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三浦春馬が詐欺師を熱演!『コンフィデンスマンJP』ロマンス編はプリンセス編へ

邦画
出典元:©2019「コンフィデンスマンJP」製作委員会

映画「コンフィデンスマンJP」・ロマンス編では、ジェシー役として詐欺師を好演。

長澤まさみ演じる主役のダー子の元恋人であり、金のため、野望のためなら、人を欺く非常に難しい役どころを、三浦春馬は見事に演じた。

本作の主題歌は、あのOfficial髭男dism 「Pretender」であり、この曲からバンドの人気が爆発している。

またコンフィデンスマンJPシリーズは好調で、最新作「コンフィデンスマンJP・プリンセス編」の公開を2020年7月23日に控えている最中での、突然の訃報だった。

三浦春馬さんのご冥福をお祈りいたします。

『コンフィデンスマンJP』ロマンス編の見所

華麗に大胆に人を騙し続ける百戦錬磨のコンフィデンスマン(=信用詐欺師)、ダー子、ボクちゃん、リチャード、そして五十嵐。
次なるオサカナ(=ターゲット)は、香港マフィアの女帝で、その冷酷さから<氷姫>という異名を持つラン・リウ。
彼女が持つと言われている伝説のパープルダイヤを狙って、3人は香港へ。

ランに取り入ろうと様々な策を講じるが、なかなかエサに食いつかず苦戦する。
そんな中、天才詐欺師ジェシーが現れ、同じくランを狙っていることがわかる。
そして、以前ダー子たちに騙され恨みを持つ日本のヤクザ・赤星の影もちらつき始め、事態は予測不可能な展開に。
騙し騙されの三つ巴の戦いを制するのは誰なのか!?

コンフィデンスマンJP・ロマンス編<公式HP>より引用>

本作はフジテレビ系で放送されたテレビドラマ『コンフィデンスマンJP』を映画化された作品であるが、

映画単体でもストーリーを堪能することが可能である。

舞台は、香港。

主役のダー子(長澤まさみ)演じる詐欺師の元彼として登場するのが、ジェシー(三浦春馬)である。彼もまた天才詐欺師であった。作品冒頭では、ダー子とジェシーの仲睦まじいシーンから始まる。

フジテレビジョン開局60周年記念作品にあたる本作品は非常に力を込めて作られており、ストーリー性も抜群。ジェシーが、ストーリーをかき乱す。最後まで話に混乱をもたらす鍵を、ジェシーは常に握っている。

映画のスタッフ・キャスト

主なキャストは以下の通りだ。

ドラマの視聴率と関係なく、映画はヒット作となった。

監督 – 田中亮
脚本 – 古沢良太 代表作「リーガルハイ」「ミックス。」
主題歌 – Official髭男dism「Pretender」

ダー子 – 長澤まさみ
ボクちゃん – 東出昌大
五十嵐 – 小手伸也
リチャード – 小日向文世
ラン・リウ – 竹内結子
ジェシー – 三浦春馬
赤星栄介 – 江口洋介

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『コンフィデンスマンJP』のドラマ版のおさらい

https://www.fujitv.co.jp/confidenceman_jp/photo/intro.jpg

『コンフィデンスマンJP』ロマンス編は、2018年4月9日から放送された月9ドラマ『コンフィデンスマンJP』の続編となっている。
本シリーズでは長澤まさみ演じるダー子が様々な人物に扮装し、信用詐欺師として東出昌大演じるボクちゃん、小日向文世演じるリチャードの三人組が七転八起しつつも、ありとあらゆる人々を華麗に欺いていく。

ドラマシリーズ『コンフィデンスマンJP』の第1話からあらすじを解説していこう。

第1話「ゴッドファーザー編」

天才的な頭脳は持っているにも関わらず色気のないダー子(長澤まさみ)、詐欺師を常に辞めたいボクちゃん(東出昌大)、他人の懐に入りこみ詐欺に働くリチャード(小日向文世)の3人組は常に供に行動している。

彼らは悪質な手口で金儲けする人間を騙して金を奪うコンフィデンスマンだ(信用詐欺師)。

第1話には、ロマンス編にも登場した経済ヤクザの赤星が登場する。

巧妙な嘘つき合戦の勝者は誰になるのか?

第2話「リゾート王編」

ダー子・ボクちゃん・リチャードの3人は、来日中のロシアンマフィアの詐欺に失敗する。

成功すれば仲良しだが、失敗すれば仲に亀裂も入る。

ダー子・リチャードは、ボクちゃんを置いて逃げ出してしまった。その態度に激怒したボクちゃんは、絶縁宣言を突きつける。老舗温泉旅館「すずや」で働き始めたボクちゃんは、旅館をあくどい手口で買収しようとする桜田リゾート社長・桜田しず子(吉瀬美智子)と対峙する。

第3話「美術商編」

一流の美術評論家である城ケ崎善三(石黒賢)は、女癖が悪いことでも有名。ボクちゃんの友人で美大生・須藤ユキ(馬場ふみか)をもてあそんだ挙げ句、捨てる。

ショックを受けたユキを見て怒りに燃えたボクちゃんはダー子・リチャードと組み城ケ崎から金を騙し取ろうとする。

『コンフィデンスマンJP』シリーズは様々なオマージュが仕掛けられていることでも有名だ。実際に第3回「美術商編」で登場したダー子扮するメキシコの画家がフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」の偽物を描くシーンがある。

完成したこの絵は、2018年から2019年にかけて日本国内で開催された「フェルメール展」で、コラボグッズとして販売された。まさにダー子画伯の力作だ。

第4話「映画マニア編」

俵屋フーズ二代目社長・俵屋(佐野史郎)はやりたい放題だ。

外国産うなぎを国産うなぎと偽って販売したり、降格人事を行なったり会社を私物化していた。

実直で勤勉な工場長・宮下(近藤公園)は産地偽装告発を決意する。が、あえなく失敗。やけ酒の最中、告発文の紙をどこかに落としてしまう。その告発文を拾ったのがダー子で……?

第5話「スーパードクター編」

野々宮総合病院理事長・野々宮ナンシー(かたせ梨乃)の息子として育った新琉(永井大)は、難易度の高い外科手術も必ず成功させるスーパードクターとして有名だった。

しかし、実際の手術は新琉ではなく他の医師が行っており、新琉が実績を横取りしていたのだ。さらに、母のナンシーは賄賂の金額で手術の順番を決めていたりして?

第6話「古代遺跡編」

一人旅に出たボクちゃんは、山奥の小さなラーメン屋で舌鼓を打っていた。感動の記憶から2年後。

同じラーメン屋に赴いたボクちゃんは、ふるさとモール建設が産業廃棄物処理場に変更されたと知り愕然とする。モール建設を提案した斑井満(内村光良)が悪徳コンサルタントだったとボクちゃんは知り?

第7話「家族編」

リチャードは、服役中の八島理花(佐津川愛美)から預かった私物をダー子のスイートルームに持ち込んでいた。ダー子は私物を勝手に確認。その中に経済ヤクザ・与論要蔵(竜雷太)が理花の亡き母に宛てた手紙を発見。

金庫にある10億円を子供の誰かに譲ると明記されていた。ダー子はもちろん、動き出す。

第8話「美のカリスマ編」

元モデルで女医という完璧な女性である美濃部ミカ(りょう)は、美容整形クリニックやエステなど幅広い企業を経営していた。ある日、ミカは痩せるように命じたスタッフが、全く痩せていない事実に激怒し……?

第9話「スポーツ編」

人気アプリ「モスモス」を開発したIT会社社長・桂公彦(小池徹平)は、スポーツクラブを次々と買収する。買収するのはなぜか弱小チームのみだ。自社の節税対策にスポーツクラブを利用していたのだ。

最終回「コンフィデンスマン編」

コンフィデンスマンの真骨頂!

大物中国人マフィアの孫秀波は、溺愛していた子犬と名乗る謎の人物に騙され15億円を奪われた。犯人を追及する最中、裏社会に狙われて孫は絶命する。父の名誉回復のために復讐を誓う息子・秀男(佐藤隆太)が始動する。

ダー子・ボクちゃん・リチャードはどのように絡んでいくのか?

『コンフィデンスマンJP』シリーズの分析

「目に見えるものが真実とは限らない。コンフィデンスマンの世界へようこそ」

ダー子(長澤まさみ)の台詞が胸に響く。
本作は信用詐欺師のダー子小心者のボクちゃん(東出昌大)、ベテラン詐欺師のリチャード(小日向文世)が様々な相手に詐欺を働き、お金を騙し取るという快活な物語だ。恋愛や友情に亀裂が入っても、軸はぶれない。

常に誰かが、誰かを騙している。至ってシンプルな構図だ。

ただし、ルールは明確だ。

悪者にしか手を出さない。か弱き者には、決して悪事を働かないのだ。移り変わる人間模様に、嘘が絡み合い、最後はどんでん返しが待っている。

『コンフィデンスマンJP』の何よりの魅力だ。

いかなるピンチに陥っても、ダー子は脳を働かせる。騙されている立場から騙している立場にいつの間にか逆転している。いや、最初からダー子の手のひらで踊らされていただけかもしれない。

騙し騙され、最後は派手に解決する至高のエンターテインメントコメディ。

現在、その舞台を映画に移している。

『コンフィデンスマンJP ロマンス編』が好評につき、『コンフィデンスマンJP プリンセス編』が公開中だ。

主題は、前作と同様にOfficial髭男dismが担当している。

ダー子は最後に語っている。
「死ぬんじゃないよー」と。

三浦春馬さんの主な作品

まとめ

「コンフィデンスマンJP 」は人気シリーズだ。ドラマシリーズを経て、映画ではロマンス編公開されていた。新作であるプリンセス編の公開も予定されている中、三浦春馬さんの訃報は衝撃的なものがあった。

有名人から悲しみの声が多数、寄せられている。いかに三浦春馬さんの人望が厚かったか。

ショックを隠せない。

「コンフィデンスマンJP 」・ロマンス編で躍動するジェシーはれっきとした天才詐欺師であり、役者・三浦春馬の真骨頂ともいえる演技を見せてくれた。爽やかな笑顔から繰り出される味わい深い演技は、彼の武器である。

「コンフィデンスマンJP 」・ロマンス編は名作だ。

ぜひこの機会に、本作を堪能して頂きたい。続けてコンフィデンスマンJP 」・プリンセス編も劇場で待っている。要チェックだ。

最後に、改めて三浦春馬さんのご冥福をお祈りいたします。

©2019「コンフィデンスマンJP」製作委員会