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アニメ・実写共に大ヒット!映画「銀魂」のストーリーと主題歌アーティストたち

邦画

週刊少年ジャンプで2004年から2018年まで長期で連載されていた大人気漫画「銀魂」

江戸を舞台に、侍と宇宙人が繰り広げる色々な意味でギリギリのコメディと激しいバトルが展開されるのが特徴。

スカッとしたバトルが多い印象の少年ジャンプの中では特に異質で、スタンダードなギャグの路線をベースに、時事ネタや際どい下ネタなども多く見られる。

作中に多くのモザイクトーンが使われるほどの激しくもくだらない描写も人気の理由ではないだろうか。

また、銀魂は漫画だけでなくアニメでの人気も凄まじかった。

ぶっとんだ内容やセリフを人気声優が躊躇なく放ってくるアニメ版は、これまで放送されていたジャンプ作品のアニメにはない世界観で多くのファンを虜にしただろう。

銀魂はその人気から当然映画化もされている。

しかも、アニメ映画だけでなく実写化もされているのだ。

脚本やキャストが豪華なのはもちろん、注目したいのは豪華な主題歌アーティスト。

今回は、映画銀魂のストーリーと、それを彩る主題歌アーティストについて紹介していきたいと思う。

アニメ版映画「銀魂」のストーリー

画像出典:https://www.aniplex.co.jp/gintama/news/

銀魂のアニメ版映画は以下の2作が公開されている。

  • 新訳紅桜篇
  • 完結篇 万事屋よ永遠なれ

では、それぞれどのようなストーリーなのか見ていこう。

「新訳紅桜篇」

画像出典:https://ch.ani.tv/titles/76

新訳紅桜篇は原作でもアニメ版でも特に人気の高い紅桜篇を映画版に新解釈したもの。

簡単なあらすじを紹介しよう。

 

主人公坂田銀時の盟友、桂小太郎が辻斬りに襲われるところからストーリーが始まる。

行方不明になった桂を探す中で、銀時はもう1人の盟友で宿敵でもある、高杉晋助が配下の岡田仁蔵が桂を襲った犯人であることを知る。

怒りの感情を岡田にぶつけながらバトルが始まっていくのだが、岡田の刀はどこか普通と違って見える。

まるで生き物のように鼓動をし、不気味な触手のようなものが刀の周りを覆っている。

そう、その刀こそが「紅桜」であり、人工知能を埋め込まれた対戦艦型兵器なのだ。

木刀を使う銀時は岡田に重傷を負わされてしまい敗れ、仲間の志村新八の手を借りてなんとかその場から逃げ出すが…。

 

銀魂には珍しく、シンプルな侍のバトルが中心に展開される紅桜篇はファンからの人気もとても高く、映画化は妥当だろうと言われていた。

新訳ということで、原作の当シリーズには登場しない「真選組」の面々が登場するのも今作の魅力。

原作やアニメでは1長期に渡った紅桜篇であったが、それを劇場公開用に濃縮しているのでアニメとの差異を比べてみるのも面白いかもしれない。

「完結篇 万事屋よ永遠なれ」

画像出典:https://ch.ani.tv/titles/358

アニメ劇場版2作目の今作は、紅桜篇とは異なり完全オリジナルストーリーで、原作者の空知英明がストーリーを手掛けているのが特徴。

トータルで3期放送されたTVアニメシリーズの完結篇として公開された。

では、簡単なあらすじを紹介していこう。

 

映画館でアルバイトをしていた坂田銀時は「時間泥棒」というタイムマシンによって5年後の未来に飛ばされてしまう。

そこで見たのは何と自らの墓、荒れ果てた江戸の町だった。

銀時は自分が何故未来に連れてこられたのかを知る過程で、未来で「白咀(びゃくそ)」という死病が蔓延し、さらには攘夷じょうい戦争で銀時が手をかけた魘魅えんみが白咀に関わっていることを知る。

魘魅を探し出した銀時だったが、そこで驚愕の事実を告げられる。

白咀を蔓延させた魘魅はナノマシンであり、攘夷戦争で銀時に寄生していたのだ。

江戸に死病を蔓延させるわけにはいかないと、魘魅に寄生された自分自身を葬る決意をするのだが、それは同時に銀時の存在を消してしまうことを意味する…。

 

原作でも人気のキャラクターが総登場し、まさに完結篇と呼ぶにふさわしい豪華な作品になっている。

ちなみに、この作品が公開された約1年半後にアニメ新シリーズの放送が発表。

「完結篇」ではなくなってしまい、新シリーズの冒頭ではこれについての謝罪が入るのがとても銀魂らしい。

実写版映画「銀魂」のストーリー

画像出典:https://ciatr.jp/topics/308543

アニメ人気のみに留まらず、実写映画化もされている銀魂。

人気アニメの実写化はファンには受け入れづらい面もあり、批判の対象になりやすいのだが、銀魂はそれすら逆手にとって笑いにしてしまうから天晴れだ。

実写版もアニメ版同様2作あり、

  • 銀魂
  • 銀魂2 掟は破るためにこそある

といったタイトルで公開されている。

どういったストーリーなのか、こちらについても触れていこう。

「銀魂」

画像出典:https://filmest.jp/gintama/

実写版1作目はアニメ版でも好評だった紅桜篇が題材となっているのであらすじは割愛しよう。

ここではキャストについて触れていきたい。

実写版銀魂はキャストがとんでもなく豪華なのだ。

主人公の坂田銀時は小栗旬、銀時の仲間の志村新八を菅田将暉、神楽を橋本環奈が演じている。

主要キャラだけでも錚々たるメンバーだが、他の出演キャストも豪華なので紹介しよう。

新八の姉お妙長澤まさみ、銀時の盟友、桂小太郎岡田将生が演じている。

新訳紅桜篇同様に登場する真選組も豪華で、近藤勲中村勘九郎土方十四郎を柳楽優弥、沖田総悟を吉沢亮というメンバーだ。

今作のメインになる紅桜を作った刀鍛冶に安田顕、銀時馴染みの機械技師をムロツヨシが演じている。

また、今作の敵ポジションである高杉晋助を演じているのは何と堂本剛

高杉率いる鬼兵隊には佐藤二郎菜々緒がキャスティングされており、もはやキャストだけでも見る価値があることがわかる。

また、それぞれが銀魂の世界観に驚くほど溶け込んでいるから面白い。

小栗旬の気怠い演技は銀時そのものだし、国民的美少女にも関わらず思いっきり鼻をほじくる橋本環奈にも拍手だ。

全裸になるシーンでは前貼りをせずにほとんど見えているモザイク状態をスクリーンに晒した中村勘九郎の原作へのリスペクト具合には頭が上がらない。

他のキャストも「実際に銀魂の世界があったらこんな風になるんだろうな」と思わせてくれるほどのハマりっぷりだ。

ただ、佐藤二郎だけはただの佐藤二郎なのでそこも楽しんで頂きたい。

アクションシーンも本格的なので、アニメとの違いを実写で楽しんでみることをお勧めする。

「銀魂2 掟は破るためにこそある」

画像出典:https://animeanime.jp/article/2018/07/13/38721.html

実写化第2弾は原作でも屈指の人気を誇る「真選組動乱篇」をメインに描かれている。

柳楽優弥演じる土方十四郎がオタクの魂が宿った妖刀を手にし、へたれたオタクになってしまうところからメインストーリーが展開していく。

1作目のキャストはそのまま引き継がれており、今作で追加されたキャストもこれまた豪華だ。

今作で土方とぶつかり合う伊藤鴨太郎役には三浦春馬が、再び登場する鬼兵隊のメンバーの1人、河上万斉役には窪田正孝がキャスティングされている。

また、冒頭では銀時らがキャバクラで働くシーンがあるのだが、そこに登場する銀時のストーカー猿飛あやめ夏菜が演じ、キャバクラに訪れる真選組のトップ松平片栗虎堤真一が演じている。

今作は1作目以上にバトルシーンもドラマシーンも濃密なものとなっており、長年のファンの鑑賞にも耐えうる仕上がりになっているのでぜひご覧いただきたい。

映画「銀魂」を彩る主題歌アーティスト

画像出典:https://www.animate-onlineshop.jp/products/detail.php?product_id=1484751

アニメ版、実写版ともにファンの見たい銀魂をとことん追求した印象があるが、注目したいのは内容だけでなくそれぞれの作品を彩る主題歌アーティストだ。

ここでは映画を締めくくる主題歌を担当したアーティストについて紹介したい。

映画「銀魂」の主題歌を歌ったアーティストは以下の4組。

  • DOES
  • SPYAIR
  • UVERworld
  • back number

いずれも大人気のロックバンドだ。

では、それぞれが歌った主題歌について詳しく触れていこう。

DOES

画像出典:http://www.does-net.com

2006年デビューの3ピースバンドのDOES。

新訳紅桜篇の主題歌「バクチダンサー」を歌っている。

DOESは劇場版だけでなくアニメ版の主題歌も担当していて、銀魂といえばDOESというファンも少なくはない。

アニメ版紅桜篇のED主題歌「修羅」で人気を博し、その後は「曇天」という曲でOP曲も担当することになる。

骨太なサウンドと、ボーカルのどことなく気怠げだが深みのある歌声が銀魂の世界観にマッチしている。

劇場版主題歌の「バクチダンサー」も映画の盛り上がりを最後まで途絶えさせないような曲となっているのでぜひ聴いてみて欲しい。

SPYAIR

 

画像出典:http://eggman.jp/special/spyair_interview_2/

アニメ版の2作目、万事屋よ永遠なれの主題歌「現状ディストラクション」を歌っているのが4人組バンドのSPYAIRだ。

DOESと同様にアニメ版のED「サムライハート」で高い評価を得て、その後「サクラミツツキ」でOP曲も担当することになる。

軽快なロックサウンドとボーカルの少しハスキーで力強い歌声が銀魂の世界を盛り上げてくれている。

SPYAIRも銀魂の主題歌を3曲担当しているので、銀魂といえばSPYAIRというファンもいる。

万事屋よ永遠なれの余韻に浸りながらぜひ「現状ディストラクション」を聴いてみて欲しい。

また銀時たちに会いたくなる事間違いなしだ。

UVERworld

画像出典:https://www.nautiljon.com/paroles/uverworld/decided.html

実写版銀魂1作目の主題歌を担当するのが6人組ライブバンドのUVERworldだ。

これまで数多くのアニメ主題歌を担当していた彼らだが、意外にも銀魂のアニメ版の主題歌を担当したことはないのだ。

UVERworldのファンの間では「いつか銀魂の主題歌も歌わないかな」と言われたのだが、まさかの実写版で実現することとなった。

ライブで映える曲を多く生み出しているUVERworldが今作で披露するのは「DECIDED」だ。

挑戦的な歌詞と攻撃的なボーカルで劇場をまるでライブ会場のようにする曲。

銀魂を鑑賞していないファンからも非常に評価の高い楽曲なのでぜひ試聴して頂きたい。

back number

画像出典:https://natalie.mu/music/news/290973

実写版第2弾の主題歌を担当しているのはback numberだ。

どちらかというと恋愛系の曲が多いイメージの彼らが銀魂にぶつけてきた曲は「大不正解」という銀魂そのものを表したかのようなタイトル。

これまでのback numberのイメージがまさに大不正解だったことを認識させられるぐらいの重厚感がある曲で、真選組の激しい動乱を彩るにはぴったりの楽曲だったのではないだろうか。

銀魂のイメージがまるでなかったback numberが今作の主題歌を歌ったことは、銀魂にとってもファンにとっても大正解であったように思う。

映画「銀魂」のストーリー・主題歌アーティストについてのまとめ

画像出典:https://anime.dmkt-sp.jp/animestore/ci_pc?workId=20588

今回は映画版「銀魂」のストーリー、主題歌アーティストについて紹介してきたがいかがだっただろうか。

絶大な人気を誇る原作なので映画化に対して難色を示すファンもいるが、そういった逆風がむしろ追い風になるのが銀魂の面白いところ。

結果的に爆発的な威力の追い風で凄まじい勢いで駆け抜ける劇場版銀魂、アニメ版も実写版も心からお勧めできる作品である。

銀魂のファンもそうでない方も、主題歌の世界観と合わせてぜひ今回の内容を参考に劇場版銀魂を楽しんで頂きたい。

この記事を書いた人
kimura

神奈川在住のフリーライター、きむです。
飛び抜けて得意なジャンルはありませんが、その代わりなんでも書けます!
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