2022年2月11日にからNetflixで独占配信されている『令嬢アンナの真実』についての解説です。
本作は実在する女詐欺師を基に描いています。
詳しい事件の真相や人物像はどのようなものなのでしょうか。
また物語のあらすじ、キャスト、ネット上の感想について調査してみました。
『令嬢アンナの真実』あらすじ
ドイツの大富豪の令嬢だと偽ってニューヨークの上流階級から多額の資金をだまし取ったアンナ・デルヴェイ。
彼女は起業家か、それとも詐欺師か。
記者のヴィヴィアン・ケントは、真実を探し記事にすることを決意します。
ヴィヴィアンがアンナの友人らからの証言で次第に浮かび上がってくる、アンナ・デルヴェイという人物像。
果たして、彼女の巧妙な手口やその背景には何があったのでしょうか。
『令嬢アンナの真実』のキャスト
ドラマ『令嬢アンナの真実』のキャストについてみていきましょう。
アンナ・デルヴェイ役 ジュリア・ガーナー
アンナを演じるのは、女優のジュリア・ガーナーです。
2010年に芸能界入りを果たします。
翌年に公開の『マーサ、あるいはマーシー・メイ』で女優デビューをしました。
その後、2013年に公開の『ラスト・エクソシズム2 悪魔の寵愛』や『ブレンダン・フレイザーのエリートをぶっとばせ!』で注目を集めます。
代表作としては、2014年に公開の『シン・シティ 復讐の女神』や2017年に放送の『オザークへようこそ』などを挙げることができます。
ヴィヴィアン役 アンナ・クラムスキー
ヴィヴィアンを演じるのは、女優のアンナ・クラムスキーです。
幼い頃からモデルとして芸能界入りをします。
1991年に公開の『マイ・ガール』で子役デビューをしました。
その後、学業に専念するために芸能界を一時休止します。
2005年に公開の『Wait』で芸能復帰をしました。
代表作としては、2012年に放送の『Veep/ヴィープ』や2017年に放送の『ホルト・アンド・キャッチ・ファイア』などを挙げることができます。
トッド役 アリアン・モーイエド
トッドを演じるのは、俳優のアリアン・モーイエドです。
2002年に芸能界入りを果たします。
2004年に放送の『Law&Order』で本格的に俳優デビューをしました。
代表作としては、2018年に放送の『キング・オブ・メディア』や2021年に公開の『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』などを挙げることができます。
ケイシー役 ラヴァーン・コックス
ケイシーを演じるのは、女優のラヴァーン・コックスです。
2000年に芸能界入りを果たします。
2013年に放送の『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』で女優デビューをしました。
代表作としては、2019年に放送の『ウィアード・シティ』や2020年に公開の『バッド・ヘアー』などを挙げることができます。
レイチェル役 ケイティ・ロウズ
レイチェルを演じるのは、女優のケイティ・ロウズです。
2006年に放送の『ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア』で女優デビューをしました。
その後、2008年に公開の『リーカー ザ・ライジング』でスクリーンデビューをしました。
代表作としては、2012年に放送の『スキャンダル 託された秘密』や2013年に公開の『サイド・エフェクト』などを挙げることができます。
『令嬢アンナの真実』の注目ポイント
ドラマ『令嬢アンナの真実』の注目ポイントやネット上の感想についてみていきましょう。
実在の女詐欺師 アンナ・ソローキン
本名をアンナ・ソローキンと言います。
生年月日は1991年1月23日生まれで(2022年現在)31歳です。
出身は、ロシアです。
父親はトラックの運転手で、母親はコンビニを経営していました。
アンナが16歳の時にドイツのノルトラインヴェストファーレン州に引っ越しをしました。
その後、パリへ移り、美術学校へ進学をしますが退学をしてドイツへ戻りました。
ドイツに戻ってからはベルリンの広告会社へ勤務しました。
アンナは再びパリへ移り、インターンシップを利用して月額400ユーロを稼ぎます。
その頃から「アンナ・デルヴェイ」と名乗り始めます。
名前の由来は特になく「思いついた」からだと供述していました。
2014年頃からニューヨークへ移り、高級ホテル泊まっては宿泊費を支払わず、上流階級のパーティーに参加しては自らを令嬢だと偽りお金を騙し取っていました。
逮捕のきっかけは、2017年にアンナから6万ドル以上騙し取られたと主張したレイチェル・デローチェ・ウィリアムズ氏が参加したおとり捜査でした。
逮捕されてからも被害額は約27万5000ドルまで達しています。
この詐欺事件が世界中で注目されたのは、アンナが第1回の審問でMiu Miuのミニドレスを着用して出廷したからです。
さらに「申し訳ないとは思っていない」と語った言葉にも注目が集まりました。
『令嬢アンナの真実』2つの視点から物語を構成
ドラマ『令嬢アンナの真実』はアンナ・デルヴェイの視点と記者のヴィヴィアン・ケントの視点から物語を描いています。
アンナ・デルヴェイを演じた女優のジュリア・ガーナーは、撮影に入る前に実際にアンナと面会をしていたそうです。それによると「彼女はとても優しく魅力的だった。しかし、何をを欲した時に彼女は穏やかさを失う」と語っていました。
アンナ・デルヴェイがなぜ詐欺を働いたのか、その巧妙な手口と背景を掘り下げています。
人気脚本家 ションダ・ライムズ
ドラマの脚本を担当したのは、ションダ・ライムズです。
ションダ・ライムズと言えば2005年に放送の『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』や2014年に放送の『殺人を無罪にする方法』などを手がけています。
最近では、2020年にNETFLIXで配信した『ブリジャートン家』の監督を務めています。
そんな売れっ子の監督が原案と製作を務めており、Netflixの中でも注目度が高い作品なのです。
ちなみに、Netflixはドラマ化するにあたり権利料としてアンナに32万ドルを支払ったそうですよ。
アンナはこのお金を元手にして銀行に約20万ドルと州に罰金として2万4000ドルを支払って、賠償金を全額返済したと報じられています。
現在、アンナ・デルヴェイはどこ?
現在、アンナ・デルヴェイこと、アンナ・ソローキンはどこにいるのでしょうか。
2019年5月9日に4年~12年の禁固刑が言い渡されました。
その後、4年近く刑務所にいましたが、2021年2月11日に模範囚として釈放をされています。
釈放から6週間後の2021年3月にビザが切れた状態で滞在していたとして、移民税関局に拘留されていました。
現在の様子はインスタグラムで分かります。
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ドラマ化されることに関しては「興味はあるが見るつもりはない」と語っていたそうですよ。
ネット上の感想
ネット上の感想についてみていきましょう。
ネトフリでInventing Anna(令嬢アンナの真実)見てるが、内容は面白いけどノリが軽くて、正直長い。全5話ぐらいにしてほしかった。同時期に詐欺で捕まったバイオテック実業家エリザベス・ホームズのシリーズは来月Huluで公開かhttps://t.co/9mOFLY5Gwu
— ビル (@billlumbergh80) February 16, 2022
ションダ・ライムズ製作のNetflix『令嬢アンナの真実』も完走。アンナの被害に遭ったり、振り回された人達の話をそれぞれ掘り下げていくことで真実に迫るのは面白いけど….少し長く感じたかも?ジュリア・ガーナーの演技や華やかなファッションを楽しめるのは良かった◎ pic.twitter.com/DQgmRdSOwn
— 𝘏𝘢𝘻𝘦𝘭 . (@Hazelley_02) February 14, 2022
物語は全9話構成で1話が65分~83分と少し長いと言えます。
ネット上でももう少し短くても良かったという意見も挙がっていました。
『令嬢アンナの真実』まとめ
2022年2月11日にからNetflixで独占配信されている『令嬢アンナの真実』のあらすじ、キャストについて調査してみました。
本作は実在する女詐欺師のアンナ・デルヴェイ、本名:アンナ・ソローキンが起こした被害額が約27万5000ドルにも及ぶ詐欺事件を深堀しています。
物語は全9話構成で1話が65分~83分と少し長いため、ネット上では「もう少し短くても良かった」という意見も挙がっていました。
しかし、実在する女詐欺師を題材にしており、アンナ・デルヴェイを演じた女優のジュリア・ガーナーとアンナ・クラムスキーが演じる記者のヴィヴィアンの2つの視点から構成されています。
なぜ彼らが騙されてしまったのか、アンナ・デルヴェイという人物にスポットライト当てた作品ですよ。