2020年7月29日から韓国のtvNで放送されたドラマ『悪の花』についての解説です。
主演を務めるのは、イ・ジュンギです。
完璧な夫の過去を巡って繰り広げられるラブサスペンスドラマです。
ドラマのあらすじ、相関図、キャストについて調査してみました。
『悪の花』あらすじ
金属工芸作家のペク・ヒソンは、刑事で妻のチャ・ジウォンと娘の3人で幸せに暮らしていました。
ヒソンは家庭的で優しい夫で、夫婦仲も良好でした。
ある日、ジウォンの前にある殺人事件が発生します。
それは2002年の連続殺人事件と手口が同じでした。
18年前に連続殺人犯の息子で、父親と共犯したという噂が浮上しているト・ヒョンスは、なんと正体を隠したヒソンだったのです。
ヒョンスの過去を知る記者のキム・ムジンが現れ、犯人像が浮かび上がるにつれヒソンに対して湧き上がる疑問。
愛する夫が殺人犯だったら…
愛を演じる男と危うさまで愛する女。
二人が出す答えとは…
『悪の花』相関図
ドラマ『悪の花』の相関図がこちらです。
【90号・訂正とお詫び】発売中の本誌90号、P8 #イ・ジュンギ「#悪の花」紹介記事で、相関図部分のキャラクター、俳優名に誤りがありました。あらためまして、こちらが正しい相関図になります。関係者の方々、読者・ファンの皆様にお詫びし、訂正させていただきます。(編集部) pic.twitter.com/C8Azemtbup
— 韓国TVドラマガイド (@kankoku_tvguide) August 20, 2020
『悪の花』のキャスト
ドラマ『悪の花』のキャストについてみていきましょう。
ペク・ヒソン/ト・ヒョンス役 イ・ジュンギ
ヒョンスを演じるのは、俳優のイ・ジュンギです。
2001年にモデルとして芸能界入りをします。
2004年に公開の『ホテル ビーナス』でスクリーンデビューをしました。
ブレイクのきっかけは、2005年に公開の『王の男』に出演をしたことでした。
その後、2009年にはドラマ『ヒーロー』でMBC演技大賞の人気賞を受賞します。
代表作としては、2016年に放送の『麗<レイ>〜花萌ゆる8人の皇子たち~』や2019年に放送の『ホテルデルーナ〜月明かりの恋人〜』などを挙げることができます。
チャ・ジウォン役 ムン・チェウォン
ジウォンを演じるのは、女優のムン・チェウォンです。
2007年に放送の『走れサバ! 』で女優デビューを果たします。
ブレイクのきっかけは、2011年に公開の『神弓-KAMIYUMI- 』に出演をしたことでした。
この映画で第48回大鐘賞映画祭で新人女優賞や第32回青龍映画賞で新人女優賞を受賞しました。
代表作としては、2012年に放送の『優しい男』や2017年に放送の『クリミナル・マインド:KOREA』などを挙げることができます。
ト・ヘス役 チャン・ヒジン
ヘスを演じるのは、女優のチャン・ヒジンです。
2003年にもモデルとして芸能界入りをします。
翌年にドラマ『ノンストップ5』で女優デビューを果たします。
ブレイクのきっかけは、2017年に放送の『あなたはひどいです』で主演を務めたことでした。
このドラマでMBC演技大賞で最優秀演技賞を受賞しました。
代表作としては、2015年に放送の『アチアラの秘密』や2019年に放送の『バベル~愛と復讐の螺旋~』などを挙げることができます。
キム・ムジン役 ソ・ヒョヌ
ムジンを演じるのは、俳優のソ・ヒョヌです。
2010年に舞台俳優として芸能界入りをします。
ブレイクのきっかけは、2018年に放送の『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』に出演をしたことでした。本作でメインキャストに選出され注目を集めました。
『悪の花』の注目ポイント
ドラマ『悪の花』の注目ポイントやネット上の感想についてみていきましょう。
サスペンスよりもラブロマンス
ドラマ『悪の花』はサスペンス要素よりもラブロマンス要素が強い作品です。
ヒョンスが妻のジウォンを本当は愛していたかどうかが見どころと言えます。
1話と2話では、ヒョンスは自らの正体を偽り、ジウォンを騙していたのではないか?と感じさせます。
また、ヒョンスも自らがサイコパスだと自覚しており、両親にも『ジウォンは見たものしか信じない人だからその人が見たいことだけ見せてあげる人間なんだ』と語っていました。
しかし、物語が進むにつれてジウォンから疑われていきますが、逃亡をしながらもジウォンを思う行動を取っているのです。
ヒョンスの姉・ヘスがキーパーソン
ヒョンスには姉で特殊メイクアップアーティストのヘスがいます。
ヘスの前では弟として素の自分を出しています。
そんなヒョンスに対してヘスは『ジウォンのことが大切な人なのね』と話します。
しかし、ヒョンスは『重要な人』と言います。
ヘスは『重要な人と大切な人は違う』と話します。
「重要な人」は時間が経つと重要ではなくなるが、「大切な人」は失うと胸が痛くなってしまうのです。
ヘスが物語のキーパーソンとして、ヒョンスの胸の内を代弁してくれています。
ヒョンスが本当はジウォンのことを心から愛していると視聴者に教えてくれているのですね。
監督が描きたかったのが16話(最終話)
ドラマ『悪の花』では一連の事件は15話で完結します。
しかし、16話(最終話)でヒョンスがどれほど人間として成長をしていったか、また、家族をどれほど愛していたか、今後の行く末を丁寧に描いています。
このドラマを観終えた時に監督が本当に描きたかったのは16話だったのだと実感できますよ。
そして、再び1話から見直すとさらに深みのました作品になります。
ネット上の感想
ネット上の感想についてみていきましょう。
最近見た韓国ドラマの中で圧倒的に好きなのは「天気が良ければ訪ねにゆきます」なんだけど、「悪の花」もめちゃくちゃ凄くて、イジュンギの優しそうな危うそうな芝居に鳥肌立ったし、この人にしかペクヒソンは演じられないなと思わせてくる。
— みつ (@Oharu___14) March 30, 2022
悪の花面白すぎる。イジュンギの演技の引き出しがどんどん増えとる。
これシグナル と同レベルで面白い
わし的イジュンギトップ3に食い込むぞ
ムンチェウォン好き。
マジで面白い。みんな見て今すぐMnet加入するのだ。#悪の花#第5話 pic.twitter.com/3tt5H60iNh— ァビ (@gomeme_216) February 1, 2021
ファンの間でもイ・ジュンギの演技が素晴らしいと高評価を得ていました。
『悪の花』まとめ
2020年7月29日から韓国のtvNで放送されたドラマ『悪の花』のあらすじ、キャストについて調査してみました。
主演を務めるのは、イ・ジュンギです。
その他にもムン・チェウォンやチャン・ヒジンなど実力派俳優が多く出演しています。
完璧な夫の過去を巡って繰り広げられるラブサスペンスドラマで、16話(最終話)でヒョンスがどれほど人間として成長をしていったか、また、家族をどれほど愛していたか、今後の行く末を丁寧に描いています。
ネット上では、イ・ジュンギの演技が素晴らしいと高評価を得ていました。