ベストセラーを実写化『蜜蜂と遠雷』新人賞総なめの期待の新人と、タイトルの意味とは?

蜜蜂と遠雷邦画
出典元:Hulu

恩田陸さん原作のベストセラー小説を実写映画化『蜜蜂と遠雷』
ピアノコンクールの予選から本選までを詳細に描き、緊迫感があり、テンポのいいストーリーが話題に。

実際にコンクールを見学して描かれた作品の映画化で、小説の緊迫感を見事に描いた映画になっています。
さて、一体「蜜蜂と遠雷」どんな作品なのでしょうか?

『蜜蜂と遠雷』あらすじ

国際ピアノコンクールで、いい成績を残すと、ほかのコンクールでもいい成績を残すと話題に。
そんなコンクールに、伝説的な音楽家・ホフマンが推薦してきた新人が参加する。

いきなりやってきたダークホース・塵は自宅にピアノもないのに、驚異の腕前を見せる。

そのコンクールには、小さいころからピアニストとして活躍してきたものの、母の死というトラウマからピアノ弾けなくなってしまった、亜夜も参加していた。

果たしてコンクールの結果はどうなるのか?

『蜜蜂と遠雷』キャスト

主演を演じた、天才ピアニストの2人をご紹介します。

風間 塵 / 鈴鹿 央士


2000年1月11日 / 岡山県出身

高校生だったころ、通学していた高校に映画のロケがやってきて、そこにいた広瀬すずが、マネージャーに進言し、スカウトされる。

そのため、芸名に「すず」をつけた。
その後、オーディションでグランプリを勝ち取ると、今作の天才ピアニスト役も勝ちとった。

演技力が評価され、日本アカデミー賞やキネマ旬報ベスト・テンなど数々の賞を総なめ状態にした。

代表作「MIU404」「ドラゴン桜」

栄伝 亜夜 / 松岡 茉優


1995年2月16日 / 東京都出身

妹が道端でスカウトされ、その流れで事務所に入る。
その後、「おはスタ」でテレビ番組に出演すると、2013年にNHKテレビ小説「あまちゃん」で注目を浴びる。
最近では多くのドラマや映画に出演し、ハロプロファンということもあり、同性ファンも多い。

代表作「勝手にふるえてろ」「あまちゃん」「コウノドリ」シリーズ

今作では天才的な能力を持ちつつ、トラウマを克服しようとするピアニストを演じている。

タイトル『蜜蜂と遠雷』の意味とは?

タイトルを見ても、まるで音楽コンクールの作品だと想起することはできないですが、このタイトルには深い意味が込められている、と考察する人が多いです。

この「蜜蜂」は若き天才・塵のことを表し、「遠雷」は伝説のピアニストとなり、作中で亡くなってしまったホフマンのことだといわれています。

塵は養蜂家の息子として育ち、コンクールに出場すると「蜜蜂王子」と言われています。
作中では音符を蜜蜂に例えたり、遠くで鳴り響く雷について、脅威を感じる存在であることがわかる一文も。
ここでの「遠雷」は死してもなお、ピアニスト界で伝説となり、神のような存在としてあがめられているホフマンだといえるでしょう。

ホフマンは遠い死後の世界へ行ってしまったにもかかわらず、新星をコンクールに送り込み、塵は軽やかに五線譜の上を飛び回る蜜蜂のよう。
母の死というトラウマから、苦しみながらピアノに向き合う亜夜とは正反対に、ピアノが好きでただただ楽しむ塵は、あたたかな陽だまりに身を包む蜜蜂のようでした。

しかしこれに関しては、原作者の恩田陸さんは、言及しているわけではありません。
多くの才能をコンクールを通してみた恩田さんならではの、タイトルのつけ方。
作品を通して、あなたにとっての「蜜蜂」と「遠雷」を感じ取ってみてはいかがでしょうか。

『蜜蜂と遠雷』まとめ

緊迫感のあるストーリーはもちろん、開花していく才能が突出する演技など、ぜひ映画館で観たい作品でした!

音楽の良さはもちろんですが、ひたむきに打ち込む姿、長年突き詰めることの出来る物、次々と現れる新しい才能に、そのたびに湧き上がる感情など、異なるピアニストの視点から、楽しむことの出来る作品です。

そして、現れた期待の新星・鈴鹿 央士さんにも注目です!
是非、音楽の楽しさを味わいながら、お楽しみください!