2017年に公開された映画「ゴースト・イン・ザ・シェル」は、実写化不可能と言われていた漫画が原作です。
一体どんな原作なのでしょうか。
また、世界の北野こと、ビートたけしが出演をしています。
あらすじ、キャスト、ネット上の評価について徹底追及していきたいと思います。
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あらすじ
舞台は2069年、アジア巨大都市。
人類は、脳以外の全身をサイボーグ化した「義体化」が進んいました。
政府とハンカ・ロボティクス社は、極秘プロジェクトでNo.2571が、初めて脳以外の全身を義体化することに成功をしたのです。
義体化の名前は、ミラ・キリアン。
ミラは、電脳テロ犯罪を取り締まる「公安9課」に配属をされ世界最強の捜査官として働いていました。
ある日、ハンカ社のオズモンド博士の会食を監視していたミラは、芸者ロボットからの襲撃現場に遭遇します。
芸者ロボットは、オズモンド博士の脳をハッキングしミラによって破壊されます。
破壊される寸前に「ハンカと組めば破滅する」とメッセージを残すのです。
操作を進めるに取れて、クゼという人物が関わっていることを突き止めます。
クゼを追うにつれ、ミラの過去との深い関係が明らかになっていきます。
果たして、ミラの隠された記憶の真相が明らかになるとき、ミラは大きな決断を迫られることになるのです。
原作は?
映画「ゴースト・イン・ザ・シェル」の原作は、士郎正宗先生の「攻殻機動隊」がもとになっています。
攻殻機動隊は、アメリカのビルボード誌で1996年当時、ビデオ週間売上で1位になり、130万本も記録しました。
電脳化やサイボーグという近未の設定が、実写化は不可能だと言われていたのです。
映画「ゴースト・イン・ザ・シェル」が公開されたことで日本だけではなく世界中の攻殻機動隊ファンが注目したと言えますね。
『ゴースト・イン・ザ・シェル』のキャスト
ここで映画「ゴースト・イン・ザ・シェル」のキャストについてみていきましょう。
ミラ・キリアン役 スカーレット・ヨハンソン
脳と少しの記憶以外、義体化をした少佐のミラを演じるのは、女優のスカーレット・ヨハンソンです。
8歳の時に舞台「Sophistry」でデビューをしています。
1994年に映画「ノース 小さな旅人」でスクリーンデビューを果たしています。
2001年に公開された映画「ゴーストワールド」でトロント映画評論家協会で助演女優賞を受賞しブレイクをしました。
代表作品としては、「アイアンマン2」「アベンジャーズ」シリーズを挙げることができます。
バトー役 ピルー・アスベック
ミラが配属されている「公安9課」で勤務する相棒・バトーを演じるのは、俳優のピルー・アスベックです。
2009年に放送されたドラマ「The Killing」で俳優デビューを果たしました。
その後、2010年に公開された映画「R」でブレイクをし、デンマーク映画アカデミーで主演男優ロバート賞、デンマーク映画批評家協会で主演男優ボディル賞を受賞しました。
荒巻大輔役 ビートたけし
公安9課の部長である荒巻大輔を演じるのは、ビートたけしです。
言わずと知れた日本を代表するコメディアンであり、映画監督であり、俳優、画家などマルチに活躍をしています。
ビートたけしがハリウッド映画に出演するのは、2度目で1995年に公開された映画「JM」以来となります。
SF映画ということで、出演を決めた理由として「自分が作る映画とは違いスタイリッシュなエンターテインメント作品」だと思ったからと明かしていました。
オウレイ博士役 ジュリエット・ビノシュ
ミラの生みの親であるオウレイ博士を演じるのは、女優のジュリエット・ビノシュです。
1983年に公開された映画「Liberty Bell」で女優デビューを果たすと、1986年に公開された映画「汚れた血」でシュザンヌ・ビアンケッティ賞を受賞しました。
その後も、1991年「ポンヌフの恋人」や1996年「イングリッシュ・ペイシェント」など数多くの名作に出演を果たしています。
世界三大映画祭のすべての女優賞を受賞した女優としても有名ですね。
クゼ役 マイケル・ピット
この映画のキーパーソンとも言えるクゼを演じるのは、俳優のマイケル・ピットです。
2000年にドラマ「ドーソンズ・クリーク」で俳優デビューします。
2001年には映画「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」でブレイクをします。
代表作品としては、2002年に公開された映画「完全犯罪クラブ」、2002年「ドリーマーズ」などを挙げることができます。
『ゴースト・イン・ザ・シェル』の注目ポイント
映画「ゴースト・イン・ザ・シェル」の注目ポイントはどういったところなのでしょうか。
また、ネット上の評価についてもみていきましょう。
カンペを観ながら撮影!?
ビートたけしは、英会話教室のCMに出演していたことから英語が堪能だと思われているそうです。
しかし、実際には英語が苦手だとか。
そのため、出演をする条件として「日本語じゃないとイヤ」と言ったところ、監督から了解を得たそうです。
ビートたけし役どころが個人的には、はまり役だと感じました。
また、セリフが長い時にはスカーレット・ヨハンソンがカンペを持ってくれていたとか。
和気あいあいとした撮影の様子が伺えますね。
ネット上の評価
ネット上の評価はどのようなものなのでしょうか。
「ゴースト・イン・ザ・シェル」、面白いじゃないか。
— 零 (@a0703z) April 15, 2017
『ゴースト・イン・ザ・シェル』を見た。面白い部類に入るけど、押井版神山版『攻殻機動隊』っぽい映像が流れたり、『龍が如く』っぽい映像が流れたり、『コール オブ デューティ』っぽい映像が流れたり、その他どっかで見た感じの映像が流れまくる映画だった。
— トニー (@caramel1546) February 10, 2019
ネット上でも高評価を得ていました。
まとめ
日本だけではなく世界中で人気のSF漫画「攻殻機動隊」が実写化された「ゴースト・イン・ザ・シェル」のあらすじ、キャスト、ネット上の評価について調査してみました。
主演はスカーレット・ヨハンソンで、荒巻部長をビートたけしが演じています。
ビートたけしは出演をするにあたり「日本語じゃないと出ない」と言ったところ、日本語のみのセリフでOKになったそうです。
ネット上でも高評価を得ていました。