitゲーム機「メガドライブ」の発売日(1988年10月29日)。家庭用ゲーム機として他社に先駆けて16ビットCPUを搭載したセガハード史上最も普及したマシン。セガ以外のソフトメーカーも本格参入し、周辺・関連機器も数多く登場した。#レトロゲームの誕生日#メガドライブ#セガ pic.twitter.com/gvLKbmoyeb
— tomo@アニメ・特撮・レトロゲーム・CLANNADは人生 (@tomokasugai) October 28, 2019
映像も革命的ですし、何よりも大人が熱狂的できるゲームとして爆発的な人気を集めたと言えますね。
ネット上の感想
ドキュメンタリードラマ「セガvs.任天堂/Console Wars」のネット上の感想はどのようなものなのでしょうか?
『セガvs.任天堂 Console Wars』見た。アメリカ市場のコンソール機戦争のドキュメンタリー映画。
かなりセガ寄りな話だけど面白かった。当時の話をビットにしてるのも良かったし、セガも任天堂もお互い尊重してる中でディスりが入ってて面白かった。90年代の映像がめちゃ出てくるのも良き。— キクラゲ@原稿中 (@y_ism_08) December 27, 2020
セガvs.任天堂/console warsって映画観てる。北米市場での争いはゲーム機戦争でもあまり扱ってなかったから、新しい視点で見れて興味深いな。
— マイキー🀐 (MJ:奏音) (@cmd_Mky02) December 27, 2020
ドラマに登場する1990年代の懐かしい映像も面白いと話題を呼んでいました。
「セガvs.任天堂/Console Wars」のまとめ
U-NEXTで2020年12月4日から独占配信をされたドキュメンタリードラマ「セガvs.任天堂/Console Wars」では、1990年代にアメリカのゲーム業界の裏側を公開しています。
当時、ゲーム業界の帝国だった任天堂を打ち砕くべく立ち上がった、セガがどのようにゲーム業界のシェアを55%まで登り着けたかを紹介しています。
その裏では、日本人の活躍もあったことが分かります。
今や子供だけではなく大人も魅了するゲームの魅力を再確認できるドキュメンタリードラマと言えますね!