2021年3月5日に公開された映画「野球少女」が勇気をくれると話題を呼んでいます。
こんな世の中で何を諦めている人におすすめしたい映画なのです。
映画「野球少女」のあらすじ、キャスト、ネット上の感想についてみていきましょう。
あらすじ
高校時代に天才野球少女として注目をされていたチュ・スイン。
スインの夢はプロ野球選手になること。
しかし、女というだけで入団テストすら受けさせて貰えない辛い現実がありました。
また、母親や野球部の監督からも「いつまで夢を見ているんだ、現実を見ろ」と野球選手への夢を諦めるように忠告をされてしまいます。
そんな時に、新しいコーチであるチェ・ジンテとの出会いがスインの運命を大きく変えたのです。
ジンテはかつて自分が叶えられなかった夢をスインに託し、技術のすべてを教えます。とにかく球速が大事だと思い必死に努力をするスインに対して、ジンテは「速球が大事ではない。打たせないことが大事だ」と伝えたのです。
スインはその日からナックルボールの練習を行いました。スインの家計はとても厳しく母のヘスクは就職をしてもらおうとグローブを燃やしてしまいます。
果たして、スインは様々な困難を乗り越えてプロ野球選手になることはできるのでしょうか。
『野球少女』のキャスト
映画「野球少女」のキャストについてみていきましょう。
スイン
スインを演じるのは、女優のイ・ジュヨンです。
生年月日は、1992年2月14日で年齢は(2021年現在)29歳です。
身長は、162㎝です。
2012年に映画「遭遇」で芸能界入りを果たします。
代表作品としては、2016年に放送されたドラマ「恋のゴールドメダル〜僕が恋したキム・ボクジュ」や2020年に放送されたドラマ「梨泰院クラス」などを挙げることができます。
2019年に公開された映画「なまず」で第23回釜山国際映画祭 今年の俳優賞を受賞しています。
本作で青龍映画賞、新人女優賞にノミネートされ2020アジアアーティストアワードでアイコン賞を受賞をしたのです。まさに、韓国を代表する若手女優と言えますね。
ジンテ
新任のコーチのジンテを演じるのは、俳優のイ・ジュニョクです。
生年月日は、1984年3月13日で年齢は(2021年現在)37歳です。
2006年に芸能界入りを果たしました。
2007年に放送されたドラマ「愛が私たちを動かす方法」で俳優デビューをします。
ドラマ「秘密の森」でブレイクをしました。
その後、2008年に放送されたドラマ「ファーストワイブズクラブ」で第16回SBS演技大賞を受賞します。
2020年に放送されたドラマ「365:年の見知らぬ人を繰り返す」で第5回アジアアーティストアワードで最優秀演技賞を受賞しています。
ジョンホ
チームメイトのジョンホを演じるのは、俳優のクァク・ドンヨンです。
生年月日は、1997年3月19日で年齢は(2021年現在)24歳です。
身長は、175㎝です。
2012年に放送されたドラマ「棚ぼたのあなた」で芸能界入りをします。
代表作品としては、2017年に放送されたドラマ「隊長 キム・チャンス」や2016年に放送されたドラマ「「雲が描いた月明り」、2018年に公開された映画「私のI Dはカンナム美人」などを挙げることができます。
スインの母
スインの母のヘスクを演じるのは、女優のヨム・ヘランです。
生年月日は、1976年です。
1999年に芸能界入りを果たし、2003年に公開された映画「殺人の追憶」で女優デビューをします。
その後は、2017年に放送されたドラマ「刑務所のルールブック」や2018年に放送されたドラマ「ライフ」、2018年に公開された映画「ライブ〜君こそが生きる理由〜」などを挙げることができます。
「国民のお姉ちゃん」としても有名ですね。
スインの父
スインの父のギィナムを演じるのは、俳優のソン・ヨンギュです。
生年月日は、1970年4月18日で年齢は(2021年現在)51歳です。
血液型はB型で身長は、183㎝と高身長ですね。
大学を卒業後にミュージカル俳優として2004年にデビューをします。
その後、ドラマ「久家の書」でブレイクをしました。
代表作品としては、2017年に放送されたドラマ「品位のある彼女」や2018年に放送されたドラマ「ジャスティス 検法男女」などを挙げることができます。
『野球少女』の注目ポイント
映画「野球少女」の注目ポイントやネット上の感想についてみていきましょう。
諦めない心に感動
中学時代までは天才野球少女として注目をされていたスインでしたが、高校では女子野球部はなくそのため男子に混じってきついトレーニングをしています。
スインの家計は裕福なものではありません。
父のギィナムは、宅地建物取引士を目指して勉強をしており家計は母のヘスクが支えています。
そのため、ヘスクからは野球を辞めて働くように言われているのです。
そんな中で父親・ギィナムが試験で不正をしてしまい逮捕される事態へと発展。
それでも就職をしないスインに母のギィナムは激怒してグローブを焼いてしまうのです。
「就職」か「夢」かスインは選択を迫られます。
スインはそれでも新コーチのジンテの教え通りに「打たせないこと」を目標にひたすら練習をしているのです。
そんなスインの諦めない姿に感動をします。
大人になると「夢」は見て終わってしまいますが、スインのように「実現させる」ことへのすばらしさを改めて知れました!
ネット上の感想
ネット上の感想についてみていきましょう。
『野球少女』
差別を訴える訳でも、女性初を目指す訳でもない。なれる自分よりなりたい自分を選択する物語であり、その姿に心動かされた周囲の人たちが変わっていく物語だった。固定概念を捨て、不安を取り払い、自分の強みを磨く事だけに集中した時、初めて夢への扉が開く。感動… 大好き#背骨映画 pic.twitter.com/LJESKdhZBL— せぼね◢⁴⁶ (@sebone_death) March 10, 2021
「#野球少女」
何だ、この余韻ある感動は!野球界という男社会でヒロインの野球少女が痛い目にあうことで涙を誘う映画だと思ったら大違い。この野球少女、強気で可愛げがないのだ。野球に限らずスポーツの魅力を語り始めたらキリがないように、本作にはそれに勝るとも劣らない魅力が詰まっている💙 pic.twitter.com/06bSWWYpla
— 山下真冬 (@mafuyu_cat) March 8, 2021
ネット上でもどんな困難に直面しても決して諦めないスインの姿に感動したという意見が多く挙がっていました。
まとめ
2021年3月5日に公開された映画「野球少女」がネット上で話題を呼んでいました。
主役を務めるのは、「野球少女」で青龍映画賞、新人女優賞にノミネートされた女優のイ・ジュヨンです。
また、スインを教えるコーチ役として俳優のイ・ジュニョクが演じています。
スインは誰もが不可能と思わっていた女子プロ野球選手という夢をどんな困難が立ちはだかっても決して諦めることはありません。
母、友人、監督から「野球を諦めて就職をするように」と忠告をされますが、最後まで自分を信じているのです。
そんな姿にこちらも感動して、何を最後まで成し遂げる大切さを教えられます。
こんな世の中なので今までのようにいかないことも多いですが、スインのように諦めない心の大切さを実感できる映画だと言えます。