2019年10月25日に公開されたウィル・スミスが二役を演じた話題作「ジェミニマン」が凄いとネット上で話題を呼んでいました。
どうやって撮影をされたのでしょうか?
また、キャスト・あらすじ、ネット上の評判はどういったものなのでしょうか?
それらについて徹底追及していきたいと思います。
『ジェミニマン』あらすじ
最強のスナイパーとして政府の依頼で仕事をしてきたヘンリーは、テロリストであるヴァレリー・ドルモフ暗殺依頼を受けていました。
しかし、当日、少女が現れたことでタイミングを失い、ヴァレリーの頭ではなく首を撃ち抜いてしまいます。
自らの判断力と腕が落ちてしまったと感じたヘンリーは引退を決意します。
ヘンリーの旧友であるジャックから、政府から暗殺の依頼をされていたヴァレリーはテロリストではなく、分子生物学の科学者であることを知ります。
政府から改ざんされた資料を渡されていたこと、秘密組織である「GEMINI」の存在を知ることになるのです。
政府からの送り込まれた暗殺者が、なんと若いヘンリー自身だったのです。
なぜ、ヘンリーのクローンは作られたのでしょうか?
「GEMINI計画」とは一体何なのでしょうか?
『ジェミニマン』はどうやって制作したの!?
映画「ジェミニマン」はウィル・スミスが二役を演じていますが、どうやって撮影をしたのでしょうか?
気になりますよね。詳しくみていきましょう。
『ジェミニマン』は100%CG!?
23歳のウィル・スミスは、なんと完全にCGというので驚きです。
100%CGの映画というと「ライオンキング」を挙げることができますよね。
今回の「ジェミニマン」では、動物ではなく人間をフルCGにしているのですから凄いですよね。
どうやって撮影をしたのでしょうか?
撮影は、ウィル・スミスがカメラが搭載されたヘルメットを被った状態で、若いヘンリーの動きをします。
ここで重要なのは、「演技をしない」ということだそう。
演技をすると、逆に不自然になってしまうとか。
そして、ウィル・スミスの完全な肖像を作成して、その上からCGで皮膚や目、鼻、歯などを作っていくというのです。
肌の質感を若いウィル・スミスに近付けるために、アフリカ系アメリカ人の俳優であるチェイスアンソニーの肌もスキャンしたそうですよ。
凄いこだわりですよね。
これまでにないHFR映像が凄すぎる‼
さらに、撮影方法にもこだわり、HFR映像を採用しています。
これまでの映画は、1秒間に24コマから構成をされていますが、HFR映像の場合は1秒間に120コマから構成をされているのです!
コマ数はこれまでの2.5倍もの鮮明な映像からなります。
ロボット、恐竜、エイリアン、類人猿…もはやCGに不可能はないようにも思えるが、“不気味の谷現象”という言葉がある通り、これまで“人間”を表現することは鬼門だった。
しかし『#ジェミニマン』のジュニアで、“デジタル人間”のリアリティは新次元に到達する‼ pic.twitter.com/fuT4urhzyu
— 『ジェミニマン』公式 (@GeminiMan_JP) October 12, 2019
あまりにもリアルすぎるデジタル人間に、フルCGとは思えない視聴者が続出していました。
「ジェミニマン」のキャスト・監督
ここで、映画「ジェミニマン」の監督・主要キャストについてみていきましょう。
監督・アン・リー
監督を務めたのは、アン・リーです。
生年月日は、1954年10月23日で年齢は(2021年現在)67歳です。
出身は、台湾南部の屏東県です。
1990年頃から監督として活動を始め、「推手」で監督デビューをしました。
代表作品としては、2005年に公開された映画「ブロークバック・マウンテン」と2012年に公開された映画「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」でアカデミー賞監督賞を受賞しています。
制作・ジェリー・ブラッカイマー
制作は、ジェリー・ブラッカイマーが務めています。
生年月日は、1943年9月21日で年齢は(2021年現在)78歳です。
出身は、アメリカのミシガン州デトロイトです。
1972年から映画製作に携わり、1984年に公開された映画「ビバリーヒルズ・コップ」シリーズで大ヒットをしました。
さらに、代名詞ともいえる1998年に公開された映画「アルマゲドン」2003年に公開された映画「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」などを挙げることができますよね。
個人的には、CSIシリーズで有名だと思います。
ヘンリー役 ウィル・スミス
主人公のヘンリーを演じるのは、俳優のウィル・スミスです。
生年月日は、1968年9月25日で年齢は(2021年現在)53歳です。
出身は、アメリカのペンシルベニア州フィラデルフィアです。
身長は、188㎝と高身長ですね。
俳優として活躍をする以前は、ラッパーとして活動をしていました。
グラミー賞を受賞したこともあるほどの実力の持ち主なのですね。
1992年に公開された映画「ハートブレイク・タウン」で俳優デビューを果たしました。
1996年に公開された映画「インデペンデンス・デイ」で大ブレイクをしました。
まさに、ハリウッドスターと言えますね!
ダニー・ザカレウスキー役 メアリー・エリザベス・ウィンステッド
女性潜入捜査官のダニー・ザカレウスキーを演じるのは、女優のメアリー・エリザベス・ウィンステッドです。
生年月日は、1984年11月28日で年齢は(2021年現在)37歳です。
出身は、アメリカのノースカロライナ州ロッキーマウントです。
身長は、173㎝と高身長ですね。
芸能界には、1997年頃から舞台女優としてデビューをしました。
1999年からテレビ女優として活動を開始しています。
代表作品としては、2010年に公開された映画「スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団」や2012年に公開された映画「リンカーン/秘密の書」などを挙げることができますね。
クローンの育ての親・クレイ
ヘンリーのクローンであるジュニアの育ての親であるクレイを演じるのは、俳優のクライヴ・オーウェンです。
生年月日は、1964年10月3日で年齢は(2021年現在)56歳です。
出身は、イギリスのウェスト・ミッドランズ州コヴェントリーです。
俳優デビューは、1988年に公開された映画「ブルーム」に出演をしたことでした。
その後、1998年のイギリス映画である「ルール・オブ・デス/カジノの死角」がアメリカで公開されブレイクを果たしました。
代表作品としては、2002年に公開された映画「ボーン・アイデンティティー」や2004年に公開された映画「キング・アーサー」などを挙げることができます。
『ジェミニマン』の注目ポイント・見どころ
映画「ジェミニマン」の注目ポイント・見どころについてはどのようなものなのでしょうか?
また、ネット上評判についても詳しく探っていきたいと思います。
『経験』か『若さ』かどちらが勝つか!?
映画「ジェミニマン」の注目ポイントは、ヘンリーと若き日のヘンリーとの闘いになりますね。
主演を務めたウィル・スミスは、若き日のヘンリーを演じるにあたって、ナイーブさや、純粋さ、無邪気さを出すことに苦労したと言います。
能力も考え方も全くの同じクーロンとの闘い。
「経験」か「若さ」かどちらか勝るのか、注目ポイントと言えますね。
菅野美穂の吹き替えがひどい!?
ヘンリーの吹き替えを行っているのは、山寺宏一と江原正士です。
この二人はもうベテラン声優として有名ですよね。
これまで、ウィル・スミスの声優を何度も担当した江原正士ですが、この映画が一番渋い声になっているとか。
そして、ハリウッド実写映画の吹き替えに初挑戦をしたのは、女優の菅野美穂です。
演じたのは、女性潜入捜査官・ダニーです。
普段の声よりも低めのトーンを意識して演じたそうですよ。
しかし、ネット上ではいまひとつの評価でした。
その理由が「棒読み」「アフレコが合ってない」というもの。
初挑戦ですので、難しかったのかも知れませんね。
ネット上の感想
ネット上ではどのような意見が挙がっているのでしょうか?
『ジェミニマン』3D+ in HFR(120fps)
まだ一部の劇場でしか上映できない異次元の映像体験。内容よりも映画自体がSF世界に近い。赤字だろうと最先端の映像技術を追求するアン・リー監督の執念はやっぱり凄いよ。
未来の映画にどう繋がるかは未知数だけど、劇場で120fpsを体感してみる価値は十分にある。 pic.twitter.com/gNJ3jE9oCb— 柴波 (@T_hedgehog_) October 27, 2019
映画「ジェミニマン」は凄いよ、3D+inHFR ハイ・フレーム・レート・字幕版で観ると、映画の中に吸い込まれます。自分の方に何かが飛んできたら思わず体をそらしますよ。10月25日に一般公開です。2~3回見ないと話の内容と凝った映像に気が付きません。
— くにおいしい (@fDF7r3s8PvbYvrq) October 22, 2019
今までにない映像美が注目をされていました。
クローンのウィル・スミスは100%CGで作られていた
2019年10月25日に公開されたウィル・スミスが二役を演じた話題作「ジェミニマン」のあらすじ、キャスト、ネット上の評価について調査してみました。
撮影方法に関しては、クローンのウィル・スミスは100%CGで作られています。
また、1秒間に120コマから構成されているHFR映像のために、細部に至るまで鮮やかに描かれています。
主人公のヘンリーとクローンの若いヘンリーとの闘いにも注目ですね。
家族全員で楽しめる映画と言えますよ。