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スピルバーグ監督最新作『ウエスト・サイド・ストーリー』あらすじ、キャストを調査!

スピルバーグ監督最新作『ウエスト・サイド・ストーリー』あらすじ、キャストを調査! 洋画
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2022年2月11日に公開のウエスト・サイド・ストーリーについての解説です。
本作は、スピルバーグの最新作で初のミュージカル映画です。

1961年に公開の『ウエスト・サイド物語』のリメイク版です。
映画のあらすじ、キャスト、ネット上の感想を調査してみました。

『ウエスト・サイド・ストーリー』あらすじ

1950年のニューヨークが舞台となっています。

マンハッタンのウエスト・サイドでポーランド系アメリカ人の少年非行グループ「ジェッツ」とプエルトリコ系アメリカ人の非行グループ「シャークス」が縄張り争いをしている最中で、「シャークス」のリーダーを兄に持つマリアは、ジェッツの元リーダーのトニー出会い許されざる恋に落ちていく様を描いた作品です。

『ウエスト・サイド・ストーリー』の監督・キャスト

映画『ウエスト・サイド・ストーリー』の監督・キャストをみていきましょう。

監督:スティーヴン・スピルバーグ

スティーブン・スピルバーグは言わずと知れた名監督で、2018年には総興行収入が100億ドル(約1兆728億円)を超えた映画監督なのです。

「ジョーズ」を始め、「未知との遭遇」「E.T.」「ジュラシックパーク」シリーズなど名作を数多く輩出しています。

最近では、2020年に公開された映画「シカゴ7裁判」や2022年公開予定の「インディ・ジョーンズ5」などを挙げることができます。

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トニー役 アンセル・エルゴート

トニーを演じるのは、俳優のアンセル・エルゴートです。

2012年に芸能界入りを果たします。
翌年に公開の『キャリー』で俳優デビューをしました。

その後、2014年に公開の『ダイバージェント』シリーズで一躍有名になりました。

代表作としては、2017年に公開の『ベイビー・ドライバー』や2019年に公開の『ザ・ゴールドフィンチ』などを挙げることができます。

マリア役 レイチェル・ゼグラー

マリアを演じるのは、女優のレイチェル・ゼグラーです。

2015年に芸能界入りを果たします。

YouTuberとして活動をしていましたが本作で女優デビューをしました。

抜群の歌唱力と演技で今もっとも注目をされている新人女優です。

アニータ役 アリアナ・デボーズ

アニータを演じるのは、女優のアリアナ・デボーズです。

2009年に芸能界入りを果たします。

2011年に舞台女優デビューをしました。
その後、2016年に放送の『ブルーブラッド 〜NYPD家族の絆〜』でテレビドラマデビューをしました。

2020年に公開の『ザ・プロム』でスクリーンデビューをします。
最近では、2021年に放送の『シュミガドーン!』に出演をしています。

ベルナルド役 デヴィッド・アルヴァレス

ベルナルドを演じるのは、俳優のデヴィッド・アルヴァレスです。

2008年に芸能界入りを果たします。
舞台『Billy Elliotthe Musical(原題)』に出演をして、15歳という若さでトニー賞を受賞しました。

最近では、2021年に放送の『ブラックリスト』にも出演をしています。

リフ役 マイク・ファイスト

リフを演じるのは、俳優のマイク・ファイストです。

2011年に芸能界入りを果たします。
2012年に公開の『UNSPEAKABLE ACT』で俳優デビューをしました。

その後、2015年に公開の『イエロー』や『Touched With Fire』などに出演をして頭角を現しました。

最近では、2021年に放送の『パニック~秘密のゲーム~』で主演を務めています。

バレンティーナ役 リタ・モレノ

バレンティーナを演じるのは、女優のリタ・モレノです。

1943年に芸能界入りを果たします。

1961年に公開の『ウエスト・サイド物語』にも出演をしており、アカデミー賞助演女優賞とゴールデングローブ賞の助演女優賞を受賞しています。

その後、1978年から放送の『ロックフォードの事件メモ』や1997年に放送の『OZ/オズ』などに出演をしました。

アカデミー賞、グラミー賞、トニー賞、エミー賞の4つのすべての賞を受賞した女優としてギネスブックにも載っています。

『ウエスト・サイド・ストーリー』の注目ポイント

映画『ウエスト・サイド・ストーリー』の注目ポイントやネット上の感想についてみていきましょう。

スピルバーグ最新作!

1961年に公開の『ウエスト・サイド物語』はアカデミー賞で10部門を受賞した世界的に有名な映画です。
本作は60年ぶりにスピルバーグ監督がリメイクさせた作品なのです。

スピルバーグが初めてミュージカル映画のメガホンを取ったのが『ウエスト・サイド・ストーリー』なのです。
本作は2022年のアカデミー賞で7部門にノミネートされました。
さらに、第79回ゴールデングローブ賞ではコメディ・ミュージカル部門で作品賞、主演女優、助演女優賞を受賞しました。

完璧なオープニング

 

1961年に公開されたリメイク元の『ウエスト・サイド物語』でもオープニングは印象的です。

アメリカを俯瞰していき、マンハッタンのウエスト・サイドに視点を絞っていきます。
本作では、さらにスピルバーグ監督のカメラワークセンスが光っています。
初めにスラム街が現れ、そのままカメラは上空に向かいます。
そして、建設予定地の看板を抜けると、またスラム街に戻ります。
街を取り壊している映像になります。
それはまるで俯瞰して見えて、下に下がっていき地面のギリギリでスラム街の少年の顔が飛び出してくるのです。

このカメラワークは、スピルバーグ監督しか撮影できない完璧な映像と言えます。

原作に忠実な作品

映画『ウエスト・サイド・ストーリー』はモチーフとなった『ロミオとジュリエット』を色濃く反映しています。

例えば、マリアが住むマンションは高層階で、下からトニーが登ってくる映像もロミオとジュリエットを彷彿とさせます。
さらに、二人がダンスパーティーで出会うシーンでもマリアとトニーを立ち止まらせて、周りだけが踊っているため「二人だけの世界」を表現しています。

アメリカの現代社会問題を描く

物語では「ジェッツ」と「シャークス」がウエスト・サイドから都市開発のために追い出される様子が描かれています。

劇中で描かれている彼らは生まれた時から居場所がない人々なのです。
周りからは「不安定だからセラピーにが必要だ」と言われます。
セラピーに行くと「病気だ」と言われます。
病院に行くと「仕事が必要だ」と言われ、そんな彼らには「仕事がないので刑務所に行け」と言われます。そして刑務所に行くと「セラピーが必要だ」と言われるのです。

こうして彼らにはウエスト・サイドしか居場所がないのに、唯一の居場所が奪われそうになっているという悲劇を歌っているのですね。

リメイク元である『ウエスト・サイド物語』よりも掘り下げて描かれています。

劇中に登場する「アメリカ」という曲もリメイク元の『ウエスト・サイド物語』でアメリカを褒めながらも批判する社会的側面が研ぎ澄まされています。

キャスティングミス?

本作でトニーを演じたアンセル・エルゴートを演じていますが、彼が主演男優賞を受賞できなかったのはある不祥事が原因と言われています。

2020年6月に当時17歳だったギャビーという女性と未成年であることを知りながら関係を持ったと告発をされました。
ギャビーがアンセルのSNSへメッセージを送ったところ本人から返信があり二人は会ったそうです。
そこで、ギャビーが当時17歳になったばかりであると伝えたにもかかわらず関係を強要したと言われています。
さらには、ヌード写真を強要したり「ダンス仲間3人とセックスをしよう」などと持ち掛けたとか。

アンセルは関係を持ったことは認めつつも、合意の下だったとしています。
2014年にアンセルが20歳だった時に一度だけ交際をしており、「別れる際に連絡を取らなかった」と明かしていました。
その後、この問題に関して詳しいコメントは発表をしていません。

素晴らしい映画で愛の美しさを高らかに歌い上げている映画だからこそ愛を誠実に語れる俳優をキャスティングして欲しかったという意見も挙がっていました。

ネット上の感想

ネット上の感想についてみていきましょう。

リメイク元の『ウエスト・サイド物語』を観ていなくても楽しめますが、より物語を知るにはリメイク元を観ることをおすすめします。

まとめ

2022年2月11日に公開の『ウエスト・サイド・ストーリー』のあらすじ、キャストについて調査してみました。

本作は、スピルバーグの最新作で初のミュージカル映画として注目をされています。
1957年に公開の『ウエスト・サイド物語』のリメイク版で60年前の内容に充実な作品です。

監督のスピルバーグの独特のカメラワークをふんだんに盛り込んでおり、モチーフとなった『ロミオとジュリエット』を色濃く反映しています。

さらに、劇中に登場する「アメリカ」という曲もリメイク元の『ウエスト・サイド物語』でアメリカを褒めながらも批判する社会的側面が研ぎ澄まされています。

リメイク元を知らなくても十分楽しめますが、リメイク元を観ておくとさらに世界観が分かりおすすめです。

この記事を書いた人

映画・ゲーム・食べることが好き。
お風呂と小動物が癒し。

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