2023年9月7日に配信されたNetflixオリジナルドラマ『汚れなき子』についての解説です。
監禁された女性と子ども二人。
一見親子に見えますが実は赤の他人で、捜査を進めると13年前に起きた未解決事件との関係を描いたサスペンスドラマです。
このドラマ『汚れなき子』は実話なのでしょうか。
ドラマのあらすじ・キャスト・ネット上の感想も併せて調査してみました。
『汚れなき子』あらすじ
二人の子どもたちと母親が遊んでいるところに男が帰宅します。
すると一列に並んで男に掌を見せます。
監禁された3人には厳格なルールが課せられていました。
レナはある日、脱走の際中に交通事故に遭ってしまいます。
子どもの一人のハンナが入院に付き添ったのですが、13年前に発生した失踪事件の被害者のレナではないかと警察は捜査します。
レナの両親が病室で治療を受ける女性を見ますが「レナじゃあない」と言い放ちます。
しかし、女の子のハンナは失踪したレナにそっくりだったのです。
脱走した女性とハンナとDNA検査をしますが、赤の他人だと判明します。
そして、監禁された場所にはもう一人の男の子ヨナタンがまだいたのです。
警察は捜査にでますが、そこで衝撃の事実が明らかになるのでした。
『汚れなき子』のキャスト
ドラマ『汚れなき子』のキャストについてみていきましょう。
レナ役 キム・リードル
レナを演じるのは、女優のキム・リードルです。
2006年に放送の『SOKO Köln(原題)』で女優デビューをしました。
その後、2014年に放送の『Verbotene Liebe』で主演を務めました。
代表作として、2020年に公開の『O Mein Gott.』や2010年から放送の『Tatort』などがあります。
ハンナ役 ナイラ・シューバース
ハンナを演じるのは、子役のナイラ・シューバースです。
2020年に子役として芸能界入りをします。
その後、2021年に放送の『Gefährliche Nähe』で注目を集めました。
代表作としては、2023年に放送の『バード・ボックス: バルセロナ』などがあります。
ヨナタン役 サミー・シュレイン
ヨナタンを演じるのは、子役のサミー・シュレインです。
2010年に放送の『Marie Brand』で子役デビューをしました。
その後、2022年に放送のテレビドラマ『Klara Sonntag』に出演をしました。
代表作として、2023年に放送の『German Crime Story: Gefesselt』などがあります。
ゲルト役 ハンス・レーヴ
ゲルトを演じるのは、俳優のハンス・レーヴです。
1999年に俳優デビューをしました。
ブレイクのきっかけは、2018年に公開の『In My Room』に出演をしたことでした。
この映画は、カンヌ国際映画祭でも上映をされました。
代表作として、2022年に公開の『アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド』などがあります。
アイダ・クルト役 ヘイリー・ルイーズ・ジョーンズ
クルトを演じるのは、女優のヘイリー・ルイーズ・ジョーンズです。
2011年に芸能界入りをします。
その後、2015年に放送の『アインシュタイン』で注目を集めました。
代表作として、2017年に放送のドラマ『プロフェッサーT』や2022年に放送の『Ein Wahnsinnstag』などがあります。
『汚れなき子』の注目ポイント
ドラマ『汚れなき子』の注目ポイントやネット上の感想についてみていきましょう。
『汚れなき子』は実話ではなくフィクション
Netflixで9/7配信開始の『汚れなき子』、タイトルに聞き覚えがあると思ったらやっぱりこれが原作か!!(サイトに書いてない) もちろん観ますよ!https://t.co/Fkfi18G3ia https://t.co/y636LDE87p
— ♪akira (@suttokobucho) August 30, 2023
ドラマ『汚れなき子』は、実話ではありません。
原作は、ロミー・ハウスマンの同名小説『汚れなき子 Dear Child(原題)』です。
2019年に出版され、ドイツのミステリー小説としてベストセラーになった作品です。
ドイツの推理作家協会賞(フリードリヒ・グラウザー賞)最終候補作に選出されています。
監督・脚本家のイザベル・クレーフェルトは、『汚れなき子』を一晩で読みすぐにドラマ化することにインスピレーションを受けたそうです。
原作をベースにしながらも新鮮さを生み出すため、原作には登場をしなかったアイーダ・カートという新しいキャラクターを追加しました。
実話でありそうな設定ですが、実際にはすべてフィクションだったのですね。
PTSD(心的外傷後ストレス障害)の恐ろしさ
ドラマ『汚れなき子』では、監禁されレナとして子どもたちの世話をさせられていた女性が無事に保護をされますが、その後のPTSDを描いています。
一人暮らしを始めるのですが、監禁されていた時のルールに従って生活をしてしまいます。
決まった時刻に食事・トイレを済ませ、夜は悪夢にうなされます。
洗脳され、PTSDに苦しむ姿がリアルで衝撃を受けました。
消化不良なところも
ドラマ『汚れなき子』では、序盤の展開は面白く引き込まれます。
レナと名乗っていた女性は、実は13年前に失踪した少女とは別人で、二人の子どもたちも女性の実の子どもではないのです。
一体誰の子なのか。
レナは一体どこに、また犯人は誰で目的は何なのか。
いろいろな謎が多く、次をすぐに観たくなります。
しかし、6話構成になっておりラストは伏線をすべて回収できないまま物語は終わってしまいます。
個人的には、もう少しエピソードを増やすか、サブキャラクターを減らさないと物語のまとまりに欠けると感じました。
『汚れなき子』ネット上の感想
ネット上の感想についてみていきましょう。
最近ネトフリで汚れなき子ってやつ見てたんだけど面白かった~
6話までだから長すぎて中だるみすることもなく私でも見れるドラマ(基本長いの見れない)
ただ。最後回収されない伏線が何個かあって、え???終わり????ってなってすごいもんもんとしているなう— 緋雨 (@ameame_hisame) November 21, 2023
汚れなき子、面白くて観てたんだけど
謎を残しすぎ問題発生中
6話しかなかったしシーズン2で伏線回収するのか??
視聴多ければシーズン続く感じかなぁ#汚れなき子#Netflix— ゼペット総隊長🦫 (@ZePetZePet) September 14, 2023
まだまだ回収されていない伏線もあるので、シーズン2があれば期待したいと思います。
『汚れなき子』まとめ
2023年9月7日に配信されたNetflixオリジナルドラマ『汚れなき子』のあらすじ・キャストを調査してみました。
原作は、ロミー・ハウスマンが2019年に出版した同名小説です。
実話ではなくすべてフィクションです。
原作をベースにしながらも新鮮さを生み出すため、原作には登場をしなかったアイーダ・カートという新しいキャラクターを追加をしています。
PTSDの恐ろしさを描きながらもラストは伏線をすべて回収できないまま物語は終わってしまいます。
そのため消化不良という意見も挙がっていました。
もし続編が製作された時は、すべての伏線が回収されそうですね。