2022年5月27日に公開の『トップガン マーヴェリック(Top Gun: Maverick)』についての解説です。
1986年に公開の『トップガン』から36年ぶりとなる続編となっています。
30年後のマーヴェリックを描いた作品で、これまでにないアクション映画です。
本作では全編CGを使っていないのです。その驚くべき理由とは一体なんのでしょうか。
また、映画のあらすじ、キャスト、ネット上の感想を調査してみました。
『トップガン マーヴェリック』あらすじ
前作『トップガン』から30年後、舞台はモハーヴェ砂漠。
ピート・ミッチェル、TACネーム『マーヴェリック』は米海軍パイロットとして任務に挑み続けていました。
時代は有人飛行から無人飛行へと変わり、上層部は経費削減のために無人飛行を推進しています。
無人機に予算を投資することを決定。
有人飛行にこだわり続けるマーヴェリックに上層部は、新型戦闘機で前人未到のマッハ10に到達すればこれまで通り有人飛行にも予算の投資をするという条件を提示されます。
マーヴェリックは見事に条件をクリアします。
すると、最難関のミッション『ウランプラントの爆破』に挑むことになるマーヴェリック。
タイムリミットまで3週間。
マーヴェリックは不可能なミッションに挑むため、パイロットではなく教官としてエリート・パイロット『トップガン』に戻り次世代パイロットたちと任務に挑むことになるのです。
『トップガン マーヴェリック』の監督・キャスト
映画『トップガン マーヴェリック』の監督・キャストについてみていきましょう。
監督:ジョセフ・コシンスキー
監督は、ジョセフ・コシンスキーが務めています。
2010年に公開の『トロン: レガシー』で監督デビューをしました。
その後、2017年に公開の『オンリー・ザ・ブレイブ』で注目を集めました。
最近では、2022年に公開の『スパイダーヘッド』の監督も務めています。
マーヴェリック役 トム・クルーズ
マーヴェリックを演じるのは、俳優のトム・クルーズです。
1981年に芸能入りをします。
ブレイクのきっかけは、1983年に公開の『卒業白書』に出演をしたことでした。
この映画でその年のゴールデングローブ賞主演男優賞にノミネートされました。
代表作としては、1996年に公開の『ミッション:インポッシブル』シリーズや2003年に公開の『ラスト サムライ』などが挙げられます。
ルースター役 マイルズ・テラー
ルースターを演じるのは、俳優のマイルズ・テラーです。
2004年に芸能入りをします。
2010年に公開の『ラビット・ホール』で俳優デビューをしました。
ブレイクのきっかけは、2014年に公開の『セッション』に出演をしたことでした。
この映画で、ゴッサム・インディペンデント映画賞の主演男優賞などにノミネートされました。
代表作としては、2015年に公開の『ファンタスティック・フォー』や2017年に公開の『オンリー・ザ・ブレイブ』などが挙げられます。
ペニー役 ジェニファー・コネリー
ペニーを演じるのは、女優のジェニファー・コネリーです。
1984年に芸能入りをします。
ブレイクのきっかけは、1985年に公開の『フェノミナ』に出演をしたことでした。
2000年に公開の『レクイエム・フォー・ドリーム』ではインディペンデント・スピリット賞助演女優賞にノミネートされます。
代表作としては、2006年に公開の『ブラッド・ダイヤモンド』や2012年に公開の『ハッピーエンドが書けるまで』などが挙げられます。
ハングマン役 グレン・パウエル
ハングマンを演じるのは、俳優のグレン・パウエルです。
2003年に公開の『スパイキッズ3-D:ゲームオーバー』で俳優デビューをしました。
ブレイクのきっかけは、2016年に公開の『ドリーム』に出演をしたことでした。
代表作としては、2015年に放送の『スクリーム・クイーンズ』や2018年に公開の『セットアップ: ウソつきは恋のはじまり』などが挙げられます。
フェニックス役 モニカ・バルバロ
フェニックスを演じるのは、女優のモニカ・バルバロです。
2015年に放送の『スティッチャーズ』で女優デビューを果たしました。
ブレイクのきっかけは、2016年に放送の『UnREAL』に出演をしたことでした。
代表作としては、2017年に放送の『シカゴジャスティス』や2018年に放送の『グッドコップ』などが挙げられます。
アイスマン役 ヴァル・キルマー
アイスマンを演じるのは、俳優のヴァル・キルマーです。
1981年に芸能入りをします。
その後、1983年に放送の『One Too Many』で俳優デビューをしました。
ブレイクのきっかけは、1984年に公開の『トップガン』に出演をしたことでした。
代表作としては、1995年に公開の『バットマン フォーエヴァー』や『ヒート』などが挙げられます。
『トップガン マーヴェリック』の注目ポイント
映画『トップガン マーヴェリック』の注目ポイントやネット上の感想についてみていきましょう。
CG映画の下剋上
映画『トップガン マーヴェリック』は、有人機から無人機へ時代が変わっていく様を描いています。
これは、有人機を実写映像、無人機をCG映像になぞえているのです。
前作の映画『トップガン』ではアクション映画と言えば実写映像が主流でした。
しかし、30年もの時が経つとCG映像の技術も向上し、よりリアルで迫力のある映像が簡単に作れるようになりました。それにより、俳優がケガを負うリスクや経費削減に繋がっているのです。
本作では、そんな映画界の常識に一石を投じた作品だと言えます。
映画『トップガン マーヴェリック』ではすべて実写映像を用いています。
トム・クルーズは、戦闘機に載っている人にかかる「G」を表現するために、CGを使うのではなく実際に5か月間のトレーニングを行なったそうです。
そうすることで、「G」を可視化することに成功をしました。
ちなみに、「G」を撮影するために使用した戦闘機1機に6台のカメラが取り付けられ、800時間もの撮影を行ったとか。
トム・クルーズがアクション映画にかける意気込みを感じますよね!
前作の予習をおすすめ
映画『トップガン マーヴェリック』を200%面白くするには、前作『トップガン』の予習をおすすめします。
それは、キャラクターの繋がりが多いからです。
前作『トップガン』でマーヴェリックのライバルとして登場したアイスマンとの友情や相棒だったグースの息子のルースターとの繋がりが描かれています。
グースの息子のルースターは、グースが任務中に亡くなったのはマーヴェリックのせいだと思い憎んでいます。
マーヴェリックがルースターといかに和解をするかが見どころです。
前作と物語や背景がリンクしており、前作を予習しておくことでよりマーヴェリックという男の心情や人間味を知れますよ。
ネット上の感想
映画『トップガン マーヴェリック』のネット上の感想についてみていきましょう。
トップガン:マーヴェリックですが、100点満点で採点しようと意気込んで見始めたらオープニングで5000点を叩きだし、最終的に100点満点中1000万点でした。ありがとうトム・クルーズ。
— 小柳/美月/あおいろ (@aoiromituki_kon) May 28, 2022
「トップガン マーヴェリック」が全米興行でぶっちぎりのV2を達成。2週目の週末も8600万ドルを稼ぎ、総興収は早くも2億9100万ドルを突破。前週からの落ち込みがわずか32.1%というのはこの規模の作品としては極めて異例で、いかに本作が市場から愛されているかがわかる。今年No.1の特大ヒットへ爆進。 pic.twitter.com/8lMfhWdst9
— 映画情報 オスカーノユクエ (@oscarnoyukue) June 5, 2022
早くも今年NO1のメガヒットを記録しています。
映画の内容、演出、俳優、すべてが完璧な作品だと高い評価を得ていました。
まとめ
2022年5月27日に公開の『トップガン マーヴェリック』のあらすじ、キャストについて調査してみました。
本作は、1986年に公開の『トップガン』から36年ぶりとなる続編で、前作から30年後のマーヴェリックを描いています。
全編を実写映像で撮影しており、CGは使っていません。
それは、トム・クルーズのアクション映画への揺るぎないこだわりの証しだったのです。
ネット上では、映画の内容、演出、俳優、すべてが完璧な作品だと高い評価を得ていました。
前作を予習しておりくことで、映画の世界観をより楽しむことができますよ!