2022年8月12日にNetflixで独占配信されたオリジナル映画『デイシフト』についての解説です。
プールの清掃員の父親が娘の学費のためにヴァンパイアハンターとして吸血鬼を狩りまくるヴァンパイアアクション映画です。
ネット上では評価がいまいちと言われていますが、それは本当でしょうか。
映画のあらすじ、キャスト、評価を調査してみました。
『デイシフト』あらすじ
プールの清掃員をしているバドの本業はヴァンパイアハンターでした。
バドが、妻や愛する娘にもヴァンパイアハンターであることは秘密にしていました。
バドは娘の将来のためにより高額に売れるヴァンパイアの牙を狩るために手段を選んでいませんでした。
組織からバドの監視役としてセスが同行することになります。
ある日、バドは90歳ほどのヴァンパイアを狩ることに成功します。
その牙は高額で取引をされました。
しかし、バドが狩ったヴァンパイアは大物ヴァンパイア・オードリーの娘だったのです。
オードリーはバドに復讐をするため、妻と娘の命を狙うのでした。
果たしてバドは愛する家族をヴァンパイアから救うことはできるのでしょうか。
『デイシフト』の監督・キャスト
映画『デイシフト』の監督・キャストについてみていきましょう。
バド役 ジェイミー・フォックス
バドを演じるのは、俳優のジェイミー・フォックスです。
1992年に芸能入りをします。
ブレイクのきっかけは、1996年に放送の『ザ・ジェイミー・フォックス・ショー』に出演したことでした。
その後、2004年に公開の『コラテラル』では、アカデミー賞助演男優賞にノミネートされました。
代表作としては、2004年に公開の『Ray/レイ』や2014年に公開の『ANNIE/アニー』などがあります。
セス役 デイヴ・フランコ
セスを演じるのは、俳優のデイヴ・フランコです。
2006年に芸能入りをします。
その後、2007年に公開の『スーパーバッド 童貞ウォーズ』でスクリーンデビューをしました。
ブレイクのきっかけは、2013年に公開の『グランド・イリュージョン』に出演したことでした。
代表作としては、2014年に公開の『ネイバーズ』や2020年に公開の『サイコハウス 血を誘う家』などがあります。
ヘザー役 ナターシャ・リュー・ボルディッゾ
ヘザーを演じるのは、女優のナターシャ・リュー・ボルディッゾです。
2016年に公開の『Crouching Tiger Hidden Dragon: ソード・オブ・デスティニー』で女優デビューをしました。
ブレイクのきっかけは、2018年に公開の『唐人街探偵 NEW YORK MISSION』に出演したことでした。
代表作としては、2019年に公開の『ザ・ソサエティ』や『ガンズ・アキンボ』などがあります。
ジョセリン役 ミーガン・グッド
ジョセリンを演じるのは、女優のミーガン・グッドです。
1991年に子役として芸能界入りをします。
1995年に公開の『friday』にスクリーンデビューをしました。
その後、2008年に公開の『ソウ5』で注目を集めました。
代表作としては、2015年に放送の『マイノリティ・リポート』や2019年に公開の『シャザム!』などがあります。
ディラン役 スコット・アドキンス
ディランを演じるのは、俳優のスコット・アドキンスです。
2000年に放送の『Doctors』で俳優デビューをしました。
ブレイクのきっかけは、2006年に公開の『デッドロックll』に出演したことでした。
その後、2009年に公開の『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』ではウェポンXIのスタントマンを務めました。
代表作としては、2016年に公開の『ドクター・ストレンジ』や2019年に公開の『イップ・マン 完結』などがあります。
『デイシフト』の注目ポイント
映画『デイシフト』の注目ポイントやネット上の感想についてみていきましょう。
スタントマン出身の監督
JJペリーとアドキンス pic.twitter.com/KNjFTsy0Cx
— ᴍᴏᴇ (@mo__mds) August 18, 2022
映画『デイシフト』の監督はJ・J・ペリーが務めています。
J・J・ペリーは、映画『ジョン・ウィック』を手がけたチャド・スタエルスキーと『ワイルドスピードスーパーコンボ』や『アトミック・ブロンド』などを手掛けたデヴィッド・リーチが共同で設立したアクション製作会社「87eleven」でアクションデザインを担当していました。
J・J・ペリーがこれまでにアクション指導を行った作品がこちらです。
アクション映画を代表する作品で製作に携わっていた凄い人物だと言えますね。
そんな、J・J・ペリーの監督デビュー作品が映画『デイシフト』なのです。
ジョン・ウィックのオマージュが満載
映画『デイシフト』で登場する銃は、ジョン・ウィックシリーズでキアヌ・リーヴスに射撃指導を行ったタラン・バトラーが提供する銃を使用しています。
タラン・バトラーは、『ジョン・ウィック』以外に『パブリック・エネミーズ』や『ブラックパンサー』などでもテクニカルアドバイザーとして製作に関わっています。
さらに、本作のプロデューサーにはチャド・スタエルスキーも参加しています。
そのため、アクションシーンでも『ジョン・ウィック』に登場するアクションが数多く登場するのです。
頭を空っぽにして観るゾンビアクション
映画『デイシフト』は愛する娘のためにヴァンパイアハンターとして賞金稼ぎをしている父親の話です。
映画冒頭でバド倒すヴァンパイアが実は物語のキーパーソンだったのです。
キーパーソンだったらもっと映画の中盤以降で登場するほうが映画の盛り上がりを感じます。
さらに、主人公のバドは表向きは清掃員のため特殊訓練を受けているわけではありません。
しかし、ヴァンパイアからの攻撃にも重傷を負うこともなく戦っているのです。
プール清掃員のキャラクター設定をアクションに活かしきれておらず、ただの無敵のヴァンパイアハンターと化しています。
もっと、ジョン・ウィックのように致命傷を負いながらも戦うといった人間味があればもっと面白いと感じました。
ただ、スタントマン出身のためアクションシーンは見応えがあり、注目ポイントと言えます。
ストーリーなどは一切気にせずに頭を空っぽにして観るにはおすすめの映画ですよ。
ネット上の感想
ネット上の感想についてみていきましょう。
「#デイシフト」
表向きはプール清掃員だが、本業はバンパイアハンターとして働く主人公は娘の学費のために急遽大金を稼がなくてはいけなくなり…
全体的に脚本の粗が目立ち突っ込み所はあるが😅前半後半と被らないように工夫されてるアクションは見応え十分で👍
個人的には続編希望😙
#ネトフリ pic.twitter.com/wf9l8MpQ2s— 零@映画垢🎬🪬 (@silentwater04) August 12, 2022
ネトフリのデイシフト観てた。
アクションシーンは見応えあるね。
ただ物語の中身は…微妙かな?(^^;
頭空っぽにして観るタイプのアクション映画。— ワンワン (@dragoon121) August 14, 2022
脚本は微妙ですが、アクションシーンは見応えがあるという意見が多く挙がっていました。
まとめ
2022年8月12日にNetflixで独占配信されたオリジナル映画『デイシフト』のあらすじ、キャストを調査してみました。
プールの清掃員の父親が娘の学費のためにヴァンパイアハンターとして吸血鬼を狩りまくるヴァンパイアアクション映画です。
監督は元スタントマン出身のJ・J・ペリーの初監督作品となります。
アクションシーンは見応えがありますが、物語の脚本はいまいちだという意見が挙がっていました。
ストーリーなどは一切気にせずに頭を空っぽにして観るにはおすすめの映画ですよ。