日本で2021年5月7日に公開された映画「ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから」が話題を呼んでいます。
第45回セザール賞で助演男優賞にノミネートされました。
「ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから」のあらすじ、キャスト、ネット上の感想について調査してみました。
『ラブ・セカンド・サイト』あらすじ
高校時代に出会い恋愛結婚をしたラファエルとオリヴィア。
二人は、結婚10年目を迎えています。
ラファエルは人気SF小説家として忙しい毎日を過ごしていました。一方、オリヴィアは小さなピアノ教室で講師をしながらピアニストを夢見ています。
ラファエルは自分の仕事が忙しくオリヴィアと疎遠になっていました。
そんなある日、ラファエルとオリヴィアは些細なことから大ゲンカに発展してしまうのです。
翌日、ラファエルが仕事で訪れたはずの中学校で、自分が卓球に夢中な中学校教師になっていたのです。
そして、オリヴィアは人気のピアニストになった「もう一つの世界」だったのです。
さらに、オリヴィアはラファエルのことを知らず、婚約者もいたのです。
ラファエルは元の世界に戻そうとオリヴィアに接近をします。
しかし、オリヴィアが婚約者を愛していることを知り、人生最大の決断を下すことを決意しました。
果たして、ラファエルの恋は「愛」に変わることができるのでしょうか。
「ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから」のキャスト・監督
映画「ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから」のキャスト・監督についてみていきましょう。
監督:ユーゴ・ジェラン
監督を務めるのは、ユーゴ・ジェランです。
CM制作をしていましたが、その後短編映画を監督しました。
2012年に長編映画「Comme des fréres」で本格的に映画監督として活動をします。
この作品で、第38回セザール賞で新人監督作品賞と有望若手男優賞にノミネートされ話題を呼びました。
2016年に公開された映画「あしたは最高のはじまり」ではフランスで8週連続トップ10入りをしました。
ラファエル役 フランソワ・シビル
主人公のラファエルを演じるのは、俳優のフランソワ・シビルです。
生年月日は1989年1月29日生まれで、出身はパリです。
16歳で映画「Le Cactus」に出演したことをきっかけに芸能界入りを果たします。
2014年に公開された映画「FRANK -フランク-」で一躍有名になりました。
代表作品としては、2017年に公開された映画「おかえり、ブルゴーニュへ」や2019年に公開された映画「私の知らないわたしの素顔」などを挙げることができます。
フランスで最も注目をされている若手俳優と言えます。
オリヴィア役 ジョセフィーヌ・ジャピ
オリヴィアはラファエルの妻でしたが、もう一つの世界ではピアニストとして活躍をしてラファエル以外の婚約者も存在しています。
そんなオリヴィアを演じるのは、女優のジョセフィーヌ・ジャピです。
生年月日は、1994年7月12日で出身はパリです、
10歳で既に芸能界入りを果たし、2005年に公開された映画「Les Âmes grises」で女優デビューをしました。
その後、2011年に公開された映画「マンク~破戒僧~」で一躍有名になりました。
2014年には映画「呼吸 – 友情と破壊」でリュミエール賞有望若手女優賞やセザール賞有望若手女優賞等にノミネートされました。
フランスを代表する実力派女優と言えます。
フェリックス役 バンジャマン・ラヴェルネ
ラファエルの親友のフェリックスを演じるのは、俳優のバンジャマン・ラヴェルネです。
生年月日は1984年8月14日で、出身はフランス・ポワティです。
2012年に劇団「コメディ・フランセーズ」に入団して舞台俳優デビューをしました。
その後、喜劇俳優として注目を集め、映画「セラヴィ!」で第43回セザール賞有望若手男優賞にノミネートされました。
さらに、本作でも第45回セザール賞助演男優賞にノミネートをされています。
実は、ラファエル役のフランソワ・シビルとはプライベートでも親友だそうです。
二人の息の合った演技にも注目できますね。
「ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから」の注目ポイント
映画「ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから」の注目ポイントやネット上の感想についてみていきましょう。
10年間構想がついに映画化!
この映画は、監督であるユーゴ・ジェランが10年間も構想をしていた映画だと言います。
きっかけは「好きな人に出会わない人生だったどうなるのだろう」と感じたことだったそう。
その後、自らの結婚生活から得たヒントを基に何度も構想を練り直してついに映画化したのです。
パリの街並みとオシャレなフランス語、それだけで胸がドキドキしてしまいます。
二人の人生が入れ替わり、ラファエルはオリヴィアとよりを戻そうとするのですが、婚約者の存在を知った時にラファエルの取った行動に感動します。
それは、監督のユーゴ・ジェランは自分の結婚生活で感じたことだったのかなと感じました。
「大切な人をもっと大切に思える」そんな、素敵な映画です。
ネット上の感想
ネット上の感想についてみていきましょう。
『ラブ・セカンド・サイト』試写。面白い!小説家として成功した男が突然別世界にトリップ。富や名声、妻を失い、もはや別人に。『アバウト・タイム』や『ルビー・スパークス』などファンタジーラブコメが好きな人はハマるはず。そして、誰かを失って、後悔したことがある貴方に。必見のラブコメです。 pic.twitter.com/9ZD4mHAk2m
— 加藤るみ (@kato_rumi0309) March 31, 2021
『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』#試写会
これは面白いラブストーリーパラレルワールド!
彼は彼女と出会い結婚するが愛が徐々に薄れ喧嘩をし、次の朝起きたら別世界に、謎とは?
音楽に合わせ二人のフラッシュバックや二人の出会いが表現しててとても良い小説の世界観も良い pic.twitter.com/ZUnOTcNtZA— せつやんぬ (@yiaskogfnb) March 14, 2021
劇中のピアノ演奏も映画の世界観を引き立てています。
ジョセフィーヌ・ジャピは、ピアニストのオリヴィアを演じるにあたって、4か月間にも及ぶピアノの猛特訓を受けたそうです。
まとめ
2021年5月7日に公開された映画「ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから」のあらすじ、キャスト、ネット上の感想について調査してみました。
フランスが注目する若手俳優のフランソワ・シビルとと実力派女優のジョセフィーヌ・ジャピと、フランソワ・シビルと公私ともに仲の良い喜劇役者バンジャマン・ラヴェルネらが演じています。
さらに、監督のユーゴ・ジェランは10年間構想を練っていたそうです。
人を愛することとは何なのか、大切な人がいることの素晴らしさを再確認できるそんな映画ですよ。