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余韻に浸る良作『ヤクザと家族The Family』ミレパの歌うエンドロールまで見逃すな!

ヤクザと家族The Family邦画

珍しくヤクザ映画が2本も公開された、2021年春。
「すばらしき世界」とともに、良作だと言われているのがこちらの作品です。

「すばらしき世界」ではヤクザとしての生き方を終えた男性が主人公ですが、こちらの作品では「ヤクザになるしかなかった」男性の生き方を、3つの時代として描いています。

悲しさと切なさが入り混じりながらも、少しだけ希望が見えるエンディングに、涙を堪えることができない作品です。

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「ヤクザと家族」あらすじ

山本は父を亡くした。
覚醒剤にハマり、お金が無くなってついには海に飛び込んで亡くなってしまった父と、山本は涙を見せることなく葬儀で対面した。

地元でチンピラをしていた山本だったが、父の葬儀後、食事をしていた際に、柴咲組の組長を助けたことから、自分もヤクザの世界に足を踏み入れる。

暖かく優しい大きな手をした組長を慕い、ヤクザとして実力をつける山本だったが、14年の刑務所生活を終えるころには、世界が変わってしまっていた。

ヤクザに足を踏み入れるまで・ヤクザとして生きる人生・刑務所生活を終えた後、の3つの時代を生き抜くヤクザ・山本の人生とは。

「ヤクザと家族」キャスト

今回は、主人公のヤクザと、彼を子供のように思う組長役を演じた2人をご紹介させて頂きます。

山本 / 綾野 剛

山本 : 綾野 剛

綾野 剛 / 1982年1月26日 / 岐阜県出身 

高校卒業後、上京しモデル・音楽活動をして活躍後、ドラマ出演を果たす。
長編映画「Life」で主演を果たすと、「クローズZEROⅡ」で注目を集める。
その後、「Mother」「コウノドリ」シリーズで、民放のドラマに出演するころには、人気に。
「憑依型」と言われるような役者ぶりに、俳優仲間だけでなくスタッフからも評価が高い。

代表作「コウノドリ」「新宿スワン」「怒り」

ひとりの男が3つの時代を生き抜く様を演じてみえましたが、綾野さんではなく、そこにいるのは山本でした。
父を憎みながらもヤクザの世界へ足を踏み入れ、最後まで組長に支えようとする姿は、心の中で静かに青の炎が燃えるようにみえました。

柴咲 / 館   ひろし

柴咲 : 館   ひろし

舘ひろし / 1950年3月31日 / 愛知県生まれ

実家が開業医だったため、医者になろうとしたが、試験に落ちたので、千葉の大学に進む。
バイクが好きで、バイクチームを結成し、その後ロックバンドを結成。
一方で俳優の道にも進み、「暴力教室」でデビューを果たすと、教師役の松田優作との演技が話題に。
その後、共演を果たした渡哲也との出会いから、石原プロモーションに属すころには、俳優として、既に日本を代表する俳優の仲間入りを果たしていた。

代表作「西部警察」シリーズ「パパとムスメの7日間」「あぶない刑事」シリーズ

この映画は誰ひとりとして欠けてはならず、全てのキャストが適役だったといえるのですが、渋さと器の大きさを持つ柴咲組の親父を演じるのは、館さんにしかできなかったでしょう。

エンドロールの主題歌まで見るべき!

映画というと「エンドロールで席を立つかどうか」という論争がしばしば行われます。
「いいな、と思った人がエンドロール見ない人で落胆した」という映画好きの恋人選びの重要な項目にもなっていますよね。

この映画は、エンドロールを最後まで見てこそ、映画が完成するといっても過言ではありません。

今回主題歌を担当しているのは、millennium parade(ミレニアム パレード 略ミレパ)で「FAMILIA」「名前聞いたことないな」と思う方も「King Gnu」と聞くと、ピンとくる方がいるでしょう。
「白日」で有名になった、King Gnuの常田大希さん率いるアーティストです。

さらには、エンドロールで流れる主題歌のミュージックビデオを観ると、メロディーも歌詞も見事にマッチして、映画のラストを締めくくるようだ、という声も。

劇場で公開が次々と終了しており、今後ご覧になる方は、サブスクリプションでご覧になるかと思います。
ぜひエンドロールの最後までご覧になると、歌詞のひとつひとつが沁み入る事でしょう。

まとめ

あまり取り上げられることがなかった「ヤクザ」の半生にスポットを当てた作品を「感情移入できるのか」と若干半信半疑で鑑賞しました。

結果「すばらしき世界」も「ヤクザと家族」も、素晴らしい出来栄えで、今年の邦画レベルの高さに驚きました。
そして、それと共に、日本の俳優・女優たちから「今の邦画はこんなもんよ」と自信満々に突きつけられたような気がします。

特に、今まで綾野剛さんのことを甘く見ていましたが(ファンの方ごめんなさい)、スタンディングオベーションしてもいいぐらいの演技力の高さでした。

始まりから、タイトルクレジットの出方、物々しい雰囲気から、最後の最後の主題歌に至るまで、エンドロールが終わっても尚、余韻で席を立つことができませんでした。

2021年はあまりにも邦画のレベルが高く、まだまだ期待したいですね。

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© 2021『ヤクザと家族 The Family』製作委員会

この記事を書いた人
めんま

映画と本と猫で構成されている人。
映画館で働いてたぐらい、映画が好き。

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