映画はあまり見ないけど、仕事観を描いたコレは好き!と言って「プラダを着た悪魔」が挙げられます。
そちらで主演を務めていたアン・ハサウェイが再び主演を描いた「マイ・インターン」は、まるで「プラダを着た悪魔」の続きのような作品で、この2作セットで好きという方も多いです。
この映画のあらすじと魅力をご紹介していきます。
最近映画みてないなと思っておすすめに出てきた「マイ・インターン」を見ました。
出てくる言葉とか考え方がとても素敵で泣いてしまった。
洋画をあまり観てこなかったけど、こういう人生の考え方のヒントになる映画、たくさんあるんだろうな…
こっそり皆さまのおすすめ映画募集。(洋邦韓問わず) pic.twitter.com/rz1MOoqxdq— こま (@shiroi_ktn) April 15, 2021
「マイ・インターン」あらすじ
定年退職を迎えたベンは、シニアインターンとして、ベンチャーのアパレルサイトを運営する会社に入社することに。
そこでスタッフの指揮を取っていたのは、ジュールズという若き女性。
ジュールズは最初、ベンに雑用ばかりを押し付けるが、彼の丁寧な仕事ぶりと、紳士さに惹かれ、ベンはジュールズの秘書のような役回りに抜擢される。
新しさだけを求めるジュールズに優しく寄り添うベンのおかげで、ジュールズは人生にとって大切なものを彼から学んでいく。
将来こうなりたいって思える人は沢山いるけど、中でもマイインターンのベンは永遠の憧れ。
何歳になっても謙虚に学ぶ意欲と誠実さが本当に素敵だし、彼はきっと経済的にも豊かなのだろうけど、それ以上に心が豊かなんだろうなと作品を通じて感じる。自分もベンのような生き方をしたいと思う😌 pic.twitter.com/u9xIQB0SN9— Nozomi🇨🇦 (@nozomiii_cnd) April 12, 2021
「マイ・インターン」キャスト
主演のおふたりをご紹介します。
ベン / ロバート・デ・ニーロ
ロバート・デ・ニーロ / 1943年8月17日 / アメリカ出身
幼いころから役者に憧れ、各国を渡り歩きながら演技の修行をする経験も。
「ゴッド・ファーザー」のオーディションを受け、落選するも、演技を評価されて続編に出演。
それが、人気となりアカデミー助演男優賞を受賞。
数々の作品に出演し、多くのキャラクターを演じる一方、役になり切るために実際の職業についたり、ホームステイするなどの努力でも有名。
代表作「ゴッド・ファーザー PARTⅡ」「レナ―ドの朝」「タクシー・ドライバー」
誠実さと真面目な仕事ぶりが、空気感だけでも伝わる演技。
さすが長年、第一線として俳優を務めてきただけのことはあります。
彼の人柄の良さが滲みでる演技は、さすがでした。
ジュールズ / アン・ハサウェイ
アン・ハサウェイ / 1982年11月12日 / アメリカ出身
母親が舞台女優ということもあり、高校卒業後、俳優養成学校に入学。
映画「プリティ・プリンセス」で映画デビューをすると大ヒット。
その後、「プラダを着た悪魔」で敏腕鬼編集長の秘書をする映画もヒットし、日本でも名前が通じる大女優の一人。
代表作「プラダを着た悪魔」「オーシャンズ8」「プリティ・プリンセス」
勝気な性格ながらも、一方で誰にも弱さを見せようとせず、常に気を張っているような演技。
ジュールズの芯の強さは、アン・ハサウェイの実際の性格にもあっているような、自然な演技でした。
「マイ・インターン」ベンから学ぶ名言集
仕事や人生の神髄を学べる「マイ・インターン」には、大切にしたい名言がたくさんあります。
男性も女性も、年齢も問わず、人に優しくなれる方法が隠されているはず。
「映画を見る時間がない!」っていう多忙な方にも、ちょっとだけ覗いてほしいです。
ハンカチは貸すためにある。女性のためにハンカチを持つんだ。 by ベン
ハンカチを持ち歩かない若い社員が、ベンに向かって「ハンカチって意味ある?」と聞いた時の、ベンの返しです。
いつも丁寧にアイロンまでかけた、ぴしっとしているハンカチは、女性が泣いたときに貸すために、いつも持っているのだとベンは言います。
自分の生活を豊かにするためだけでなく、何かあったときに、助けてあげられるになれるよう、準備しておく、というベンの心構えが、紳士で丁寧で、素敵ですよね。
正しい行いは、迷わずやれ by ベン
残業をしていたジュールズとベン、ちょっとした雑談のなかで、ジュールズがベンのFacebookのアカウントを登録してくれます。
その時、「好きな言葉」を書く欄に、ベンはこの言葉を書きます。
それは、SEOとして、日々たくさんの選択をするジュールズにとって、とても染み入る言葉。
ジュールズは、きっと何度も何十回も悩みながら、その答えを出しています。
そんな大事な人の背中を押すような、ベンの一言です。
君の大切なものを他の誰かに渡してほしくない by ベン
仕事に打ち込むジュールズでしたが、会社は急成長。
仕事量が多く、家庭を疎かにしてしまったジュールズは、新しいCEOを雇うべきか、とベンに漏らします。
その時、ベンが言った一言です。
立ち上げを行い、会社を大きくしたジュールズにとって、仕事はなくてはならない、そしてとても大切なもの。
それをインターンとして傍らで見てきたベンは、悩むジュールズに優しく言いました。
この言葉をきっかけに、ジュールズはどうするべきかを悟るのです。
「マイ・インターン」まとめ
みんなの先頭に立って果敢に挑むジュールズですが、仕事を頑張りすぎるあまり、家庭のことにまで目が回らなかったりする弱さも。
そんなジュールズを見事に演じたアン・ハサウェイ。
また、何といっても今作は紳士で、誠実で、真面目な仕事ぶりが滲み出る演技を見せた、名俳優ロバート・デ・ニーロの存在です。
仕事とは何か、人生にとって大事なものとは、と迷走したときに、原点に立ち返ることのできる1本です。
Let’s make it happen!!
行動あるのみ!
これはマイインターンという映画のベンのセリフです。
シニアインターンとしてECの会社で働き始めたベン(70歳)が、超多忙敏腕女社長の下で自分の存在意義を自分なりに発揮していく姿は本当に素敵🥺
働くということの大事な要素がたくさん盛り込まれた映画です。 pic.twitter.com/aRTyuWXnkH— あめり (@Amelie3021) April 16, 2021